雲州そろばん伝統産業会館

出雲横田駅前の伝統工芸スポット

　出雲横田駅のすぐ横です。松本清張の｢砂の器」にも出てくる雲集そろばんの歴史を語ってくれる施設･。 　そろばんを製作する工程や工具、さらに世界のそろばんのコレクションなど内容豊富です。 　電卓パソコン全盛の現代ですが、ここへ来るとそろばんも風情があっていいなと思いました。

日商検定1級以上の人は行くべし

算盤の名産地の一つである奥出雲にあり、珠算の歴史と製造に関する展示を行っています。日によっては伝統工芸士さんの仕事場を見学することができ、旧式の1玉が5つ付いている(通常は4つ)算盤や、両面から使用できる算盤を実際に手に取って見るのは大変興味深く、工芸士さんが使用されている切削道具も非常に洗練されており面白いです。 算盤技能を一定レベルにまで高めた人なら、珠算そのものの歴史について考えてみるのも...

伝統あるそろばんの歴史を伝える産業会館

奥出雲町横田は、古くから伝わるそろばんの伝統を伝える全国でも希少な場所です。雲州そろばんの歴史と伝統を伝える展示品があります。

亀嵩そろばん

松本清張『砂の器』にも登場する、亀嵩そろばん。そろばんが下火になって、一時は存続も危ぶまれたそうですが、また人気も復活してきているとかで、こちらのそろばんにも活路が見えてきていると思います。そろばんの博物館は、全国でも珍しいのではないでしょうか。

そろばんの歴史がわかります

そろばんというと播州そろばんが有名ですが、ここ雲州もそろばんが有名な地で、どのように奥出雲でそろばんが発達していったかがわかります。