【阿波踊り 2025】徳島・阿波おどりは8月11日～15日に開催予定！芸能人・日程・チケット情報・会館・空港アクセスまでまとめ

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（写真：The Awaodori）

阿波踊りは、1629年、徳島藩主の蜂須賀家政が城下町の普請（整備工事）完了を祝し、民衆に酒や食事を振る舞った宴が始まりとされています。当時は「阿呆踊り」と呼ばれ、身分や立場を問わず誰もが参加し、自由に楽しめる祭りとして定着しました。
阿波踊りは江戸時代に町内の団体「町組」が中心となって発展し、地域ごとに特色ある踊りや構成が生まれました。明治時代には音楽や舞踊の形式が整えられ、現在の阿波踊りの原型が確立されます。第二次世界大戦中は一時中断されましたが、1947年に復活し、以降は毎年8月に開催される恒例行事となり、今日まで受け継がれています。
現在では、約100の団体が参加し、徳島市内全域で多彩なパフォーマンスが繰り広げられる、日本を代表する夏祭りとなっています。踊り手たちは長年の練習で磨き上げた踊りを披露し、その迫力と華やかさで観客を魅了します。国内外から多くの観光客が訪れ、街は熱気と歓声に包まれ、徳島の夏の風物詩として広く親しまれています。

阿波踊りの基本は「胴振り」と「足さばき」にあり、男女それぞれの特徴的なスタイルがあります。男性の「男踊り」は力強い動きが特徴で、両手を広げて大きく胴を振り、太鼓のリズムに合わせて足を踏み鳴らします。特に「柄踊り」と呼ばれる様式では、短冊をつけた「柄」を振り回しながら踊るのが見どころです。

女性の「女踊り」は、柔らかい手振りと小さな足さばきが美しさのポイント。振袖姿で踊る場合が多く、手の動きが「花を摘む」「風に揺れる」などのイメージを表現するように練られています。

どちらの舞い方も、囃子（三味線、太鼓、笛など）のリズムに完全に同調することが重要で、団体全体が一つの動きを作り出す瞬間が圧巻です。初心者でも簡単な基本ステップを覚えれば、街角の観客参加コーナーで楽しむことができます。

阿波踊りを楽しむには、まず街中に広がる「踊り場」を巡るのがおすすめです。特に「中田町」「一番街」「松島通り」は主要会場で、昼間から夜間まで各団体が次々と踊りを披露します。夜になると周囲の街灯と踊り手の着物が輝き、幻想的な雰囲気を味わえます。

阿波おどり会館では、屋内会場でのパフォーマンスや舞踊の解説が行われるため、雨の日や詳しく知りたい人に適しています。有料エリアでは近くで踊り手の表情や動きを観察できるのが魅力ですが、無料エリアでも十分に楽しめます。

さらに、観客も一緒に踊れる「手拍子」コーナーがあり、現地の人から簡単なステップを教えてもらうのも楽しみ方の一つです。また、会場周辺の屋台では「阿波そば」や「かんちゃん焼き」などの当地料理を味わいながら、祭りの雰囲気を満喫できます。

（写真：The Awaodori）

2025 年の徳島阿波踊りは、8 月 11 日から 15 日まで開催され、今年から舞台公演の名称が新たにリニューアルされることで、さらに注目が集まっています。​

全体の総称が「THE AWAODORI」に統一され、より国際的なイメージを打ち出しています。オープニングを飾る 8 月 11 日の舞台公演は、従来の「選抜阿波おどり前夜祭」「THE AWAODORI」から「匠の舞台 優りび（すぐりび）」に名称が変更されました。この公演では、長年阿波踊りを磨き上げてきた名だたる団体が集結し、伝統の技を極めた舞いを披露するのが見どころです。​

8 月 12 日から 15 日までの舞台公演は、「選抜阿波おどり」から「夢の舞台 祭りび（まつりび）」にリニューアル。この期間は、幅広い年代やスタイルの団体が登場し、阿波踊りの多様性と活力を感じることができます。日夜開催される公演に加え、街中でも各団体が自主的に踊りを披露する「街踊り」が行われ、全市が祭りの熱気に包まれます。事前に公式サイトで詳しい時間割をチェックして、お気に入りの公演を見逃さないようにしましょう。

