普賢寺
普賢寺(正式名称:大理普賢寺)は、雲南省大理ペー族自治州の大理古都の北東の角、玉洱路の下段北側に位置しています。
普賢寺は明の万暦年間に建立され、清の康熙18年に再建、清の咸豊4年に修復されました。普賢寺は西向きに建てられており、元の建物には門楼、南北廂房、正殿、中庭にある2つの四角い石塔がありましたが、現在は本堂と北廂房のみが残っています。本堂は単檐歇山頂、抬梁式石木構造です。軒口は三跳「米」字型の斗栱で、額枋、雀替の彫刻は精巧で、内外ともに彩絵が優雅で、建築工芸のレベルが高いです。
普賢寺は大理古都内に現存する仏教寺院として、大理が歴史文化都市であることの重要な証となっています。