2020 上海観光スポット・穴場ベスト２０選

・時差：－1時間

・言語：中国語、上海語

・通貨：1CNY（中国人民元）＝約16円

・気候：東京と気温がほぼ同じように推移しますが、降水量は6～9月が多めなので雨具は忘れずに。夏は湿度が高いので風通しの良い服がおすすめです。冬は気温の割には寒く感じるので防寒対策を忘れずにいくとよいでしょう。

19世紀後半から20世紀前半にかけての租界地区（上海租界）であり、当時建設された西洋式高層建築が建ち並んでいるスポットです。建物の中にはレトロでおしゃれな雰囲気のバーやレストランがあり、外から見る夜景は上海一の絶景といっても過言ではありません。クルーズ船を使って川の上からの鑑賞もいいでしょう。

・アクセス：地下鉄2、10号線「南京東路」駅から徒歩5分。

「豫」は「楽しい園」という意味。面積は約2万平方メートルで1559年（嘉靖38年）から1577年（万暦5年）の18年の歳月を費やし造営された庭園です。園内では約40カ所もの風雅な建物や風景をみることができます。敷地内では建築物、緑、池、名石、橋などが中国風の景観と見事に融合していて中国の歴史を感じさせられます。

・アクセス：上海地下鉄10号線「豫園」駅から徒歩10分。

1990年着工、1994年11月完成、総建設費8.3億元。高さ467.9メートルの上海テレビ塔で、オリエンタルパールタワー、上海タワーとも呼ばれています。展望台は351m（太空艙）、263m（上球体）、90m（下球体）の３つがあり、360度広がる上海の街を見渡すことができます。夜は、黄浦江を行きかう船や外灘の夜景を見ることができます。

・アクセス：地下鉄2号線「陸家角」駅すぐ。

古い建物が残る地域を再開発し2000年に開発された、上海一のおしゃれスポット。高級レストラン、富裕層向けのショッピングセンターとともに事務所ビル・住居用マンションがある、ファッショナブルなエリアです。ヨーロッパ、香港、日本のファッションブランドのアイテムが豊富に揃っています。現代風の新上海料理レストラン「小南国」は、日本人の口に合うと言われる上海料理や広東料理がメインのレストランです。地元住民に愛されている欧米系カフェがあり、昼はオープンカフェでヨーロッパ気分を味わうことができます。一方、夜のバー街は有名で、落ち着いた雰囲気のジャズバーでカクテル、ワイン、葉巻などを堪能することができます。

・アクセス：上海地下鉄1号線「黄陂南路」駅から徒歩3分。

上海地下鉄10号線「新天地」駅から徒歩4分

近未来的な高層ビル群が建ち並ぶ華麗な金融街。このオフィス街の高所に展望台があります。ヨーロッパの高級レストラン、おしゃれなバー、パノラマ風景を楽しめる上品なダンスクラブなど、ラグジュアリーホテルのナイトライフも楽しめます。世界屈指の高さを誇る「上海環球金融中心」（地上101階、高さ492メートル）や上海のシンボルともいえる「東方明珠」などのランドマーク、大型のショッピングモールなどがあり、いつも多くの国内外観光客、地元の人たちで華やいでいます。地下1階のエントランスから高速エレベーターに乗ると、地上400メートル以上の95階まで、わずか66秒で到着します。このビルができるまで上海で一番背が高かったテレビタワーまでも見下ろすことができます。

・アクセス：地下鉄2号線「陸家嘴」駅からすぐ。

「人民公園」を中心に、東西に走っている世界最長のショッピングモールで約6キロメートルにも至ります。

世界で最も交通量の多い繁華街の一つで、上海で最古かつ最大のデパート、歴史の長いレストラン、古く権威のあるホテル群、高級商店やオフィスビルが立ち並んでいます。南京東路沿いのお店のオープンは朝9時ごろ、閉店は夜10時ごろ。南京東路は「観光ストリート」のため地元の人が飲みに行くような繁華街ではなく、中国の地方からの観光客や老舗でのお買い物にこだわる人の街になっています。

・アクセス：地下鉄1、2、8号線「人民広場」駅から地下鉄2号線「南京東路」駅、この2つの駅を結ぶストリートが南京路です。

上海市民は「泰康路」と呼ぶ方が多く、もともと住宅だった場所に自然発生的に店が増えて、現在の姿になりました。現在では豫園や新天地に次ぐ上海の観光ショッピングエリアになっています。狭い路地に様々なおしゃれなアートショップや外国料理店、ブティックや小物店、カフェなどが密集しています。中国料理以外の各国料理店も多く、日本人が経営する店もあります。

・アクセス：上海地下鉄9号線「打浦橋」駅より徒歩5分。

中国国内でも有数の規模で、敷地面積74.3万平方メートル、飼育設備面積47,237平方メートルあります。飼育されている動物は約620種類・7000頭以上です。ジャイアントパンダやヨウスコウアリゲーターといった中国原産の動物や世界各国の動物が見られます。

・アクセス：地下鉄10号線「上海動物園」駅すぐ。

北京の故宮博物館、南京博物館とともに、中国三大博物館の一つ。独特の外観は、天円地方という古代からの中国の世界観、宇宙観を示していると同時に、鼎に代表される青銅器コレクションを示しています。特に1階の古代青銅器のコレクションは世界的に注目を集めています。

・アクセス：地下鉄1号線・2号線・8号線「人民広場」駅から徒歩7分。

科学教育の展覧館で、占地面積6.8万平方メートル、建築面積は9.8万平方メートル、総投資額は15億人民元です。開館は午前9時から午後5時まで（火曜から日曜まで）。上海科技館駅と直結し、周辺は公園と一体化しています。多くの所蔵品があり、精巧な動物や地質の標本、ロボット、電子情報機器や航空宇宙機器のモデル、各種科学技術発明の実演などを見ることができます。立体巨大スクリーン、宇宙上映館などもあり、シミュレーションゲームなど体験型アトラクションで遊びながら学ぶことができます。

