薄雪が紅い装いを祝う皇家——清東陵
2025年1月26日の早朝、この冬初めての小雪が止んだ直後、家族が清東陵に行くことを提案しました。薄雪の下の赤い壁と黄色い屋根を見に行こうと。そこでこの一連の写真が撮られました。
清東陵は、河北省唐山市遵化市の北西30キロメートルに位置し、北京市中心部から西へ125キロメートルの距離にあります。清朝時代、清東陵の陵区は約2500平方キロメートルを占めていましたが、現在の管理面積は80平方キロメートル(一説には78平方キロメートルで、そのうち前圏の陵寝区域は約48平方キロメートル、建築面積は71,020平方メートル)です。中国に現存する規模最大、体系最完備、配置最整然、保存状態最良の古代帝王陵墓建築群の一つです。
清東陵は清の順治18年(1661年)に建設が始まり、247年の歳月をかけて完成しました。陵区は南北125キロメートル、東西20キロメートルに及びます。217の宮殿や牌楼が次々と建てられ、大小15の陵園(5つの帝陵、4つの后陵、5つの妃園寝、1つの公主園寝)を形成しています。清東陵には5人の皇帝、15人の皇后、136人の妃嫔、3人の阿哥、2人の公主、合計161人が埋葬されています。
清東陵は明清皇家陵寝の構成部分として、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。5A級観光地です。