南京市東の郊外、紫金山(鍾山)の南麓、独龍阜玩珠峰の下、茅山西側に位置する明孝陵は、明朝の太祖、朱元璋の陵墓です。建造に17年もの歳月を要した陵墓は広大なもので、現在私たちが見ているものはほんの一部です。陵墓は、厳密な統制のもとに壮大な構想により築かれました。陵墓の形成は明代から清代へと続き、2003年にはユネスコ世界遺産に登録されました。