・アクセス：地下鉄2号線 「上海科技館」駅からすぐ。

総面積20,538平方メートル、総投資費5000万ドルというアジア最大級の水族館です。中国とシンガポールの企業の共同建設で2002年2月にオープンしました。300種類10,000匹以上の水中生物を見ることができます。中国ゾーン、南アメリカゾーン、アフリカゾーンなど各国の展示ゾーンがあり、特に「世界最長の海底トンネル」は見どころです。地下の「深海ゾーン」には全長155メートルで世界最長の水槽のトンネルがあり、魚だけでなく水辺の生き物なども観察できます。絶滅の危機に瀕している揚子江流域に住む水生動物を見られる「中国ゾーン」も必見です。

・アクセス：地下鉄２号線「陸家角」駅から徒歩約4分。

20世紀初頭に活躍した中国の文学者、魯迅にゆかりのある地であり、広大な公園の中には魯迅の記念館や墓があります。一方で太極拳などを楽しむ市民の姿も見られ、市民の憩いの場として親しまれています。

・アクセス：地下鉄3号線・8号線「虹口足球場」駅から徒歩10分。

馬戯はサーカスの意味で、上海雑技団のショーを見ることができます。船上雑技、輪くぐり、大車輪、空中アクロバット、トランポリン、モーターバイクショーなどたくさんの演目を行います。会場は円形でどこからでも見やすい構造。チケットはWEBで予約ができ、当日会場での購入も可能です。

・アクセス：地下鉄1号線「上海馬戯城」駅から徒歩2分。

三国時代に建設され1008年に静安寺という名が付けられた、上海を代表する真言宗の歴史的なお寺。空海も遣唐使として訪れています。夜間は建物がライトアップされ、周辺にはゴージャスなホテル、大型ショッピングモールや人気レストランも並んでいます。

・アクセス：地下鉄2号線「静安寺」すぐ。

俗称は老城隍廟といい、道教の正一教の重要な宮観（道教の建物）です。境内では黄金の仏像が飾られ、周辺は軽食レストラン、骨董品のお店、日用雑貨のお店などで賑わっていて、小籠包、梨膏糖、五香豆などに食欲がそそられます。

・アクセス：地下鉄10号線「豫園」駅から徒歩15分。

湖と山々に囲まれた扇形の古代の町（水郷古鎮）があります。1991年に上海市政府によって、最初の4つの文化都市の1つに選ばれました。台湾の有名な作家に「小さな橋、流れる水、そして人々」のイメージを与え、ここの風景は多くの映画監督から注目を集めました。特に朱家角は国内外で撮影のホットスポットとなり、「上海のハリウッド」と称賛されました。

・アクセス：路線バスとツアーバスの2つ。

路線バス：「沪朱高速快線」。バス停は地下鉄「大世界」駅（1号線・8号線）3番出口から徒歩5分ほど。料金は片道12CNY。所要時間は約1時間30分。

ロンドン、アムステルダム、ニューヨーク、香港、ラスベガスに継いで開設された、世界で六番目のマダムタッソー蠟人形館。「ビル・ゲイツ」と会談できたり、「ブルースリー」・「ジャッキー・チェン」「オードリー・ヘップバーン」などの大スターと写真を撮ったりすることができます。

・アクセス：地下鉄1号・2号・8号線「人民広場」駅から徒歩約2分。

上海映画グループが運営する、映画・テレビドラマ撮影用のオープンセットとスタジオ施設です。観光用に公開されていて、ほぼ毎日行われている撮影も見学できます。フランス大統領公邸セット内に設けられた撮影用衣装展示館のほか、観光専用の寸劇や路面電車・四輪馬車・人力車、遊覧船などのアトラクションがあります。

・アクセス：蓮楓専線バスに乗り、「車墩」で下車後徒歩10分。

中国最大規模の遊園地で、敷地面積90万平方メートルの大テーマパークです。７つのパークに分かれていて、中でも注目したいのが全長1200ｍの全木造ジェットコースター「ウドゥン・コースター・ファイヤーボール（谷木遊龍）」です。もうひとつの注目アトラクションは、となりの「上海ビーチ（上海灘）」にある「ダイビングコースター（絶頂雄風）」。これらのアトラクションは「ジェットコースター王」の異名もとっています。

・アクセス：地下鉄９号線「佘山」駅下車後、無料バスで10分。

パスポートは残存有効期間が６ヵ月以上残っていることを確認しましょう。滞在予定期間が15日以内の場合、基本的にビザは不要です。16日以上の滞在予定の場合は、30日間の観光ビザ（Lビザ）を取得しましょう。

・上海行きの航空券：こちらをご覧ください。

・上海のホテル：こちらをご覧ください。

・物価：中国の経済成長で物価上昇中のため、飲食店は東京より若干高いもののスーパーにある国産品は安いです。

・治安：中国内では比較的いいほうですが日本ほどではありません。スリなどに注意しましょう。

・通信：国際ローミングをOFFにして、上海用ポケットWi-Fi（VPN機能付き）をレンタルするか海外(香港)用のチャイナ・ユニコム(中国聯通香港)のプリペイドSIMを購入すると割安になります。特に後者のプリペイドSIMは事前にAmazonで購入でき、1週間使えて1,200円弱と割安です。

ダイナミックに変化し続けている上海に出かけてみてはいかがでしょうか？

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