日本の湖の真ん中に浮かぶ海賊船の甲板
箱根は単なる観光スポットではありません。まさに一つのシステムと言えるでしょう。山へと続く列車、火山を越えるケーブルカー、火口湖に浮かぶ海賊船、水面に立つ赤い鳥居。そして一日の終わりには、畳に寝転がりながら「今日は完璧だった」と実感できる温泉旅館。
私たちは2日間箱根を訪れました。そして、それは日本旅行全体を通して最高の選択の一つでした。
宿泊先:予算と気分に合わせて選べる2つの選択肢
箱根はまさに旅館の宝庫です。ここに来て普通のビジネスホテルに泊まるのは、ベネチアに行って駐車場に泊まるようなものです。ここでは人々は浴衣を着て、懐石料理を味わい、山々の景色を眺めながら温泉に浸かります。
🏯 箱根湯本ホテルは、予算を抑えつつも全てを楽しみたい方にぴったりの、誠実な旅館です。
住所:箱根湯本ホテル(Hakone Yumoto Hotel)、神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋97番地 250-0312 アクセス:箱根湯本駅からバスで約10分(100円)。またはシャトルバスの手配も可能です。
箱根湯本ホテルは、温泉地に近い山間の旅館で、屋内・屋外の2つの温泉施設を備えています。全室とも広々とした和室で、山々の景色をお楽しみいただけます。ハーフボードプランには夕食と朝食が含まれています。
浴衣は無料でご用意しております。バスアメニティとタオルも無料です。夕食と朝食は、種類豊富な和料理を取り揃えたビュッフェスタイルです。無料のドリンク、卓球、カラオケもご利用いただけます。
ある宿泊客から寄せられた率直なレビューが特に印象に残りました。「部屋は少し古めですが、広々としています。和風の造りで、美しい山の景色が楽しめます。露天風呂の利用時間は変更になる場合があるので、予約時にご確認ください。お湯の量と温度は完璧です。朝食とアルコール付きのビュッフェディナーが含まれており、大変満足しました。」
宿泊客からは、温泉の癒し効果が絶賛されており、露天風呂が利用できない平日は屋内温泉の利用がおすすめされています。ホテルの外で食事をしたい方には、徒歩圏内に家族経営の居酒屋とカレーレストランがあります。
重要なアドバイス:駅からホテルまでの坂道は急勾配です。Googleマップの道案内は当てにしないでください。バスを利用するか、到着時にシャトルバスを頼むことをお勧めします。
2026年4月時点の料金:1泊125ドル~136ドル(約905円~985円)(夕食と朝食付き)。
🏯 天翠茶寮 ― 「妥協のない、真の旅館体験を」
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1297 天翠茶寮 最寄駅:箱根登山線 強羅駅から徒歩3分
四季折々の自然に囲まれた強羅に位置する全34室。「日本の美しさを戯れる」をコンセプトに、バーでは夜にワイン、日本酒、ジュースを無料でご提供。屋内・屋外の共同温泉、個室温泉、石風呂も完備。浴衣もご用意。お料理はすべて新鮮な旬の食材を使用しています。
口コミはどれも絶賛の声ばかりです。
「部屋からの眺めは最高でした。スタッフのホスピタリティは期待以上でした。毎日のハッピーアワーでは無料のドリンクと軽食が提供され、お料理も素晴らしかったです。個室温泉の予約も簡単でした。」
到着から最後の瞬間まで、本当に素晴らしかったです。到着するとすぐに足湯とウェルカムドリンクが用意されていました。おすすめは氷入りの梅酒です。箱根の寒い冬の後には、足湯はまさにうってつけでした。部屋には浴衣と伝統的なスリッパが用意されていました。温泉に行くか、石風呂に入るか、それとも懐石料理の夕食に直行するか、迷ってしまいました。