（写真：ufotable）

2025 年の阿波踊りで最も注目されるコラボが決定！人気アニメ「鬼滅の刃」が「鬼滅連」として参戦することが発表されました。この特別パフォーマンスは 8 月 12 日と 14 日の 2 日間限定で披露されるため、「鬼滅の刃」ファンはもちろん、阿波踊りを愛する人たちにとっても絶対に見逃せない瞬間となりそうです。伝統舞踊と人気アニメが融合した「鬼滅連」の踊りは、徳島の夏をさらに熱く盛り上げること間違いなしです。​

「鬼滅連」の阿波踊りは 8 月 12 日と 14 日にそれぞれ異なる会場で開催され、各日独特の魅力が詰まっています。​公式情報によると、出演者のスケジュールは以下の通りです。

■8月12日（火）

藍場浜演舞場 一部開始前（17:30頃～）

みに隊士と子どもたちが、藍場浜演舞場に踊り込み！

徳島の夏を「鬼滅連」が彩ります！

＜参加みに隊士＞

竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、冨岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎、宇髄天元、甘露寺蜜璃

■8月14日（木）

紺屋町演舞場　二部（20:20～）

下野紘さん（我妻善逸役）、松岡禎丞さん（嘴平伊之助役）の参加が決定！

豪華ゲストを迎えての「鬼滅連」の演舞が見られるのはこの日だけ！お見逃しなく！

＜参加みに隊士＞

竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、冨岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎、宇髄天元、甘露寺蜜璃

期間中は「鬼滅の刃」と阿波踊りのコラボ商品も販売され、ファン必見のアイテムが揃います。会場の指定売店や公式オンラインストアでは、「鬼滅連」デザインのTシャツ、風鈴、缶バッジなど、阿波踊りの伝統模様とキャラクターを融合させた限定デザインが登場します。
特に注目なのは、着物風タオルや「鬼滅連」ロゴ入りの囃子グッズで、自宅でも祭りの雰囲気を楽しめると人気を集めそうです。多くが数量限定のため、購入希望の場合は早めのチェックがおすすめです。一部商品はオンラインで事前予約も可能で、会場に行けない人でも入手できるチャンスがあります。

阿波踊りは、德島県の代表的な祭りであり、国内外から多くの観光客が訪れる人気イベントです。その魅力を一層高めるため、毎年数多くの芸能人が阿波踊りに登場し、盛り上げています。2025 年も例外ではありません。

今年の阿波踊りには、様々な分野の有名な芸能人たちが参加する予定です。公式サイトによると、音楽界の人気歌手や、テレビドラマや映画で活躍する俳優、そしてタレントなど、幅広いジャンルの芸能人が名を連ねています。これらの芸能人たちが阿波踊りのステージに上がり、自ら踊りを披露したり、地元の踊り子たちと一緒に盛り上げることで、阿波踊りの雰囲気をさらに高めることでしょう。

例えば、12 日の出演には加藤亜美、岩本勉らが名を連ね、13 日には野中耀博や島憂樹といったアーティストが登場。14 日にはテツ＆トモ、石丸佐知がステージを盛り上げ、15 日も岡田朋峰、武田修宏ら豪華顔ぶれが勢揃い。

これらの芸能人たちが阿波踊りの伝統に現代のアーティストらしさを吹き込み、毎日独特のパフォーマンスで会場を沸かす。各日の出演詳細は、公式発表の出演予定芸人一覧表で確認できるので、観覧計画を立てる際はチェックしてみてください。

（写真：The Awaodori）

阿波おどり会館及び周辺には、屋内と屋外に多様な会場が設けられ、2025 年の「THE AWAODORI」期間中に各種公演が行われます。有料会場では充実した鑑賞体験を、無料会場ではカジュアルに祭りの雰囲気を楽しめるなど、それぞれの特徴を活かして楽しむことができます。​

屋内会場の有料エリアでは、「匠の舞台 優りび」と「夢の舞台 祭りび」の公演が開催されます。「匠の舞台 優りび」は 8 月 11 日のオープニングに当たる公演で、熟練の踊り手たちが伝統の技を披露し、阿波踊りの深い魅力を伝えます。「夢の舞台 祭りび」は 8 月 12 日～15 日に行われ、幅広い世代の団体が登場して活力あるパフォーマンスを展開します。どちらの会場も舞台に近い位置から踊り手の細かな動きを観察でき、屋内限定の演出が加わって伝統と現代が融合した感動を与えます。チケットは事前購入が推奨され、人気の時間帯は早期完売に注意が必要です。​

