カッフェー キサラギ跡

当時が気になります

本田小学校の北東角にパネルがあります。当時の面影はまったくありません。 大阪におけるカフェの草分け。明治末~大正初めに演劇、美術。文学など芸術家たちの交流するサロンだったそうです。 当時、どんなメニューがあったのか、周囲の町並みはどんなだったのか興味があります。

小学校外壁に顕彰パネルだけでした。

ここには顕彰碑となる石柱さえ無く、小学校外壁の柵にパネルだけ掲示されていました。旧居留地近くで、旧大阪府庁舎にも近い為、明治時代に初めてのカフェがこの地に開店したのも肯けました。但し、あくまでパネルだけの史跡となっている為、わざわざ訪問する程も施設ではありませんでした。

大阪のカフェの草分け。

川口外国人居留地があり、かなり西洋文化が浸透していたこの土地で、必然的に誕生したカッフェー キサラギ。店内はスリッパに履き替えて入店するスタイルだったそうで、さまざまな文化人の交流があったようです。