安徳天皇 阿彌陀寺陵

悲劇皇帝陵

原文に戻す

丹之浦の戦いでは、敗戦した平家の母である安徳天皇が水に落ちて命を落とした。これがこの悲劇的な皇帝の霊廟です。

安土桃山天皇の家廟

原文に戻す

ヘイアン時代に権力が起こって7年間のゲンペイ戦争で負けたら、8歳のアントク天皇とおばあちゃんが一緒に海に飛び込んで死んだことを記念して建てた神社は赤間神社です。安土桃山天皇の家廟が赤間神社にあり、毎年5月に安土桃山天皇を記念する祭祀を執り行うと言われています。

石段の上に閉ざされた門があるだけ

　安徳天皇は、わずかに満６歳の時に壇ノ浦の戦いに敗れて、二位尼に抱かれ入水した崩御されました。その安徳天皇をお祀りしている赤間神宮のとなりに、こちらの御廟がありました。 　色彩も派手で、多くの参拝客でにぎわっていた赤間神宮とは打って変わって、訪れていた人もほとんどいませんでした。石段の上に閉ざされた門があるだけで、それが一層、悲劇の物語を感じさせるものでした。

厳かな門

　赤間神宮をお参りした後、水天門から西側へ少し進んだところに、厳かな門がありました。この門が、安徳天皇阿弥陀寺御陵でした。 　１１８５年。壇ノ浦の戦いで平家が敗れた際、数え年でわずか８歳の安徳天皇は神璽と宝剣を身につけた二位尼に抱かれ入水したとされています。その安徳天皇の御陵です。参拝者が多かった赤間神社とは違って、訪れる人は見当たりませんでした。静かに、お祈りをしてきました。

門を見るだけです

赤間神宮に隣接。 安徳天皇は平清盛の孫にあたり、1180年に1歳で第81代の天皇に即位。1185年に壇ノ浦の戦いで入水し崩御。この地は1889年に擬陵(陵墓と推定される場所)と定められた。当然ながら陵内に入ることはできず、門を見ることしかできません。