屋外の有料会場には「Sansan 藍場浜演舞場」「あわぎん南内町演舞場」「紺屋町 株式会社バル演舞場」の 3 か所があります。「Sansan 藍場浜演舞場」は開放的な広場を活かした人気会場で、太陽の光や夕暮れのライトアップが舞踊と調和して独特の雰囲気を作り出します。「あわぎん南内町演舞場」は街中の中心部に位置し、周囲の建物との一体感があり、ローカルな雰囲気を楽しめます。「紺屋町 株式会社バル演舞場」は比較的コンパクトなスペースで、踊り手との距離が近く、親密な感じで鑑賞できるのが特徴です。いずれの会場も囃子の音が街に響き渡り、祭りの熱気を満喫できます。​

屋外の無料会場は「ローソンでハピろー！両国本町演舞場」「新町橋 Uber ｜ 電脳交通 演舞場」「レッドブル 新町橋東おどり広場」「レッドブル 両国橋南おどり広場」の 4 か所が用意されています。「ローソンでハピろー！両国本町演舞場」はコンビニとのコラボエリアで、気軽に立ち寄って鑑賞できるのが便利です。「新町橋 Uber ｜ 電脳交通 演舞場」は橋周辺に広がるスペースで、眺めが良く、広々とした雰囲気で楽しめます。「レッドブル 新町橋東おどり広場」と「レッドブル 両国橋南おどり広場」はスポンサーとのコラボエリアで、それぞれ独特のデザインが施されています。これらの無料会場では、誰でも気軽に阿波踊りを観賞でき、周囲の観客と一緒に手拍子を打ちながら盛り上がることができます。周辺には屋台も多く、美食を味わいながら祭りを楽しむのに最適です。

すべての会場の情報は表形式にまとめられています。阿波おどりを観覧希望の方は、ぜひご参照ください！

（写真：The Awaodori）

2025 年の阿波踊りに参加する皆さん注意！先行チケットの販売はすでに終了しましたが、一般販売が 2025 年 7 月 1 日（火）10 時から開始されます。有料演舞場や「匠の舞台 優りび」「夢の舞台 祭りび」の舞台公演のチケットは、チケットぴあウェブサイトを中心に販売されます。購入方法はオンライン、コンビニ、当日会場での 3 種類が用意されており、それぞれの特徴に合わせて選択すると良いでしょう。​

阿波おどりのチケットは、チケットぴあWEBサイトと阿波おどり公式WEBサイトからオンライン購入できます。販売開始は7月1日10時で、人気公演は開始直後に売り切れる可能性が高いため、事前に希望日時と会場を確認しておくと効率的です。

オンライン決済はクレジットカードが利用でき、購入後は電子チケットをスマホに保存するか、必要に応じて印刷して持参します。自宅から簡単に購入でき、確実に席を確保できる点が魅力です。

阿波おどりのチケットは、セブン‐イレブン店舗でも購入可能です。販売開始は7月1日以降で、店内のマルチコピー機から「阿波踊り2025」を選び、公演や枚数を指定して現金で支払うだけと手順は簡単です。
コンビニ購入のメリットは、クレジットカードを持っていなくても買えることと、購入後すぐにチケットを受け取れる点です。ただし、人気公演は在庫が早くなくなる可能性があるため、観たい公演が決まっている場合は早めに店舗へ行くのがおすすめです。購入したチケットは、会場で提示できるよう折れや汚れに注意して保管しましょう。

阿波おどりの当日券は、徳島市広域観光案内ステーションや各会場の券売所で購入できます。ただし、在庫数は限られており、特に夜間や週末の人気公演は完売の可能性が高いため注意が必要です。
当日券を確実に入手したい場合は、会場に早めに到着して券売所の開設時間を確認することが大切です。支払いは現金が基本なので、必要な金額を事前に準備しておきましょう。
なお、当日券は原則自由席となるため、良い観覧位置を確保するにはさらに早めの入場が有効です。急な観覧予定にも対応できる方法ですが、確実に観たい場合は事前購入が安心です。

