西安鼓楼は、明朝初期の13世紀に建てられた西安にある鼓楼です。建物は600年もの歴史を持ち、かつては時を刻むために使用されていました。現在では古都のランドマークの一つです。鼓楼の南側には銘板があり、「文武盛地」と刻まれています。この銘板は、「天下第一关」と刻まれた山海関の銘板と合わせて、中国二大銘板として知られています。鼓楼に上ると、1.8メートルもの高さのある大太鼓や、二十四節気の刻まれた24基の赤い太鼓が見られます。いずれも非常に力強く、印象的な姿です。鼓楼の北側にはイスラム教徒が多く暮らす回民街があり、清真料理など食のパラダイスです。