浙江海寧虹橋

虹橋は大運河の海寧区間で唯一両岸を横断する古橋です。唐朝末期に建造され、現在の橋は清の咸豊元年に再建されました。虹橋は単孔のアーチ型石橋です。橋の長さは30.7メートル、幅は4.2メートル、純スパンは12.5メートル、アーチの高さは5.7メートルです。南北両側に石段があり、橋面の両側には長い石の欄干が設置されています。その間に8本の四角い望柱があり、欄干の端部には抱鼓石が置かれています。望柱には蔓草花模様が刻まれており、柱頭には元々石獅子が彫刻されていましたが、現在は失われています。橋の中央の欄板には「咸豊元年重建」「虹橋」の篆書銘文が刻まれ、両側には生き生きとした古代の人物物語の浮き彫りがあります。海寧市の重要文化財保護対象となっています。