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【今年の漢字】2025年の今年の漢字は「熊」!トップ20&歴代一覧まとめ

TAKUYA MIYAVI
TAKUYA MIYAVI
2025年12月12日

目次

  • 今年の漢字|今年の漢字「熊」
  • 今年の漢字|「今年の漢字」トップ20一覧
  • 今年の漢字|今年の漢字はいつ
  • 今年の漢字|今年の漢字とは
  • 今年の漢字|清水寺
  • 今年の漢字|応募期間
  • 今年の漢字|歴代一覧
  • 今年の漢字|予想
    • 今年の漢字 |今年の世相表す漢字は熊?
    • 今年の漢字 |今年の世相表す漢字は高?
    • 今年の漢字 |今年の世相表す漢字は米?
    • 今年の漢字 |今年の世相表す漢字は働?
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2025年の「今年の漢字®」には「熊」が選ばれました。熊による人身被害の深刻化や、政府による対策強化、各地で相次いだイベント中止や休校などを背景に、「熊」は2025年の世相を象徴する漢字として強い印象を残しました。この記事では、公益財団法人日本漢字能力検定協会が毎年発表する「今年の漢字®」について、2025年の「今年の漢字」に選ばれた「熊」の選出理由をはじめ、今年の漢字トップ20の結果、さらに歴代の「今年の漢字」一覧まで分かりやすく解説します。



その年の世相を象徴する、年末恒例の「今年の漢字」が、12日午後2時過ぎに京都・清水寺で発表され、2025年は「」が1位に選ばれた。

30周年を迎えた今回の募集には、全国から28万件を超える応募が寄せられた。

2万3346票を獲得して1位となった「熊」は、熊による人身被害や死者数が過去最多となり、政府が「クマ被害対策パッケージ」を取りまとめたほか、全国各地でイベントの中止や学校の休校が相次ぐなど、社会問題として大きな関心を集めた。また、パンダ(熊猫)4頭が中国へ返還されたことも、選出理由の一つとして挙げられている。

2万3166票を獲得し、僅差の2位となったのは、価格高騰や備蓄米をめぐる話題で注目を集めた「米」だった。

3位には、物価の「高」騰や、日本初の女性首相となった高市早苗首相の姓にも使われる「高」がランクインした。

順位 漢字
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
17位
18位
19位
20位

2025年の「今年の漢字®」は2025年12月12日(金)14時に発表されます。

発表会場は毎年恒例の京都市東山区にある清水寺奥の院で、主催は公益財団法人日本漢字能力検定協会です。

発表日当日は来場者の安全確保のため、12時ごろから15時30分にかけて奥の院への入場が規制され、現地で発表の様子を直接見ることはできません。

発表後、公式サイトや公式X(旧Twitter)アカウント(@Kotoshinokanji)で漢字と選定理由が公開されます。

「今年の漢字®」は、世の中で起きた出来事や流行を振り返り、一年の世相を漢字一字で表す企画です。1995年から続き、毎年秋~初冬に一般から漢字の応募を受け付け、最多得票の漢字がその年の「今年の漢字®」に選ばれます。選ばれた一字は清水寺の森清範貫主が縦横1.5メートルの大きな和紙に揮毫し、12月12日の「漢字の日」14時に発表されます。発表後は清水寺本堂に展示され、参拝者が年末まで鑑賞できます。2025年の応募受付はすでに終了しており、結果は当日の発表を待つだけとなっています。

発表会場となる清水寺では、年に一度のこのイベントに合わせて特別な体制が取られます。2025年の結果発表は12月12日14時から奥の院の舞台で行われますが、安全確保のため12時頃から15時30分頃まで奥の院への入場規制が実施され、観覧はできません。そのため、現地へ訪れる場合は発表時間帯を避け、公式サイトや報道を通じて確認しましょう。発表の様子はテレビやインターネットで中継され、公式Xでも速報が投稿される予定です。


清水寺

(写真;fnn.jp)

