広東省五華県の三源村にある栄槐楼

栄槐楼は五華県転水鎮三源村に位置し、元広東布政使司の温栄槐が清の乾隆時代に建てたもので、典型的な客家の民家囲龍屋です。北向きで南を向いており、幅は47.5メートル、奥行きは46.5メートル、土地面積は約4418平方メートルです。平面の配置は三堂二横屋一囲龍で、幅は五間あり、門前の照壁、転斗門、伸手間が一体となっています。前には半月形の池が1つあり、煉瓦と木材の構造で、懸山と硬山の瓦屋根があります。大門の前には「栄槐楼」という三つの文字があり、下堂には2本の石柱の屏風があり、中堂の前後には木彫りの透かし彫りの屏風があります。300年以上前、有名な醸造師で泸州老窖の創業者である温栄盛は「栄槐楼」で生まれ、後に泸州地域に移りました。栄槐楼は五華の酒造業と古民家の研究に一定の意義があります。「栄槐楼」は2009年に広東省人民政府によって第五批省級文物保護単位として承認されました。