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【お盆の地域による違い】2026年のお盆期間、新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の地域と違い、お盆の地域別の風習と過ごし方を徹底解説

TAKUYA MIYAVI
TAKUYA MIYAVI
2025年7月28日

目次

  • お盆の地域による違い | お盆期間
    • お盆の地域による違い | 地域別のお盆期間分布
  • お盆の地域による違い | 地域によって異なる理由
  • お盆の地域による違い | 新盆と旧盆の違い
  • お盆の地域による違い | 2026沖縄のお盆
    • お盆の地域による違い | 時間
    • お盆の地域による違い | お盆休み
    • お盆の地域による違い | 由来
    • お盆の地域による違い | 風習
  • お盆の地域による違い | 7月盆
    • お盆の地域による違い | 時間
    • お盆の地域による違い | お盆休み
    • お盆の地域による違い | 由来
    • お盆の地域による違い | 風習
  • お盆の地域による違い | 8月盆
    • お盆の地域による違い | 時間
    • お盆の地域による違い | お盆休み
    • お盆の地域による違い | 由来
    • お盆の地域による違い | 風習
  • お盆の地域による違い | お盆の過ごしかた
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日本では、お盆期間や風習は地域によって大きく異なります。2026年のお盆は、​​新盆(7月盆)が7月13日~16日​​、​​旧盆(8月盆)が8月13日~16日​​、さらに沖縄では​​旧暦盆(9月4日~6日)​​が行われます。本記事では、2026年のお盆期間や地域別の違い、風習と過ごし方までを詳しく解説します。

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迎え火・送り火

(写真:長谷川仏具店)

日本には実は3つの異なるお盆期間が存在します。

  • 新盆(7月盆): 7月13日(日)~16日(水)
  • 旧盆(8月盆): 8月13日(水)~16日(土)
  • 沖縄の旧暦盆: 9月4日(木)~6日(土)

  • 7月盆(新盆)地域:
    • 東京都区部(多摩地域の一部を除く)
    • 神奈川県横浜市・川崎市
    • 静岡県静岡市・浜松市の一部
    • 石川県金沢市旧市街地
  • 8月盆(旧盆)地域:
    • 上記7月盆地域を除く全国大多数
    • 北海道から九州まで広く分布
  • 旧暦盆地域:
    • 沖縄県
    • 南西諸島

このように、同じ日本国内でも最大約2ヶ月もの時期の差があるのです。特に沖縄の旧暦盆は毎年日付が変わるため、注意が必要です。

1. 明治改暦の社会的影響

1872年(明治5年)12月3日、日本は突然の改暦を実施しました。太陰太陽暦(旧暦)から太陽暦(新暦)への切り替えにより、翌日が明治6年1月1日となったのです。この急激な変化は社会に大きな混乱をもたらしました。

歴史学者の研究によると、当時の政府は欧米との貿易や外交を円滑にするため、国際標準に合わせる必要があったとされています。しかし、これまで月の満ち欠けを基準にしていた生活習慣を急に変えることは容易ではありませんでした。

2. 農業サイクルとの密接な関係

農林水産省の歴史資料によると、7月中旬は田植え後の草取りや畑仕事が最も忙しい時期でした。農家の人々は「盆と正月が一緒に来たよう」と表現するほど多忙を極めていたことが記録されています。

特に東北地方や北陸地方などの寒冷地では、農作業の時期が限られているため、7月にお盆を執り行う余裕がありませんでした。そのため、農作業が一段落する8月中旬にお盆を移した地域が多かったのです。この傾向は、現在でも東北地方の農村部で顕著に見られます。

3. 沖縄の文化的独自性

沖縄国際大学の民俗学研究によると、沖縄の旧暦盆は中国福建省の風習と多くの共通点があります。特に以下の特徴が指摘されています:

  1. 祖先崇拝の儀礼が非常に重視されている
  2. 旧暦を生活の基準としている
  3. 仏教と土着信仰が融合した独特の形式

沖縄では、明治の改暦後も旧暦による生活習慣が強く残り、特に先祖祭祀に関しては頑なに旧暦を守り続けました。これが、本土とは異なるお盆時期を生み出す要因となったのです。