2025年の応募期間は10月中旬から11月末までと例年並みでしたが、すでに募集は終了しています。

「今年の漢字®」は1995年から毎年選ばれており、近年は社会の出来事を象徴する一字が並びます。表にまとめると次の通りです(2015年以降)。

今年の漢字 主な背景(抜粋)
2024年 パリオリンピックや大谷翔平選手の活躍など“光”の金メダルラッシュと、政治の裏金問題や物価高騰など“影”の金が両立した年
2023年 増税議論、防衛費財源確保のための税制改正、定額減税など税の議論が続いた年
2022年 ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮ミサイル発射など戦争の恐怖、円安・物価高との生活の戦い、スポーツの熱戦が目立った年
2021年 東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が史上最多の金メダルを獲得し、各界で“金字塔”が打ち立てられた年
2020年 新型コロナの流行で「密」を避ける生活が求められ、三密をキーワードに新しい生活様式が広まった年
2019年 新天皇即位と元号「令和」への改元で、明るい新時代への期待が込められた年
2018年 北海道・大阪での地震や豪雨、台風、猛暑など自然災害が相次ぎ、防災意識が高まった年
2017年 北朝鮮のミサイル発射や核実験、九州北部豪雨など「北」に関わる不安が続いた年
2016年 リオ五輪での金メダルラッシュと政治と金の問題、マイナス金利導入などが話題になった年
2015年 安全保障関連法案を巡る対立や、テロ事件・異常気象など不安が広がった年

以上のように、漢字一字にはその年に起こった出来事や国民の心情が凝縮されています。2025年はどのような漢字が選ばれるのでしょうか。

2025年の応募結果は未公表ですが、投票サイトやメディアによる予想ではいくつかの漢字が注目されています。ここでは代表的な候補とその理由を紹介します。

予想投票の初期段階で最も票を集めているのが「熊」です。

2025年は全国各地でクマの出没が相次ぎ、4月から10月までの期間だけで196人がクマに襲われ13人が死亡する過去最悪の被害となりました。北海道や東北を中心に集落への出没も多発し、「熊害」という言葉がニュースを賑わせました。また、漢字自体が「能登半島地震の被災地を励ますクマのキャラクター」など話題になったこともあり、「世相を象徴する漢字」として支持を集めています。世論調査サイトの予想ランキングでも「熊」がトップに位置しており、2025年の候補として最有力と目されています。


熊

(写真;.mbs news)

次に支持を集めているのが「高」です。

2025年は物価高が続き、政府が物価対策や減税などを含む21.3兆円規模の経済対策を発表するなど、インフレ対策が最重要課題となりました。食品値上げは年間20,381品目にのぼり、前年より62.8%増えるなど生活者の負担が大きくなっています。

さらに、10月21日には高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に就任し、女性初の首相となったことも注目されました。彼女の姓にも「高」が含まれており、物価「高」や株価「高」、そして“高市首相”の誕生が重なった年として記憶されることから、多くの票が集まっています。


高市早苗

(写真; yahoo news)


候補の一つとして挙げられるのが「米」です。

2024年から続く「令和の米騒動」により、主食である米の供給不足と価格高騰が社会問題となりました。2023年の猛暑や地震による収穫量減少、インバウンド需要の増加などが重なり、2024〜2025年にかけて米の価格が1キログラム800円前後まで高騰しました。さらに、米国(アメリカ)の大統領選挙や通商交渉など国際情勢に関するニュースも多く、「米」という字が日本の食と外交の両方を象徴するとして支持を集めています。


米

(写真;kenhasurf)


「働」または同じ訓を持つ「動」も有力候補です。

2025年には史上初の女性首相となった高市早苗氏が就任演説で「働いて、働いて、働いてまいります」と繰り返し述べ、国民に向けて働く意識を強調しました。この発言は流行語となり、多くの人々が仕事や生き方を見つめ直すきっかけとなりました。また、アフターコロナで働き方改革が進み、労働形態の多様化や副業解禁、賃上げ交渉など“働く”ことがクローズアップされた年でもあります。こうした背景から「働(動)」を予想する声も根強くあります。


高市早苗氏

(写真; sankei)


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