【お盆のお墓参り】お盆のお墓参りの時期・マナー・手順と持ち物・行けない場合の対処法を完全解説
目次
- お盆のお墓参り | お盆のお墓参りはいつ行くべき?
- お盆のお墓参り | お盆のお墓参りの日程
- お盆のお墓参り | お墓参りに適した時間帯
- お盆のお墓参り | 避けるべき時間帯
- お盆のお墓参り | お盆にお墓参りするのはなぜ?
- お盆のお墓参り | お盆にお墓参りする際のマナー
- お盆のお墓参り | 持ち物のマナー
- お盆のお墓参り | 服装のマナー
- お盆のお墓参り | お布施のマナー
- お盆のお墓参り | お墓参りの手順
- お盆のお墓参り | お墓参りのタブー
- お盆のお墓参り | 地域によって異なるお盆のお墓参り事情
- お盆のお墓参り | お墓参りに行けない場合はどうすればよい?
- お盆のお墓参り | よくある質問
- Q1: お盆とお彼岸のお墓参りはどう違いますか?
- Q2: 妊婦や子供もお墓参りに行っていいですか?
- Q3: お盆にお墓参りに行けないと罰が当たりますか?
- Q4:神道ですが、お盆のお墓参りは必要ですか。
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お盆のお墓参りは、ご先祖様を家までご案内するための大切な役割を持っており、特に故人が亡くなって初めて迎える「初盆(新盆)」では丁寧にお参りするのが習わしです。この記事では、お墓参りの時期、手順、持ち物、服装のマナー、行けない場合の対処法まで、お盆のお墓参りに関するすべてを詳しく解説します。

(写真:小さなお葬式)

(写真:長谷川仏具店)
1. お墓の掃除(12日)
ご先祖様をお迎えする前に、お墓を清めることが大切です。理想的なスケジュールは:
- 基本:8月12日までに掃除を完了
- 余裕があれば:8月初旬に掃除を兼ねたお参り
- 特に初盆の場合:早めの掃除が望ましい(親族が参列する可能性が高いため)
2. 盆入り(13日)
お盆初日は「迎え日」として最も重要な日です。この日のお墓参りでは:
- ご先祖様の霊をあの世からお迎えする
- 地域によっては「迎え火」を焚く
- 玄関先に盆提灯を飾り、道しるべとする
- 午前中の参拝が理想的
3. 留守参り(14日・15日)
「留守参り」とは、ご先祖様が家にいる間、お墓を守ってくださる仏様への感謝を表す風習です:
- 関東地方を中心に残る伝統
- お墓の状態を確認する意味合いも
- 14日か15日のどちらかで参拝
4. 盆明け(16日)
お盆最終日は「送り日」として:
- ご先祖様の霊を見送る儀式
- 「送り火」を行う(京都の大文字焼きなど)
- 精霊舟を流す地域では参拝しない場合も
- 夕方の参拝が一般的
お盆のお墓参りは、日が沈む前(日没30分~1時間前まで)に済ませます。一般的なお墓参りの基本は午前中です。
これには以下のような理由があります:
1. 午前中(8時~11時頃)が最適な理由
- 仏教では「午前中の空気が最も清浄」とされる
- 夏場の暑さを避けられる
- 墓地が静かで落ち着いてお参りできる
- 特に初盆の場合は早朝が望ましい
2. 夕方(16時~日没前)も選択肢に
- 伝統的な「迎え火」の時間帯と合致
- 仕事帰りに寄りやすい
- 日没直前は避ける(暗くなる前に終えるため)
近年増えた納骨堂などの屋内施設においては、あまり時間帯を気にする家も少ない傾向です。
1. 真昼~午後(12時~15時頃)
避けるべき理由:
- 熱中症リスク
- 夏の日中は墓地の気温が40℃近くまで上昇
- コンクリートや石からの照り返しが強い
- 高齢者や子どもは特に注意が必要
- 墓石の損傷
- 熱くなった墓石に水をかけるとひび割れの原因に
- 花やお供え物がすぐに傷んでしまう
- 参拝の質の低下
- 暑さで集中力が続かない
- 早く終わらせようと丁寧さが欠ける
2. 日没後(18時以降)
避けるべき理由:
- 安全面の問題
- 足元が見えづらく転倒の危険
- 蛇やハチなどの危険生物が活動
- 防犯上のリスク(人通りが少ない)
- 伝統的な観点
- 「夜の墓参りは良くない」という言い伝え
- 年配の方から苦情を受ける可能性
- 霊園によっては規則で禁止されている場合も
- 施設の制約
- 納骨堂の閉館時間に間に合わない
- 共用の手桶やひしゃくが片付けられている
やむを得ず暑い時間帯に行く場合は:
- 日傘や帽子で直射日光を避ける
- 水分を十分に持ち歩く
- 30分以内の短時間で済ませる
- 墓石に水をかける前に温度を確認
