ヘルシンキは小さいですが、寒さと暖かさが共存しています

ヘルシンキに来る理由はほとんどがここで大半の日を乗り換えるためで、そのために多くのガイドブックを作成しました。多くの友人たちは、一日旅行や半日旅行の旅行ガイドを選びます。その時、自分は遊び好きなので、2日半の旅行スケジュールは十分に充実しているかもしれません。しかし、来てみると、この都市は本当に小さいです。一日中、交通機関に乗らずに、この都市のほとんどの観光地を見ることができます。 しかし、ヘルシンキは小さいですが、ここには本当に価値のある場所があるかもしれません。 3日間連続で雨が降ったにもかかわらず、ここでも待ち望んでいた写真を撮ることができました。朝早く、まだ明るくない時に、一人で人気のない市の主要通りを歩き、赤と白の教会が一体となったユニークな場所を撮影しました。石で作られた聖堂広場の教会の中で、ろうそくの周りを囲んでパイプオルガンの音楽を聴きながら感じる静かな雰囲気があります。北欧では少ないですが、クリスマスの雰囲気もあります。雨の日なら、ここは本当に雨の夜だけの場所かもしれません。2日間で全ての都市を歩き回り、リスボンを離れてからずっと考えていた雨の夜のトラムを撮影しました。 ここは本当に食べ物の天国ではないかもしれません。有名な鹿肉も特別なものではないかもしれません（友人は食べた後、牛肉のようだと感じました）。しかし、少なくともKappeliでは、自由に飲むことができ、非常に美味しいサーモンスープを飲むことができました。 ここでは、北欧人が骨の中に刻まれた環境保護意識を証明しています。ヘルシンキに来た最初の感じは、秩序があることです。都市を行き来するトラムは、この都市の最も便利な交通手段で、全体の都市を非常に整然と静かに見せています。大雨が降っていても、街道や入った店舗はどこも清潔で整然としています。分別されたゴミ箱や電動スクーターが至る所にあり、世界で最も良い品質の飲み水があります。また、北欧の冷たさとシンプルさが見えるトラムの駅や都市の建築スタイルもあります。2日目に選んだ山の中に建てられた木の家のホテルでは、ほとんど全てのものがリサイクル可能です。レストランから部屋の家具や材料まで、ほとんどがリサイクル可能な木材で作られています。新しいものを買わないように、ホテルの建物自体も前の活動センターの建物を買ったとフロントの女性が言っていました。冗談で、建物自体もリサイクルされていると言っていました。朝食の量も無駄を避けるために少なくしています。ここでは、環境保護はどこでも感じることができ、皆が自覚的に守っている要素と話題です。 ヘルシンキは寒いですが、暖かい場所もあります。最も暖かい図書館を見たことがあります。ソング中央図書館では、初めて、誰でも自由に使えるリソースを見ました。ミシン、3Dプリンター、会議室、自分が見たこともない工学設計機器などがあります。さらに、巨大な書店や子供の遊び場が一層あります。子供たちは床を這い回り、大人たちは一緒に遊びます。外では大雨が降っていて、フィンランドはとても寒いですが、ここではとても暖かい気持ちになります。 今回のデンマークとフィンランドの旅行の目的は、北欧の持続可能な発展に関するものをもっと体験することでした。この一点だけでも十分に価値があります。それだけでなく、自分自身が感動するほどの多くの写真を撮ることができました。この都市は、傘をさして街を歩き回る人や、カフェやレストランに入って窓際に座り、窓の外の雨景色を見ながら静かに過ごす人にとっては最適かもしれません。ここに来たら、時間を追いかける必要はありません。ここでは時間を追いかける価値はありません。また、忙しいスケジュールのせいで、最も貴重な場所を見逃すこともありません。だから、すべての都市には特別で誇りに思う場所があるかもしれません。深く考える必要はありません。この都市は、二つの赤と白の城のように、静かに時間を見つめています。それは誰のものでもなく、あなたがそれを好きな理由を見つけるだけでいいです。これが旅行の意味かもしれません。