十八の村には長い歴史と素朴な古代の習慣があります。その昔、この村は大小18の村から構成されていたため、古くは十八村と呼ばれていたと言われており、1,000年以上の歴史があります。唐、宋、元、明、清の時代の保存状態の良い古代建築が 20 軒以上あり、豊かな文化的意味を持つ伝統的な民俗習慣が多く人々に伝わっています。
村の古代の建物は、緑のタイルと白壁の普通の田舎の住宅の中に点在し、小川、田んぼ、竹林に囲まれ、山と緑の木々のまばらな影に隠れています。レンガの彫刻、石の彫刻、銘板、対句は古くまだらですが、それでも精巧です。元、明、清の時代に建てられた古い家々のほとんどがよく保存されています。六仙寺、荘祖堂、朱三公祖堂、楊三公祖堂、陳家祖宅、万安橋、文昌などです。楼閣、蒙古陵、元帥閣、永興寺…そっと近づくと、しっとりと少し甘い朽木の香りさえ漂ってきます。
村の入り口にある万安橋は南明の龍武の冰年に建てられ、橋脚が 3 つ、穴が 4 つある、長さ 37 メートルの長方形の石造りの平梁橋です。船の形をした桟橋が特徴的で、中国では珍しい一枚岩で作られています。
村内には「ムカデ通り」があり、その姿がムカデに似ていることから名付けられました。元の時代に建てられ、全長は 470 メートル以上あり、中心線は長い青石の板で結ばれており、両側は水平に建てられています。街路全体の中心線は凸状で、うねっています。遠くから見ると、街路の石畳は這う道のように見え、巨大なムカデが村全体を駆け抜けています。ムカデ通りは世界に3つ半しかないと言われており、十八村はそのうちの1つを占め、地元の人々も誇りに思っています。通りの両側には明や清の時代からの家々が立ち並び、古い町並みや路地を歩いていると懐かしい気持ちになります。
「西仙寺」は山から垂れ下がった一軒の建物で、幅は5間、奥行きは6間あります。寺院にはパティオ、本殿、左右のホールがあり、宋代の学者である楊氏、羅従厳、李東、朱熹の四賢人を祀っています。 630年の歴史があり、現在は市の文化財保護単位に指定されています。