おすすめポイント: 洱海は雲南省大理市の西北に位置する淡水湖で、雲南省では滇池に次ぐ2番目の大きさの湖。高原地帯にあり、湖面の海抜は1,972 m。南北に長い形をしており、南北の長さは約42.6km、東西の幅は最大約8.0kmである。全体の形が少し曲がっていて、耳の形に似ていることから、耳海と呼ばれ、固有名詞化するために「洱」という字が作られたと考えられている。湖の表面積は約249km2、平均深度は11m、最大深度は20m程度で、貯水量は約25億m3。断層湖で、周囲を蒼山などの山に囲まれており、いくつかの川から水が流れ込むが、外部に流れる川は大理市下関鎮附近の西洱河のみで、瀾滄江を経て、最下流ではメコン川となる。