露天風呂は源泉から湧き出る温泉水で、昼間はエメラルドグリーン、夜は乳白色に変化します。光の当たり具合やミネラル成分によって、お湯の色合いが変わるのです。個室風呂からは、夜空と星空を眺めることができます。
山は観光に最適な場所です。彫刻の森美術館まではロープウェイでわずか1駅。主要観光スポットへは、駅からロープウェイとバスが直通で運行しています。大榕谷まではケーブルカーで17分です。
2026年4月時点の料金:1泊1室40,800円~(約1,767円)(朝食付き、2026年1月時点のデータに基づく)。専用温泉付きの客室は料金が高くなります。
箱根ループ:この地域を伝説にするルート
箱根ループは、この地域の最高の観光スポットを巡る周遊ルートです。箱根登山鉄道で強羅へ、ケーブルカーで早雲山へ、大榕谷経由でロープウェイで桃源台へ、芦ノ湖を海賊船で渡って元箱根へ、そしてバスで戻ります。この周遊ルートはほぼ1日かかります。
一番のおすすめは箱根フリーパスです。
東京からの交通費込みで2~3日間有効なパスは大人1名7,100円です。小田急鉄道、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船、箱根バスが乗り放題です。個別に購入すると8,000円以上かかります。
パスを手に入れよう。これは宣伝じゃない、数学的な理由だ。
📍 ポイント1. 大涌谷 ― 足元には地獄、頭上には富士山
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原大涌谷 250-0631 アクセス:早雲壇からロープウェイで大涌谷まで約20分。
ゴンドラに乗って下を見下ろすと、地面には亀裂が走り、そこから蒸気が立ち上っている。閉め切った窓越しに硫黄の匂いが漂ってくる。
大涌谷の地獄谷は、箱根周遊ルートのハイライトの一つ。硫黄の蒸気が立ち込める活火山地帯だ。晴れた日には、火山ガスの噴出を見下ろすゴンドラから、富士山を間近に見ることができる。
名物は、火山の硫黄泉で茹でた黒卵。伝説によると、この卵を1個食べると寿命が7年延びるという。念のため、私たちは2個食べた。
5個入りパックは約500円。噴気孔のすぐそばで食べる。卵の中はしっかり茹でられているが、外側の白身は硫黄で黒く染まっている。不思議な美味しさだ。
写真撮影のコツ:天気が良ければ、ゴンドラから撮影してみて。富士山+足元に広がる硫黄雲+遠くに芦ノ湖。こんな写真は他では撮れない。
📍 ポイント2. 箱根ロープウェイ ― 火山の上空4km
住所:箱根ロープウェイ(箱根ロープウェイ)、早雲山駅 - 桃源台駅、神奈川県箱根町 全長:4km、3駅 ― 早雲山、大汕谷、姥子、桃源台 料金:片道1,500円。箱根フリーパスに含まれています。
ロープウェイは早雲山と桃源台を大汕谷経由で結びます。大汕谷より上の区間では、ゴンドラの真下から硫黄の蒸気が立ち昇ります。晴れた日には、湖の向こうの地平線に富士山が姿を現します。
私たちは静かに乗車しました。言葉は交わされませんでした。
ゴンドラからは富士山と芦ノ湖の両方を眺めることができます。山と湖の景色が1つのフレームに収まる数少ない場所の一つです。
注:火山活動が活発な時期には、大榕谷より上流のエリアが閉鎖される場合があります。その場合、フリーパスでカバーされる代替ルートのバスが運行されます。
📍 ポイント3. 芦ノ湖遊覧船 — 火口湖に浮かぶ海賊船
住所:神奈川県箱根町仙石原桃源台港 — メインの出発港。ルート:桃源台 → 箱根町 → 元箱根。所要時間:約30分。料金:片道1,000円。箱根フリーパスでカバー。
芦ノ湖では、ロイヤルII、ビクトリー、ヴァーサの3隻の海賊船が航行しています。お子様向けの乗り物ではありません。山々、鳥居、富士山を眺めながら、本格的な船旅をお楽しみいただけます。
