京都市左京区に位置する哲学の道は、琵琶湖疏水分線に沿った歩道です。永観堂付近にある熊野若王子神社前の冷泉通若王子橋を南端とし、銀閣寺までの約1.5kmの散歩道は、日本の道100選にも選ばれています。哲学の道の桜は、近くに居を構えた日本画家・橋本関雪が、1921年に京都市に300本の桜の苗木を寄贈したのに始まります。