新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の違いは時期だけで、行事内容に大きな違いはありません。ただし、以下のような特徴的な差異があります:

  • 7月盆の特徴:
    • 七夕祭りとお盆の行事が融合している場合がある
    • 東京・浅草のほおずき市(7月9日~10日)がお盆前の風物詩
    • 都会的な簡素な形式が多い
  • 8月盆の特徴:
    • より伝統的な形式が残っている
    • 農閑期にあたるため、大規模な行事が行われる
    • 京都の五山送り火(大文字焼き)など、有名な伝統行事が多い

2026年の沖縄のお盆(旧暦盆)は9月4日(木)~6日(土)の3日間です。沖縄では初日を「ウンケー」、中日を「ナカビ」、最終日を「ウークイ」と呼び、それぞれ異なる儀式が行われます。

1. ウンケー(9月4日):先祖を迎える日

  • 午前中に墓掃除
  • 夕方に「ウンジャミ」と呼ばれる迎え儀式

2. ナカビ(9月5日):中日

  • 仏前での供養
  • 親族一同での宴会

3. ウークイ(9月6日):送り日

  • 午後に「ウチカビ」と呼ばれる送り儀式

沖縄では旧盆期間中、企業の約92%が休業するなど、事実上の全島休暇状態になります。公共交通機関は大幅に減便され、スーパーやコンビニも営業時間を短縮。本土の正月のような特別な休暇期間として、県民生活に深く根付いています。2026年は平日開催のため、前後の土日を含めた大型連休にはなりません。

沖縄の旧暦盆は、中国福建省の祖先祭祀と深い関わりがあります。琉球王朝時代から続く伝統で、明治の改暦後も旧暦を守り続けた独自の文化です。本土と異なり、仏教よりも祖先崇拝の色彩が強く、「あの世から先祖が帰ってくる」という考え方が基盤になっています。特に中国から伝わった紙銭(うーじん)を燃やす習慣が特徴的です。

  • ウンケー(迎え日): 先祖を迎える日。仏壇に料理を供え、線香を立てる
  • ナカビ(中日): 家族で過ごし、エイサー(盆踊り)を楽しむ
  • ウークイ(送り日): 先祖を見送る日。盛大なエイサーが行われる
  • 独特の供え物として「ウサンミ」(お供え料理)を準備する
  • 門前に「サングヮカチ」という旗を立てる
  • 先祖の霊が乗る「アシビー」(葦舟)を作る地域もある

7月盆(新盆)を採用しているのは、東京23区、横浜市、金沢市旧市街地など、ごく一部の地域に限られます。

2026年の7月盆は​​7月13日(日)~16日(水)​​の4日間です。東京を中心とした都市部や金沢市の旧市街地など、限られた地域で行われます。7月15日を中日として、13日に迎え火、16日に送り火を行うのが一般的です。明治時代の改暦後、新暦の7月15日をそのままお盆とした歴史的背景があります。

7月盆地域でも、企業の夏季休暇は全国標準に合わせて​​8月13日~16日​​に設定されている場合が82%を占めます。このため、東京在住者の多くは「7月に儀式、8月に帰省」という二重スケジュールを組む傾向があります。公的機関や金融機関は7月盆期間中も通常営業です。

明治5年(1872年)の改暦後、政府の指導で新暦を忠実に採用した都市部で定着しました。農業従事者が少ない商人文化の影響や、季節感のズレを気にしない都市生活者の特性が背景にあります。東京・山の手地域の旧家では、明治初期から一貫して7月盆を守り続けている家系が多く存在します。

  • ​​七夕飾りと盆飾りが融合している
  • 東京・浅草のほおずき市(7月9日~10日)がお盆前の風物詩
  • お墓参りは13日か16日が一般的
  • 精霊棚を飾るが、マンション住まいの多い都市部では簡略化される傾向
  • おがら(麻の茎)を燃やす迎え火・送り火を行うが、防火上の理由で行わない家庭も増加

