ニューヨークのマンハッタンにある多くの建築物の中で、19棟の摩天楼から成るロックフェラーセンターは間違いなく最も目を引く存在です。それはロックフェラー自身の伝説だけでなく、建築そのものの先進的なデザインによるものです。
20世紀初頭から現在に至るまで、この摩天楼群は決して時代遅れになったことはありません。1933年に初めて一般公開されたロックの頂展望台(Top of the Rock)は、ニューヨークのインスタ映えスポットの先駆けとなっています。
ロックの頂の景観は世界最高級です。東西南北の四方向にある展望デッキからは、純粋な360°の遮蔽物のない平視で、ニューヨークの壮大なスカイラインを一望できます。帝国ビル、自由の女神像、ブルックリン橋、セントラルパーク、メトロポリタン美術館などのランドマーク建築が目の前に広がります。
スカイビームはロックの頂の最新のアトラクションで、当時の建築作業員が苦労しながらも楽しんでいた高空作業と、無敵の景色を体験するためのものです。今年の10月には、さらに新しい体験プロジェクトが完成し、センターから昇るプラットフォームがロックの頂の最高点となります。一緒に楽しみにしましょう。
ニューヨークには何度か訪れていますが、ロックフェラーセンターの前を通っただけで、ビルの中に入るのはこれが初めてです。センター広場にある力と自由を象徴し、天を支えるアトラス像は20年以上変わっていませんが、変わるのは私たちがいずれ老いていく顔です。
ニューヨークのロックフェラーセンターに急いで行きましょう。人類が群れをなして生きる究極の知恵と文明を感じてください。