おすすめポイント: 重慶の東にある酉陽桃花源は、田園と自然が融合した穏やかな観光地。少数民族の暮らしを知ることができる場所でもあります。景色の美しい桃花源、伏羲洞と呼ばれる鍾乳洞、酉陽古城から成ります。晋の時代の詩人、陶淵明が理想の田園風景として作品に描いた「桃花源記」はこの場所とも言われています。木々が芽吹く4月になると、この一帯は温かく美しい景色に包まれます。満開の桃の花と、洞窟から静かに流れる桃花溪が作り出す穏やかな景色はまさに理想郷。美しい鍾乳石がみられる伏羲洞にも行ってみましょう。長い洞窟内では数多くの石の彫刻がありますが、風化が進み見分けることが難しくなっています。