対潮閣跡

山下亀三郎と秋山真之、ゆかりの地

「対潮閣跡」をご存じでしょうか？ 対潮閣は、商船三井の創業者である「山下亀三郎」の別邸で、日露戦争で活躍した「秋山真之」の終焉の場所でもあるようです。しかしその姿はなくその説明をしている看板だけが残っています。共に愛媛県の出身で親交が深かったことが良くわかります。 小田原駅から小田原城方向へ南側にありますので小田原城見学のついでに立ち寄ったら良いでしょう。

秋山真之の終焉の地

山下汽船（現商船三井）の創業者山下亀三郎の旧別邸・対潮閣跡の案内板が立っています。ここは秋山真之の終焉の地でもあります。3月に松山市内の秋山真之ゆかりの地を巡りましたので感慨深いものがありました。 山下と秋山は同郷のよしみで親交が深かったそうです。

山下商船（三井商船）の創業者の別邸

山下商船（三井商船）の創業者の別邸跡です。現在は建物は何も残ってません。明治時代、小田原を初め西湘地域には政界や財界の大物たちの別宅が多く建っており、有名どころでは黒田長政の「静閑亭」や山県有朋の「古稀庵」などが挙げられます。現在でもある特定のエリアには、とても大きなお屋敷が多く建っています。

旧山下亀三郎別邸跡

小田原城から徒歩10分ほど。国道1号線から一本入ったところ。近くには清閑亭や、小田原文学館があります。こちらは、山下汽船創業者、山下亀三郎氏の別邸跡です。今は石碑が残るのみ、秋山真之終焉の地でもあります。

邸宅跡

司馬遼太郎の「坂の上の雲」に登場する日本海海戦でバルチック艦隊を破った海軍中将秋山真之が亡くなった場所でもある、商船三井創業者の邸宅跡です。