真言宗御室派 別格本山龍寶寺

かつては大崎八幡宮の別当

寺名は「りゅうほうじ」。 1186年創建の真言宗御室派の寺院。1598年頃に伊達政宗の仙台築城に伴って現在地に移転。本尊は釈迦如来立像で国の重要文化財に指定されている。かつては隣接する大崎八幡宮の別当であった。現金堂(本堂)は1984年の築、多宝塔は伊達家の祈願寺となって800年を記念して1988年に建立された。明治の神仏分離により衰退したそうだが、現在は立派に復興している。

伊達家ゆかりの祈願寺

宮城県仙台市青葉区八幡にある真言宗御室派 別格本山です。 隣接する大崎八幡宮に行くのが目的でこの地に来たのですが、仙台駅からバスに乗り最寄りのバス停で降りて大崎八幡宮に向かっていたら、龍寶寺の立派な寺号標を見かけ、急遽境内へ向かってしまいました。 バス通りから少し長い坂道を上がると200ｍほどで入口の山門が見えてきました。 とても広々したキレイな境内に立派な金堂や多宝塔が見えました。 ...

大崎八幡宮の近く

豪華絢爛の桃山建築の大崎八幡宮を参拝した後、観光循環バス・るーぷるの待ち時間があったので立ち寄らせていただきました。本堂の正面は唐破風が突き出ており、入母屋の屋根とあいまって重厚でした。境内には鐘楼や多宝塔もあり静かで落ち着いた雰囲気でした。

「八幡神社」の手前、右（東）側にあります

もともと、神仏分離以前は「大崎八幡宮」の別当寺でもあった寺院です。 ４８号線沿いに参道入口があり、急な坂道をのぼってのアクセスになります。 伊達家ゆかりの寺院で、国の重要文化財にも指定されている釈迦如来立像がおさめられています（公開はしていません）。

ピカピカの寺院でした

大崎八幡宮と隣同士なので、簡単に行き来できるのかと思ったら、とんでもなく遠回りしました。かつては大崎八幡宮の別当寺でしたが、いまはあまり仲が悪いのかな？　それはともかく、山門から入って見てあまりのピカピカぶりに驚きました。重要文化財の仏像があるという寺なので、それなりに古めかしい感じかなと、勝手に思っていたのですから。境内はきちんと掃き清められていました。これで仏さまと隣の神さまの両方を短時間でお...