多民族国家マレーシアの中で、マレー系、インド系に並び3つの主な民族のひとつである華人(華族)ですが、特にジョホールにおいては華人系の割合が全国平均よりも高くなっています。この博物館は、ジョホールに移住してきた華人の歴史にスポットを当てています。入館料はRM6でした。(シニア割引き有り)展示の説明は、中国語、英語、マレー語の3ヶ国語で丁寧でした。この博物館の建物はジョホール海峡に面する立地で、狭い海峡を隔てて、1965年までは同じ国であった向こうの島と想像し難かった程のその後の差に、同じ華人でありながら運命を分けた僅か1km足らずの海峡にどんな想いがあるのかを問いかけるように建っています。