お盆のお墓参りには、単なる先祖供養を超えた深い意味が込められています。この伝統的行為は、日本人の死生観や家族観を如実に表す貴重な文化と言えるでしょう。
1. ご先祖様との対話の場
お墓参りは、単なる儀礼ではなく、ご先祖様と心を通わせる大切な対話の場です。手を合わせる行為を通じて、目には見えない絆を感じ、感謝の気持ちを伝えることができます。特に初盆(新盆)では、故人との思い出に浸りながら、あの世とこの世をつなぐ特別な時間を過ごすことができるのです。
2. ご先祖様を家へお迎えするための道案内
伝統的には、お盆のお墓参りはご先祖様の霊を家まで案内するための重要な役割を持っています。多くの地域で見られる「迎え提灯」の風習は、まさにこの考え方を象徴しています。お墓で灯した火を提灯に移し、その明かりを頼りに家まで導くという行為は、あの世から帰ってくるご先祖様への心遣いと言えるでしょう。
3. 家族の絆を再確認する機会
現代では核家族化が進み、普段は離れて暮らす家族が一堂に会する貴重な機会でもあります。お墓参りを通じて、家族の歴史や命のつながりを改めて意識し、絆を深めるきっかけとなります。特に初盆(新盆)では、故人を偲びながら家族の結束を強める大切な時間となるのです。
4. 宗教的・文化的な意義
仏教的な観点から見れば、お墓参りは功徳を積む行為であり、故人が極楽浄土へ旅立つのを助けるとされています。また、日本古来の祖霊信仰とも結びつき、季節の節目に先祖と交流するという文化的な意義も持っています。
このように、お盆のお墓参りは、単なる習慣ではなく、日本人の精神性や家族観、死生観が凝縮された大切な伝統なのです。時代が変わっても、こうした文化を次の世代に伝えていくことが、私たちの務めと言えるでしょう。

(写真:長谷川仏具店)
【基本セット】
- 線香(宗派によって本数が異なります)
- ろうそく(風防付きが理想的)
- ライター(風に強いタイプ)
- 生花(菊など長持ちする花)
- 数珠(宗派に合わせたもの)
- 手桶とひしゃく(共用でない場合)
【初盆(新盆)特別】
- 白提灯(一部地域)
- 卒塔婆(寺院に依頼必要)
【お供え物】
故人の好物や季節の果物が適しています。ただし、生ものは傷みやすく、匂いの強い食品は避けましょう。お酒を供える場合は、墓石にかけずに供えるのがマナーです。
【掃除用具】
柔らかいスポンジ、古歯ブラシ(文字用)、タオル数枚、ゴミ袋など。最近では虫よけスプレーや冷感タオルも重宝します。
【一般参拝】
- 清潔な平服でOK
- 色は白・紺・グレーなど落ち着いた色合い
- 素材は涼しい麻や綿がおすすめ
- 帽子や日傘は墓前で外す
【初盆(新盆)法要出席】
- 男性:夏用礼服(黒か紺のスーツ)
- 女性:黒無地か紺のワンピース
- アクセサリーは最小限に
【避けるべき服装】
- タンクトップやホットパンツ
- 派手な柄や原色の服装
- サンダルやハイヒール
- 毛皮製品(殺生を連想させる)
特に初盆では、故人への敬意を表す服装が求められます。暑さ対策として、吸湿速乾性のインナーを着用するなどの工夫も大切です。
【基本相場】
- お布施:5,000~10,000円
- 御車代:5,000円~(寺院外の場合)
- 御膳料:5,000~20,000円(会食欠席時)
【包み方】
- 白無地の封筒を使用
- 表書きは「御布施」「御車代」「御膳料」
- 裏面に住所・氏名・金額を記入
- 新札を準備(肖像が表に)
【渡し方】
- 切手盆に乗せて渡す
- 直接手渡しは避ける
- 読経後に感謝の意を伝える
通常のお墓参りで僧侶と会わない場合は不要ですが、寺院墓地では本堂に挨拶に行くのが礼儀です。初盆の場合は特に、早めに連絡を入れておきましょう。

(写真:マゾヤ葬儀社)
1. お掃除とお参りの準備
寺院墓地の場合は、まず手水舎で手と口を清め、本堂に向かって一礼します。自家の墓域に到着した際も同様に、墓前で一礼してから作業を始めます。隣接するお墓に対しても軽く会釈するとより丁寧です。掃除用具(手桶・ひしゃく・柔らかいブラシ等)を準備し、水鉢に清水を汲んでおきましょう。地域によっては「水手向け」の習わし(しきみの葉で墓石を清める)を行う場合もあります。
2. お墓掃除
雑草や枯れ花を除去した後、墓石の汚れを水を含ませたスポンジで優しく拭き取ります。文字彫刻部分は柔らかい歯ブラシを使用し、色付き部分は剥がれないよう注意。水鉢・花立・線香皿の古い水や汚れを清め、最後にタオルで水分を拭き取り苔防止を。金属製工具の使用や他者の墓域の植栽に触れるのは避け、気になる点は管理者に相談しましょう。
3. 花・菓子・飲み物を供える
