山西 私が知っている古建物の話（1）

|||🚩小西天：別名千仏庵、明代に創建されました。 小西天の羅漢像には、面白い小話があります。建設当時、職人たちはまず左側の五体の羅漢像を作りました。その時、一人の巡礼僧が訪れ、職人たちが作った羅漢像を見て、右側の五体を完成させる手伝いができると言いました。職人たちも喜んで受け入れました。しかし、たった一夜で僧は去り、大殿に来てみると、右側の五体の像が既に完成しており、生き生きとしており、特に顔の表情が非常にリアルでした。左側の職人たちが作ったものとは大きく異なり、残念ながら僧は既に去ってしまい、再建することもできず、現状を維持するしかなく、現在の左右の不協和な像のレベルが形成されました。 図3、4：僧が建てた像 図5：職人たちが建てた像 🚩飛雲楼：万荣東岳廟内の主要建築の一つ。 飛雲楼の建成年代についての小話があります。伝えられるところによると、唐の太宗李世民が軍を率いて反乱を鎮圧する途中、万荣県を通り、反乱が成功した後、ここに寺院を建てて功績を称えました。後世には何度も修復が行われ、現在見られる建物は清の乾隆年間に修復されたものです。