駐車場は道路を挟んだ向い、高倉勝子美術館の敷地内。入館料200円。周辺施設同様ペイペイ支払可。後藤新平や斎藤實も書生(受付業務)として県庁で働いていたのが興味深い。名前の通り、本来は今の岩手県水沢市に置かれる予定だったとか。裁判所併設。行政のスリム化コンパクト化を推進する際の参考となります。
特徴的な門構えです。県庁としての利用歴より、裁判所としての使用が長かったようです。建物の全体模型や今はまぼろしとなった水沢県の全貌が理解できます。
和洋折衷の建物で玄関と本棟は当時からのものが残されているそうで重厚感があります。裁判所としても使われていたそうで当時の資料等が展示されています。
施設名では水沢県庁となっていますが、実際にその名前で使われたのは3年ほどとのこと。登米県庁、水沢県庁、登米村第一小学校、登米区裁判所と名前を変え、昭和まで使われていたそうです。珍しい施設だと思います。
水沢県。戊辰戦争の結果、分割された伊達藩の北部に一時的に設置された県です。その庁舎跡がこの建物です。北上川の水運を利用する小都市は、歴史の流れから取り残されて行きます。しかし、紛れもなく、ここに近代日本の出発点があったのですね。こんな小さな建物で、県政が行われていたこのかなと不思議な気がしてきます。近代化の夢は、この小さな建物、そしてそこで働く人間の小さな頭の中にあったのかもしれない。奇妙な錯覚を...
行財政改革
駐車場は道路を挟んだ向い、高倉勝子美術館の敷地内。入館料200円。周辺施設同様ペイペイ支払可。後藤新平や斎藤實も書生(受付業務)として県庁で働いていたのが興味深い。名前の通り、本来は今の岩手県水沢市に置かれる予定だったとか。裁判所併設。行政のスリム化コンパクト化を推進する際の参考となります。
まぼろしの県庁
特徴的な門構えです。県庁としての利用歴より、裁判所としての使用が長かったようです。建物の全体模型や今はまぼろしとなった水沢県の全貌が理解できます。
旧県庁
和洋折衷の建物で玄関と本棟は当時からのものが残されているそうで重厚感があります。裁判所としても使われていたそうで当時の資料等が展示されています。
歴史に翻弄された建物
施設名では水沢県庁となっていますが、実際にその名前で使われたのは3年ほどとのこと。登米県庁、水沢県庁、登米村第一小学校、登米区裁判所と名前を変え、昭和まで使われていたそうです。珍しい施設だと思います。
近代日本の軌跡
水沢県。戊辰戦争の結果、分割された伊達藩の北部に一時的に設置された県です。その庁舎跡がこの建物です。北上川の水運を利用する小都市は、歴史の流れから取り残されて行きます。しかし、紛れもなく、ここに近代日本の出発点があったのですね。こんな小さな建物で、県政が行われていたこのかなと不思議な気がしてきます。近代化の夢は、この小さな建物、そしてそこで働く人間の小さな頭の中にあったのかもしれない。奇妙な錯覚を...