おすすめポイント: 三河古鎮は、肥市区の南約40キロにある古い街並みです。この名は、豊楽河、杭埠河、小南河の3つの川にちなんでつけられました。古くからの歴史を持つこの街は、これらの川の埠頭として発展が進みました。2500年以上もの歴史があり、春秋時代は「鵲岸」と呼ばれていましたが、明時代に三河鎮と改称されました。1858年の太平天国の乱では、陳玉成や李秀成が清軍に対し大勝しました。これは「三河大捷」として知られています。三河の古い通りに敷かれた石畳は、長い歳月を経て、数多くの人や車輪の往来により滑らかに磨かれていきました。両側には特徴的な回教式の建物が立ち並んでいます。壁の多くはむき出しのレンガ造りで、馬頭壁(屋根の傾斜に沿って階段の形をした切妻壁)は、宏村や西逓村に見られるものよりもさらに独特な特徴をもっています。