元箱根から桃源台までの所要時間は約25分です。船は箱根神社の鳥居や森、海岸沿いのホテルを横目に進んでいきます。富士山が見えなくても、美しい景色です。
私たちはデッキに足を踏み入れました。山からそよ風が吹いてきます。濃い緑色の水面。左手には、水面に浮かぶ赤い鳥居。遠くには、雲に少し隠れた富士山が見えます。私たちは言葉を交わさずに、視線を交わしました。
船首にある特別な個室は追加料金がかかりますが、プライベートな空間、最高の眺め、そして静寂が約束されています。4月の週末に訪れる場合は、事前に予約することをお勧めします。
📍 ポイント4. 箱根神社と湖畔の鳥居 ― 水面に浮かぶ赤い鳥居
住所:箱根神社、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 250-0522 営業時間:毎日午前8時30分~午後5時 入場無料アクセス方法:元箱根港から徒歩10分。
船を降りて岸辺を歩きました。鳥居までは徒歩10分です。
鳥居は芦ノ湖の水面に立っています。「平和の鳥居」と呼ばれています。近くには九頭龍神社があり、両方を参拝すると幸運が訪れると言われています。
ターコイズブルーの水面に浮かぶ紫色の鳥居。その向こうには富士山が見えます。春の日本で最も写真に撮られる風景の一つです。
朝の光が一番美しいです。11時を過ぎると写真撮影の列ができます。私たちは9時半に到着しました。静かで、霧がかかっていました。山々が水面に映っていました。
裏技:鳥居の後、森の中の小道を登って本堂まで行ってみましょう。10分ほどで、古木の杉が立ち並ぶ道を通ります。雰囲気は全く違います。
箱根ループ以外にも楽しめるスポット
🎨 彫刻の森美術館
📍 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121 250-0492
日本屈指の人気を誇る彫刻の森美術館。70,000㎡の広大な敷地に、ロダンからヘンリー・ムーアまで、120点以上の彫刻が展示されています。館内には足湯もあり、温泉に足を浸しながら彫刻を鑑賞できます。入場料:1,600円。
♨️ ユネッサン・ウォーターパーク
📍 神奈川県箱根町二ノ平1297 250-0407
ウォータースライダーや温水プール、そして「ワイン」「日本酒」「緑茶」のお風呂が楽しめる温泉ウォーターパーク。ホテル宿泊のお客様は、箱根小涌園天湯パッケージに無料で含まれています。入場料:2,500円~。
🍜 箱根湯本グルメストリート
箱根湯本駅のすぐそばには、飲食店やお土産屋さんが軒を連ねています。地元の特産品としては、温泉出汁巻きを添えた最中ワッフルケーキ、手打ちそば、日本酒、地元ワイナリーの梅酒などがあります。
🚃 箱根登山鉄道
箱根湯本から強羅までを結ぶ登山鉄道は、それ自体が魅力的な観光スポットです。日本屈指の絶景ルートの一つで、3つのジグザグのスイッチバックを越え、標高400メートルを登ります。6月には、国内で最も美しい紫陽花の見頃を迎えます。
完璧な2日間の旅程 – 2026年4月
1日目:午前8時 – 東京新宿駅から小田急ロマンスカー(フリーパス利用、追加料金1,150円)に乗車。午前9時30分、箱根湯本駅に到着。旅館または荷物預かり所にチェックイン。午前10時30分 – 登山鉄道で強羅駅へ。午前11時 – ロープウェイで早雲山駅へ。午前11時30分 – ロープウェイで大榕谷を経由して桃源台駅へ。黒卵、硫黄蒸気、富士山を堪能。午後1時 – 海賊船で元箱根駅へ(30分)。午後1時30分 – 箱根神社と水鳥居を見学。午後3時 – バスで湯本駅または強羅駅へ。午後4時 – チェックイン、浴衣着替え、温泉へ。午後7時30分 – 懐石料理の夕食。午後9時 - 夜露天風呂。
2日目。午前6時30分 - 温泉で日の出鑑賞。午前8時 - 和朝食。午前10時 - 箱根露天風呂。