四島のかえる日平和の日

近くて遠い

北方領土とは、歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の四つの島のことをいいます。納沙布岬は歯舞群島の貝殻島まではわずか3.7キロメートルしか離れておらず、肉眼でも見えました。平和的な解決を望みます。

本土最東端の地、納沙布岬にあります

　「四島のかえる日平和の日」という碑？モニュメント？は、本土最東端の地、納沙布岬にありました。岬周辺にいくつも立てられている碑の中では新しい感じがしました。 　上部がアルミパネルになっていて、北方領土の島々が描かれていました。私たちが訪れた日は好天に恵まれていたので、このパネルに描かれていた島々がよく見えていました。

北方領土の島々が書かれた碑です

　納沙布岬の先端部分から北方館が建っている望郷の岬公園にかけて、いくつもの石碑が建っていました。それぞれの団体が、それぞれの思いで建てたものなんでしょう。 　この「四島のかえる日平和の日」も、それらの碑のひとつです。まだ新しい感じの碑で、上部のアルミの天板には北方四島がイラスト的に彫られていました。

納沙布岬

納沙布岬にあります。 天気が良く霧がかかっていなければこの案内版のように北方領土が見えると思います。訪れた日は濃い霧に覆われてどの島も視認できませんでした。

イラスト説明版

国後島と歯舞諸島の位置を表す説明版の位置付けとなっていました。 イラストの通りにはっきりと見える訳ではありませんでしたが、幾つかの島は確認出来ました。イラストによると、国後島の更に背後に知床半島の山々があるようになっており不思議な印象を受けました。納沙布岬を訪問した際、北方領土方面を眺めるにはとっておきの位置関係図と云えました。