依水園・寧楽美術館の写真

東大寺南門の西側、吉城川のほとりにある安井庭園は、奈良で数少ない日本庭園のひとつです。翡翠庭園は、前庭と後庭という興味の異なる2つの部分で構成されており、明治時代の庭造工技術の傑作と言えます。かつての庭園は、17世紀に奈良の麻布製造業者である清澄道代の邸宅の一部でした。中庭には、四庵と葦の屋根のある茶室「三州亭」がありました。明治時代、若草山、春日山、五外山を遠景に、東大寺南門の屋上を中心に、産業家の関二郎が裏庭の建設に投資しました。中央から東大寺の参詣道の両側にある木々。公園内には、プールや丘、清流が造られ、珍しい木々が植えられています。かつて東大寺で使用されていた柱の礎石も庭のあちこちに配置されており、どこも優雅な景色を楽しめます。また、沂水庭園の隣には寧宮美術館があり、珍しい宝物のほとんどが展示されています。