柳州魚峰歌垣で絶え間なく響く山歌

柳州魚峰公園は、立魚峰を中心に、柳江の南岸の繁華街に位置しています。東側には馬鞍山を望み、立魚峰は平地から突如として現れ、高さ約70メートルにそびえ立ちます。唐代の文学者柳宗元は「山は小さいが高く、その形は立つ魚のよう」と称し、そこから立魚峰という名前が付けられ、公園もこの山にちなんで名付けられました。 山上は木々が生い茂り、亭や楼閣が点在しています。翠松亭、冠山亭、観美閣などの建築物があります。中腹には「柳江砥柱」という4文字の崖刻があります。山中には清涼洞、玉洞、盤古洞、純陽洞、陰風洞、螽斯洞、三姉岩の7つの洞窟があり、互いに通じ合っていて、「霊通七竅」と呼ばれています。山頂近くには「未了閣」があり、観光客の休憩所となっています。山頂には小さな展望台があり、柳州市の全景を一望できます。山麓には小龍潭と魚峰歌垣があります。 「柳州には魚峰山があり、山の下には小龍潭がある。一年中絶えることなく、すべては三姉の口伝え」。この民間の山歌は、壮族の山歌の長い歴史を生き生きと反映しています。劉三姉の物語は広く知られており、伝説では唐代に起こり、後に魚峰山の小龍潭で魚に乗って天に昇り仙人になったとされています。彼女の山歌は何百年もの間、庶民に愛されてきました。山歌を歌う習慣は今日まで受け継がれ、人々はしばしば魚峰山の麓に集まって歌を聴き、歌い、歌で掛け合いをします。ここで楽しい「魚峰歌垣」が形成されました。柳州を訪れたら、ぜひここに来て、柳州の人々の幸せで楽しい生活を体験してください。