宮水発祥之地の碑

日本酒の歴史に関心ある方にのみしか　訪問お薦めできません

櫻正宗6代目当主の山邑太左衛門が　天保11年（1840)に宮水を見つけたことは有名ですが　山邑太左衛門は六甲山系の恵まれた水車を利用し、高精白米仕込みにより　灘地区における日本酒の醸造に寄与したこと　今回の訪問で初めて知りました。宮水はﾘﾝやｶﾙｼｳﾑなどを多く含む為　飲用に不向きですが、ﾐﾈﾗﾙが麹菌や酵母の栄養となり、鉄分を含まないので風味を損なわなわず　醪の湧きが早くなるそうです。　但し　景...

酒造りに適した水が見つかった証

散歩中に偶然見つけ、立ち寄りました。酒造りに適した水、「宮水」を発見したため、この一帯で酒造りが盛んになったそうです。

「西宮水」が「宮水」となった。

この地域だけの「美味しい井戸水」。六甲山系からの伏流水が花崗岩を削りながら地下へ流れて近くの甲子園の浜の塩分も含まれたミネラル豊富な井戸水の事だそうだ。ここもピンポイントでしかないために、「日本酒造りに欠かせない酒造メーカーが密集した。それらが灘五郷と呼ばれる日本酒のブランド大手メーカーだ」日本の名水１００選の一つとして有名な場所・

ここを知ることは「兵庫県の西宮市には、なぜ日本の酒どころが集中しているのか？」が理解できる

「西宮市街地」をドライブ中に知った「碑」だった。宮水とは？「六甲山からの地下水がこの地に清い水を噴出させる場所だった。「灘五郷（なだごごう）」と言われる、日本酒の原酒のメーカー「白鹿、大関、白鶴、白雪、菊正宗、などの日本の代表的酒どころ。」良いコメのは、良い水があってこそ良い酒造りにとながるとある。

思ったより殺風景なところでした

阪神西宮駅から歩いて１０分弱で行けます。西宮駅を背に南下して行き、阪神高速の下をくぐった先から、酒造メーカーの立ち並ぶ宮水地帯になります。ただ、観光地にはなっていないので、歩いていても楽しい感じはしません。メイン通りから外れて見当をつけた場所に、発祥の碑がありました。訪れる人も他にはおらず、ひっそりしていました。