韓城城隍廟|古建築を見て歴史を探る

|古建築を見て歴史を探る。 韓城城隍廟（別名：隍廟）は、金城の北東角に位置し、廟の前には東西に走る路地があり、廟にちなんで名付けられています。廟は路地の東端北側に位置し、かつては古い城壁に寄り添っていましたが、現在は東環路に面しています。 韓城の古老たちの言い伝えによると、韓城の城隍神は南北に分かれており、この二つの城隍は南北の尚書である張士佩と張廷枢だとされています。張士佩は明の南京戸部尚書、張廷枢は清の刑部尚書でした。二人とも忠君愛民で、故郷に恩恵をもたらし、死後に城隍神として祀られました。これは韓城の人々の郷土の賢人に対する尊崇を反映しています。 韓城城隍廟は壮大で印象的な古建築群です。現存する建築物は合理的に配置され、奥行きがあり、調和のとれた配置で、琉璃瓦に覆われ、屋根の装飾が精巧で、金碧輝く華麗な姿を見せています。 城隍廟は韓城の元代建築装飾の集大成であり、鑑賞価値が非常に高いです。屋根の装飾は色彩豊かで華麗絢爛、多種多様です。一部の装飾は独創的で、屋根の外側に仙人の亭や閣、飛禽走獣、人物騎士、龍鳳花卉などが追加されており、古建築の逸品と言える小品で、建物に魅力的な趣を添えています。 住所：陝西省韓城市金城区北東角 交通：韓城市新城から101番、102番のバスで行けます 入場料：共通チケット50元