日本の大多数の地域では8月13日~16日をお盆としています。2026年は8月13日(水)~16日(土)です。

2026年の8月盆は8月13日(水)~16日(土)の4日間です。全国の約85%の地域で採用されており、8月15日を中日として前後3日間がお盆期間とされています。沖縄を除くほとんどの地域でこの時期に行われ、特に東北や北陸などの農村部では農作業の都合からこの時期が定着しました。

2026年の8月盆休みは、多くの企業で8月13日(水)~16日(土)の4連休として設定される見込みです。8月17日(日)も休日となるため、13日~17日の5連休とする企業も多いでしょう。さらに8月11日(月・祝)が「山の日」で、前週末と合わせて3連休となるため、有給休暇を取得すれば最大9連休も可能です。銀行や役所は平日も通常営業ですが、民間企業の約65%がこの期間を夏季休暇としています。

8月盆は「月遅れ盆」とも呼ばれ、明治の改暦(1872年)に由来します。旧暦7月15日に行われていたお盆を、新暦に移行する際に1ヶ月遅らせたものです。農村部では7月が農繁期で忙しかったため、農作業が落ち着く8月に移行した歴史があります。また、旧暦7月の季節感を新暦8月で再現しようとしたことも背景にあります。東北地方では「お盆を8月に移さなければ稲が実らない」という言い伝えも残っています。

  • 京都の五山送り火(大文字焼き)が有名
  • 各地で盆踊りや灯籠流しが行われる
  • 精霊馬(しょうりょううま)を飾る
    • キュウリで作った馬(早く家に来られるように)
    • ナスで作った牛(ゆっくりあの世に帰れるように)
  • 盆提灯を飾る
  • 精霊棚(しょうりょうだな)を設けて供え物をする
  • おがらを燃やして迎え火・送り火を行う
盆提灯

(写真:メモリード)


お仏壇

(写真:豊井石材店)



1. 迎え火・送り火をする

お盆の初日である「迎え盆」には、夜道をやって来るご先祖様の霊が迷わないように、玄関先やお墓で「迎え火」を焚くのが伝統です。麻の茎である「おがら」を平皿に乗せて焚くのが一般的ですが、マンション住まいなどで火が使えない場合は、提灯の明かりで代用することもできます。

「送り盆」となるお盆の最終日には、同じようにしてご先祖様をあの世へお送りします。地域によっては、精霊馬や盆提灯も一緒に燃やす風習があります。ただし宗派や地域によって作法が異なりますので、ご家庭の慣習に合わせて行いましょう。


2. お仏壇を美しく飾り、心を込めてお供えする

ご先祖様をお迎えするために、盆提灯や精霊馬(しょうりょううま)を飾ります。精霊馬とは、キュウリで作った馬(早く来られるように)とナスで作った牛(ゆっくり帰れるように)のことで、割り箸などで足を付けて作ります。

お供え物としては、季節の果物や故人の好物、お花などが適しています。専用の「精霊棚」や「盆棚」を設け、お位牌と共に飾るのも良いでしょう。お盆入りの13日から飾り始めますが、1週間前から準備しておくと余裕を持って迎えられます。


3. 家族揃ってお墓参りをする

お盆期間中には家族でお墓参りに行き、ご先祖様にご挨拶するのが習わしです。13日の「迎え盆」か16日の「送り盆」に行くのが理想的ですが、14~15日でも構いません。お墓の掃除は事前に行うのが望ましいですが、当日でも問題ありません。墓石を水で清め、周りの草むしりも忘れずに。

服装は、法要がある場合には喪服かそれに準じる服装を。通常のお参りなら平服で大丈夫です。火を使う迎え火を行う場合は、動きやすい服装がおすすめです。


4. 心のこもったお供え物を贈る

お盆に帰省する際には、お線香やローソクといった仏具の他、お菓子や果物などのお供え物を持参するのがマナーです。宅配で送る場合は、13日の盆入りに間に合うよう早めに手配しましょう。特に初盆の家庭には、絵柄入りの盆提灯を贈るのが伝統です。


5. 家族の未来について話し合う

普段会えない親族が集まる貴重な機会ですので、今後の供養のあり方について話し合うのも良いでしょう。お墓の維持管理や仏壇のリフォーム、墓じまいなどについて、世代を超えて意見を交わす絶好のチャンスです。



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