楠公誕生地

朝廷の忠臣

楠木正成は鎌倉時代末期から南北朝時代の混迷の時期に、後醍醐天皇に忠義を尽くした武将です。湊川の戦で足利尊氏に敗れましたが、「七生滅賊」、何度生まれ変わっても朝敵を倒すことを誓って自害したと言われています。村の資料館前にあるので無料駐車場やトイレもあって便利です。

厳密な生誕地かは不明の様です

「道の駅ちはやあかさか」と郷土資料館と隣接しています。 ピンポイントで「ここに家があってそこで生まれた・・・」と云うよりは「この辺りで生まれたらしいよ」といったニュアンスの様です。 近くには産湯の井戸とされる場所もあるので、この周辺で誕生した確率は高いと思います。 歴史好きの方は道の駅訪問と兼ねて来るには良いと思いますが、旅行者が立ち寄るには車で5分ほどのところに「道の駅かなん」があり、そち...

幼少の楠公さんのお家跡

楠公さんが生まれた時のお家のあった跡地、とはされていますが保証はなさそうです。石碑がありますが、ただの記念碑。

鎌倉時代末期に後醍醐天皇を支えたヒーローが生まれた場所です。

大阪府千早赤阪村水分山ノ井は楠木正成が生まれた地とされています。観心寺で15歳まで学問を学んだそうです。鎌倉幕府の末期は政治を再び天皇の手に戻そうした時期ですが、楠木正成はそういう時代にあって鎌倉幕府軍と戦い、勝利を収めます。その功を認められて後醍醐天皇より従五位に任じられますが、反旗を翻えした足利尊氏に兵庫湊川の戦いで破れ自刃します。

郷土資料館に向かって右手、周囲は綺麗に清められていました

千早城登城後、郷土資料館とセットで訪問しました。楠公誕生地を示す碑があるばかりですが、隣接する郷土資料館に楠公の活躍を示す資料が展示され、また碑の周囲は綺麗に清掃されており、地元の方の楠公への思いが感じられます。