クアラルンプールの象徴「マスジッド・ネガラ（国立モスク）」

#0円旅2025年2月 「マスジッド・ネガラ（Masjid Negara）」は、マレーシアの首都クアラルンプールにある国立モスクで、マレーシアのイスラム文化とモダンな建築が融合した象徴的な存在です。1965年に建設されたこのモスクは、16,000人以上を収容できる広大な敷地を誇り、国内外の観光客や信者が訪れる重要な宗教施設となっています。 特徴的な建築デザイン マスジッド・ネガラのデザインは、伝統的なイスラム建築と現代的な建築要素を組み合わせた独特なスタイルが特徴です。特に印象的なのが、青い傘を広げたような形の屋根で、これはイスラム教の象徴である星とマレーシアの独立を表現しています。また、高さ73メートルのミナレット（尖塔）は、クアラルンプールのスカイラインの一部として際立っています。 静寂と美しさを感じる内部空間 モスクの内部は、広々とした礼拝堂と、美しいイスラム模様のステンドグラスが施された壁が特徴です。内部は穏やかで神聖な雰囲気が漂い、訪れる人々に平和と静寂をもたらします。非イスラム教徒でも見学が可能ですが、入場の際には適切な服装（肌を隠す服装）を求められ、ローブの貸し出しも行われています。 観光スポットとしての魅力 マスジッド・ネガラは、クアラルンプール中心部に位置し、近隣には「ムルデカ・スクエア」や「イスラム美術館」などの観光名所があります。そのため、クアラルンプール観光の一環として訪れるのに最適なスポットです。また、モスクの庭園には噴水や美しい緑が広がり、リラックスしながら散策することができます。 マスジッド・ネガラは、マレーシアのイスラム文化を学び、モダンで美しい建築を堪能できる場所として、ぜひ訪れてみたい観光スポットの一つです。