梅里雪山(めりせきざん)は、チベット察隅県東部と雲南迪慶チベット族自治州徳県境雲嶺郷西部に位置する南北に走る巨大な雪山群で、全長は150キロメートルである。「梅里」は、漢訳で漢訳された徳欽チベット語のmainriで、薬山を意味し、様な名高い薬材が豊富に産出されていることから名付けられた。また雍仲ベン教の聖地でもあり、チベットの岡仁波斉、青海のアニマ卿山、青海の朵覚沃と並んでチベット仏教の四大神山とも呼ばれている。最高峰のカワグボ峰は標高6740メートルで、雲南省で最も高い峰で、徳欽県の南西10キロに位置し、中甸県城から184キロ離れている。長さは約30キロメートルで、その中でピラミッド状の最高峰はカワグボ峰で、標高は6740メートルで、周囲の山の山頂面から1キロメートル近く突き出た極高山で、雲南省の最高峰である。梅里雪山断裂活動が強く地勢が高くそびえ立ち、標高6000メートル以上の13の高峰がカワグボ峰の周辺に囲まれ、青蔵高原の東南縁で最も高い山である。