「川南の明珠」—玉蟾山

玉蟾山は四川省泸州市泸県の県城の隣に位置しており、山の形や岩が蟾蜍に似ているためにその名が付けられました。玉蟾山は、山が幽邃で、岩が奇特で、水が秀麗で、文物が多いことで川南で有名であり、川南の仏教名山であり、張愛萍将軍によって「川南の明珠」と称賛されています。玉蟾山風景区は、国家AAA級旅游景区、省級風景名勝区、省級森林公園、省級重点文物保護単位です。 玉蟾山の標高は548メートルで、総面積は52平方キロメートル、森林の覆われた面積は8000余亩で、年平均温度は17.8℃です。玉蟾山は独特の蟾文化資源を特徴とし、良好な森林植被を背景に、文化観光やレジャー活動のための場所となっています。 玉蟾山には現存する400余尊の明代の摩崖石刻があり、大きなものは丈を満たし、小さなものは尺に満たないものもありますが、線は流麗で、表情は生き生きとしています。中でも「千手観音」、「九龍浴太子」、「悟道図」、「劉海戯蟾」、「十八羅漢飄海」などは、彫工が精緻で、技術が巧みで、まさに芸術の精品と言える作品で、訪れる人々から絶賛されています。国画大師の蔣兆和の代表作「流民図」の浮彫は、世代を超えて訪れる人々に愛国的な情熱を激励しています。 地理位置：四川省泸州市区から北へ35キロメートルの泸県福集鎮 玉蟾山の山門から頂上までは20分余りで登れ、体力にはほとんど要求されません。 最も壮観なのは干手千眼観音造像で、この千手観音は11の頭と36の手を持ち、背後には干手千眼が彫られており、玉蟾山の摩崖造像群の中で最も大きく、最も代表的な石像です。 入場券：玉蟾山の入場券は50元/人です 交通：自家用車で成都から出発すると約3時間、バスも便利です。