慶尚南道「南海郡」、海の幸も景観も最高に魅力的

#besttrip2023 韓国の慶尚南道の南海(ナメ)郡。韓半島の南側(下の方)の真ん中あたり。釜山の左側で、南海島と昌善島という大きな2つの島をはじめとする5つの有人島と73の無人島で構成されています。 大きな工場などがなく、海がとてもとても綺麗で、海産物が美味しいという言葉では足りない、素晴らしかったです。 見所も本当にたくさんあり、20枚では写真を載せきれません〜 写真1〜4枚目は、錦山 菩提庵(クムサン ボリアム)。朝鮮建国の前に李成桂が100日間祈りを捧げた場所でもあり、韓国人で知らない人はいないという新羅時代の元明月大師が建立したとされています。絶壁の奇岩からものすごいパワーを感じてしまうところでした。 写真5枚目は、南海のイタリア🇮🇹といわれる、加川(カチョン)タンレイ村。坂だから農業が出来ない土地なため人々が苦労して段々畑を築いたのだそう。段の縁を石を積み上げて補強しているのですが、質の良い石が取れるところで有名とのこと。でも、日帝侵略時代に日本にたくさん持っていかれてしまったのだとか… 写真6枚目は、竹防簾という、片口鰯を潮流を使って囲いに追い込む昔ながらの漁だそうです。片口鰯(ミョルチという)が、とても美味しく、出汁取りになんてもったいないので、全部食べてしまいました〜〜 写真7枚目は南海大橋です。出来た当時はとてもたくさんの人が訪れた人気スポットで、当時賑わっていた社交場の南海閣は現在も大切に広報館として活用されていました。 写真8〜10枚目は、南海大橋にも近く、李舜臣(イ・スンシン)将軍が考えた亀甲船と、仮墓がある忠烈祠です。将軍のご遺体が忠清南道の牙山に運ばれる前にここに草殯されていたのだとか。 写真11〜15枚目は、ドイツ村の近くのヨットハーバーもあるリゾートホテルの目の前の海。飛魚がたくさんいました。ドイツ村は、韓国が日本の侵略時代やその後の韓国(朝鮮)戦争の影響で経済的に苦しかった頃に、ドイツに炭鉱夫や看護師として出稼ぎに行き国に貢献した方々が帰国して暮らせるようにと造成された村で、資料館もあります。 ドラマ撮影も多いようで、私の好きな「ファンタスティックカップル」も撮影されていて、行けてうれしかったです。 写真16〜20枚目は、海の幸です！ウニ丼、海藻と白身魚丼、片口鰯の刺身和えと煮付け、ここには載せていませんがカルチチョリムもいう太刀魚の煮付けも。今すぐ南海に行ってまた食べたい！非の打ち所がありません。水産市場で海産物の競りも見学しました。 本当に魅力たっぷりなところなので、ぜひ南海にたくさんの人が観光に行ってくれたらな！と思います。