https://jp.trip.com/moments/tag-414288-%E6%B0%91%E9%96%93%E6%95%85%E5%AE%AE/
【世界遺産・宏村】北京故宮に対して、宏村は民間故宮
中国安徽省にある宏村(hongcun)は、西递とともに、“安徽南部の古村落”として世界遺産に登録されており、世界遺産の黄山とも近い(1~2時間)事から、セットで回ることが多いです。村は900年前の1100年代に汪(ワン)一族により建設され明・清時代の建物が137棟も残っています。
村の入り口には南湖があり、村の全景と背景の山々の風景が南湖に写しだされ素晴らしいです。村の中央にも月の形をした月沼があり、こちらも古い町並みを映し出します。村の中には水路が張り巡らされており水も綺麗です。昔は野菜を洗ったり洗濯物を洗ったり、時間により使い分けていたそうです。
村の各所の建物の見学が可能ですが、宏村の建物の中央部には天井が無いです。昔、この地方は商人が多く、雨はお金ととらえており、天から降ってくるお金(雨)を自分の家の中に取り込むため屋根が無いとか。また、壁やドアの木には彫刻が施されていますが、大きく繊細です。宏村は民間故宮とも呼ばれていますが、納得の出来栄えです。
訪問日:2023年1月1日
#宏村#中国#安徽省#世界遺産#民間故宮#村落