長風公園で手漕ぎボートを楽しもう｜魔都（上海）の子供連れにおすすめのスポット

1957年4月に建設が始まった長風公園は、かつて滬西公園、碧萝湖公園と呼ばれていましたが、1959年の国慶節に開園した際に長風公園と改名されました。上海の大規模な総合山水公園で、北京の頤和園のスタイルと蘇州庭園の造景技法を参考にしています。人工湖の「銀鋤湖」を中心に、人工山の「鉄腕山」と組み合わせています。建設時期が早いため、非常に懐かしい雰囲気を感じさせます。最近では多くの公園がインスタ映えする要素を取り入れていますが、夕暮れ時の穏やかな日差しの中、長風公園の湖畔を歩き、湖上に点在するペダルボートを眺めると、むしろ心が落ち着き、懐かしさを感じます。頭の中では「手漕ぎボートで漕ぎ出そう」という歌が流れてきます。 心を癒す庭園の景観だけでなく、長風公園は子供たちの楽園でもあります。1999年に完成した長風海洋世界は、大型海洋動物のショーと水族館の魚類展示を組み合わせた総合海洋テーマパークで、上海の老舗海洋公園でもあります。長風海洋世界は数年前にシロイルカ劇場を永久閉鎖し、子供たちへの魅力は大きく低下しましたが、動物ショーを終了する決意を示しました。 長風公園にはまた、長風エイの入り江があり、「オクトノーツ」のタコの城のようにデザインされています。この科学教育アニメが好きな子供たちは、とても興奮します。科学教育的な展示のほかに、エイの餌やりも見ることができます。中には室内の子供の遊び場もあり、ほとんどすべての子供たちに人気があります。 公園内で子供たちに人気のもう一つの場所は、エイの入り江の隣にある遊園地です。公園には青少年向けの様々な施設があり、バンパーカー、メリーゴーラウンド、ミニトレインなどがあります。施設は少し古めですが、それもまた懐かしさを感じさせます。料金も非常に手頃で、わずかな費用で晴れた午後を楽しく過ごすことができます。