泉鏡花句碑

観音院の帰りに

観音院の帰りに卯辰山を降りてくる途中で偶然見かけました。通路脇に案内表示があったので気づきましたが、それがなければ気づかなかったと思います。

目立たない場所にあり、足を止める人もほぼ皆無でした。

多くの文豪が足跡を残した金沢には、彼らの記念碑がいくつも残されてます。卯辰山自然公園の中にある、この泉鏡花句碑もその一つです。目立たない場所にあり、足を止める人もほぼ皆無でした。

切なさが伝わる

泉鏡花句碑があるのは、卯辰山自然公園です。歌碑には『はゝこひし　夕山桜　峰の松』と刻まれています。この碑には、鏡花は幼いころに母を失いました、その時の鏡花の心情がしみじみと感じ取れる素晴らしい歌です。

見つけにくいので、地図を持って出かけましょう

卯辰山への登り口の脇に立っているのですが、結構地味で行き過ぎてしまいそうです。かつ、地元民もあまり「名所・旧跡」としての認識がないので、道を尋ねても「しらない・わからない」と言われてしまうかもしれません。行くときには、必ず地図を持っていくことをお勧めします。