半紙を敷いた上に、季節の生花(奇数本が目安)や故人の好物を供えます。花は左右の花立にバランスよく飾り、飲食は直置きせず半紙を使用。宗派によっては造花や特定の花が推奨されるため、事前に確認を。お酒は墓石にかけず、器に注ぐ程度に。華やかな色合いの花が喜ばれる傾向があります。
4. お線香を供え合掌する
ロウソクの火で線香に点火(吹き消さず手で仰いで消火)。宗派ごとの本数(例:浄土宗1本、天台宗3本)に従い、故人と縁の深い人から順に供えます。墓石より低い姿勢でしゃがみ、数珠を左手にかけて合掌。感謝や近況を心の中で伝え、提灯を使用する場合はこの際に灯しましょう。
5. 後片付け
飲食は持ち帰り(野生生物の被害防止)、可能ならば家族で分けていただきます。ゴミは施設の指示に従い処理し、墓石周辺を出発時の状態に戻しましょう。後片付けも供養の一環と心得て、清潔な環境を次回まで保つことが大切です。
- お墓の敷地内で大声で話す、笑いすぎる → 故人や他の参拝者への配慮を欠いた印象になります。
- 飲食や喫煙をする → 墓地は静かに祈りを捧げる場所。飲み食いは控えましょう。
- 墓石に水をかけすぎる、直接たわしでゴシゴシ洗う → 石材によっては劣化や変色の原因になるため、やさしく清掃を。
- 供物やごみを放置する → 動物の被害や他の方への迷惑につながります。
- 宗派・地域による作法の違いを否定する → お墓参りの作法は地域や家庭ごとに違いがあります。他人と比べず、思いやりを持つことが大切です。
お墓参りを行う地域と行わない地域:
1. 関東や関西の都市部
- 8月のお盆時期に帰省を兼ねてお墓参り
- お墓の掃除や供物を準備するのが一般的
2. 北海道・東北の一部・沖縄
- お盆の過ごし方自体が異なる
- 必ずしもお墓参りをしない家庭も多い
3. 東京など7月盆地域
- 8月は墓地が比較的静かになる傾向
初盆(新盆)の特別風習:
- 関西:精霊馬(キュウリの馬・ナスの牛)
- 東北:盆踊りを重視
- 九州:幡(はた)を立てる
- 沖縄:エイサー踊り
供え物の違い:
- 東日本:そうめん
- 西日本:おはぎ
- 九州:だんご
- 沖縄:フーチバー(よもぎ餅)
お盆にお墓参りに行けない場合でも、いくつかの方法で供養できます。特に初盆(新盆)で行けない場合は、以下のような対処法があります。
1. 日程を調整してお参りする
お墓参りは必ずしもお盆の期間中でなくても構いません。お盆前に前倒しで行ったり、お盆が過ぎてからゆっくりお参りしたりと、ご自身の都合に合わせて日程を調整しましょう。大切なのは形式ではなく、心を込めてご先祖様と向き合うことです。
2. 自宅で丁寧に供養する
自宅でできる供養方法はたくさんあります。仏壇に新鮮な花や故人の好物をお供えし、手を合わせる。盆提灯に灯をともす。お墓の方角に向かって手を合わせるのも良いでしょう。特に、迎え火や送り火を焚くことは、ご先祖様の霊を迎え送る伝統的な方法です。
3. お墓の承継者へ供物を贈る
親戚が管理しているお墓の場合、供物を贈るのも一つの方法です。線香やろうそく、お菓子や飲み物などが喜ばれます。3,000円から10,000円程度が相場で、のし紙には「御供」「御仏前」と書くとよいでしょう。心のこもった贈り物で、ご先祖様への想いを伝えられます。
4. 代行業者に依頼する
最近ではお墓参りの代行サービスも増えています。墓所の掃除やお花の供え、お線香をあげてもらうことができます。まずは霊園や寺院に相談してみると、信頼できる業者を紹介してくれるでしょう。遠方でなかなか行けない方には特に便利なサービスです。
A: お盆は「迎え盆」「送り盆」があり、ご先祖様が自宅に帰ってくるのを迎える行事です。一方、お彼岸はこちらからお墓へ出向き、西方浄土にいるご先祖様を偲びます。初盆(新盆)は特に丁寧な準備が必要で、白提灯を使うなど特別な作法があります。
A: 問題ありません。かつての土葬時代の名残で避ける風習もありましたが、現在は気にしなくて大丈夫です。ただし、暑さ対策は万全にし、無理のない範囲で参加させましょう。初盆(新盆)の場合も同様です。
A: そんなことはありません。お盆の本質は「ご先祖様を想う気持ち」です。行けない場合は自宅で供養したり、後日お参りしたりする方法もあります。特に初盆(新盆)で行けない場合も、他の方法で気持ちを表せば大丈夫です。
A. 神道もお盆にご先祖様をお迎えするので、お墓参りをします。なお、神道では、榊(さかき)、水、お神酒、塩、米をお墓にお供えするのが一般的です。お線香はお供えしません。ちなみに、迎え火と送り火も仏教と同様に実施します。
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