2025 年阿波踊りのライブ配信は、NHK の公式サイトで視聴可能です。8 月 11 日から 15 日まで、毎日午後から夜間にかけて、主な演舞や街中の踊り模様を中継します。​

高画質で会場の熱気を伝えるため、スマホやパソコンで簡単に視聴できます。事前に配信時間を確認し、会場に行けなくても阿波踊りの魅力を楽しみましょう。

2025 年阿波踊り期間中、3 種類の駐車場をご利用いただけます。「一般車両臨時駐車場」「シャトルバス付き駐車場」「事前予約可能な駐車場」で、それぞれニーズに合わせて選択できます。​

公式サイトに詳細が掲載されています。会場周辺は混雑が予想されるため、事前に情報を確認し、ルートを計画するとストレスなく楽しめます。

1.一般車両臨時駐車場​

（写真：The Awaodori）

2.一般車両公営駐車場等

（写真：The Awaodori）一般車両公営駐車場等

（写真：The Awaodori）

2025 年阿波踊り期間中は、事前予約制の駐車場が設けられています。混雑を避けてスムーズに会場へアクセスしたい方は、事前に予約をしておくことを強く推奨します。

予約は公式指定のサイト「アキッパ」で行えます。駐車券の価格は 2,500 円から 5,000 円までで、場所によって異なります。例えば新町小学校の駐車場は 5,000 円、助任小学校や富田小学校の駐車場は 2,500 円となっています。また、障がいのある方やマタニティー、車イス利用者のための専用スペースも用意されており、料金は 5,000 円です。

ご利用にはアキッパへの会員登録（無料）が必要で、駐車券は事前に印刷して持参するようにしてください。キャンセルは前日まで無料で可能ですが、サービス料は返金されません。会場までの経路やご利用方法については、予約詳細ページをご確認ください。便利な場所を選んで、阿波踊りを楽しみましょう。

阿波踊りの夏祭りには、地元グルメを楽しめる屋台が欠かせません。主な出店エリアは徳島市役所前と藍場浜演舞場の近くで、多くの屋台は朝9時から夜9時頃まで営業します。

また、徳島ラーメンや突貫亭の焼きそば、元祖大判焼、徳島バーガー、半田そうめんなど、地元の名物料理が勢ぞろいし、観客は祭りの熱気とともに味覚でも徳島を満喫できます。

（写真：石川典行）

♦日程別の混雑度：

♦ 時間帯別の混雑度（18:00〜22:00）：

阿波踊り 2025 で人混みを避けつつ快適に楽しむには、以下のポイントがおすすめです。

1.観覧場所は早めに確保
人気の高い両国本町や新町橋演舞場は開始1時間前（17時〜18時前）に到着すれば、見やすい場所を押さえやすくなります。
2.平日を選ぶ
混雑のピークは8月13日以降。比較的空いているのは、8月11日（月・祝）や12日（火）です。
3.有料席を活用
南内町や藍場浜の有料演舞場は指定席なので、人混みを避けて落ち着いて鑑賞できます。
4.アクセスは裏ルートで
JR徳島駅周辺は混雑するため、新町川沿いの遊歩道や裏道を使うとスムーズ。事前にGoogleマップで確認しておくと安心です。

有料席の活用

無料エリアの観覧コツ

持ち物リスト

観覧マナー

かちどき橋西側交差点周辺
・両国本町演舞場東端付近に位置し、歩道が広く比較的混雑が少ない。
・橋の欄干から観覧可能だが演舞場までやや距離があり、立ち見での観賞に適している。

新町川沿い遊歩道
・風通しが良く、座って観覧しやすい。

・藍場浜演舞場近くで、祭りの雰囲気を感じやすい。

・カップルや家族連れにおすすめ。

城山公園前交差点付近

・地元民に人気のスポットで、視界が開けて落ち着いて観覧可能。

・木陰やベンチがあり、子連れや年配者に適している。

新町橋東詰の歩道

・踊り手の動きを正面から見られ、写真撮影に最適。

・駅から徒歩圏内でアクセス良好。

足元の段差に注意が必要。

（写真：徳島市公式観光サイトFUN!FUN!）