瀘沽湖(ろここ)は、雲南省の寧ロウイ族自治県と四川省塩源県の間にあります。湖の形が曲がったヒョウタンに似ているため、その名が付きました。瀘沽湖は海抜約2,600mで、「高原の真珠」として知られています。湖畔に住むモソ人はナシ族に属しています。「走婚」を慣習としたモソ族は、数少ない母系社会の1つです。猪槽船で瀘沽湖まで来ると、澄んだ湖面を飛んでいるアカハシギンカモメの群れを見られるでしょう。周りにはまるで絵のような風景が広がっています。