6泊はホテルに泊まり、1泊はドラゴンブラッドツリーのテントに宿泊。とても快適で、苦労は感じませんでした。
出発前はほとんど誰もその名前を聞いたことがなく、
「地球上で最も地球らしくない場所」と言う人もいました。
今ではそれを信じています。
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🏝 1日目
アブダビから直行便で2時間余り、飛行機は驚くほど静かな小さな島に着陸しました。
風は塩っぽく、空は青い。
ガイドに連れられてハディボの町へ行き、
ホテルは豪華ではないけれど、窓の外はすぐ海でした。
夜はベッドに横になって波の音を聞きながら、
久しぶりの静けさを感じました。
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🌊 2日目
カランシヤ湾とデトワラグーンへ行きました。
その水はまるで絵の具のパレットをひっくり返したかのように青く、
小舟が海面で揺れ、手を伸ばして水に触れると、心まで冷たくなりました。
昼は海辺で焼き魚を食べ、
魚の身は信じられないほど柔らかく、
食べ終わるとそのまま砂浜で眠ってしまいました。
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🐚 3日目
船に乗ってショアブビーチへ。
そこには本当に何もありません——
電波も人も音もなく、
あるのは風と波だけ。
シュノーケリング中、陽光が水中の小魚に降り注ぎ、
星のように輝いていました。
思わず笑みがこぼれ、
その瞬間、何もかもがどうでもよくなりました。
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🌳 4日目
朝、ディクサム高原へ出発。
ドラゴンブラッドツリーが一本一本現れ、まるで傘を広げたよう。
樹液は本当に赤かった。
夜はそのドラゴンブラッドツリーの下でキャンプ。
風がテントをバタバタと揺らし、
見上げると満天の天の川。
初めて、自分と宇宙がこんなに近いと感じました。
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💧 5日目
朝は木陰で朝食をとり、
蜂蜜、パンケーキ、熱いお茶。
その後、峡谷で天然の泉に浸かりました。
陽光が水面に当たり、
小川全体が輝いていました。
その日はたくさん笑い、
まるですべての悩みが山の外に置いてきたかのようでした。
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🏜 6日目
アルヘル砂丘へ。
とても不思議な光景——片側は海、片側は砂漠。
裸足で砂丘の頂上まで登り、
風はとても強く、太陽はゆっくりと海に沈んでいきました。
足元の砂は熱く、目の前の波は冷たく、
そこに座って空が少しずつ黄金色に変わるのを見ていました。
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☁️ 7日目
ホムヒル自然保護区。
天然の「空のプール」があり、
水は崖の端から流れ落ち、
下には広大な海が広がっています。
水に浸かりながら、海の上を漂う雲の影を見ました。
夜はみんなで火を囲んで歌い踊り、
言葉はわからなくても、
その楽しさは共通していました。
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✈️ 8日目
アブダビへ帰る日。
荷物をまとめるとき、少し名残惜しかったです。
飛行機が離陸する前、窓から下を見下ろすと、
その青さはあまりに澄んでいて、まるで夢のようでした。
ソコトラには電波もショッピングモールもインスタ映えスポットもありません。
でも風があり、海があり、久しぶりの鼓動があります。
Celeste @ Cox793