本記事はソウル紅葉穴場2025の完全ガイド！ソウル紅葉のシーズン情報をはじめ、人気＆穴場スポット名所 10 選を詳しく紹介。各スポットの紅葉見頃、住所、交通アクセスまで網羅しています。秋の気温低下でオレンジ色に染まるソウル紅葉は、10 月中旬～11 月中旬が見頃ピーク。この期間に紅葉狩りを計画する方、ぜひ参考にしてください。

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（写真：スカイスキャンナー）

エリア	見頃予想	主な紅葉樹種
北部（北漢山・昌徳宮）	10月下旬〜11月上旬	イチョウ・カエデ
中部（景福宮・南山）	11月上旬〜中旬	カエデ・ケヤキ
南部（蚕室・ソウルの森）	11月中旬	イチョウ・モミジ

ソウル旅行を計画中で、すばらしい紅葉を見たいなら、昌徳宮と秘苑はリストに入れておいてください。

宮殿の敷地の中にも外にも、紅葉する木々が数多く植えられており、韓国の伝統的な宮殿建築の景色と美しく調和しています。毎年秋になり、木の葉やイチョウが色づくと、風景全体が赤や黄色に染まります。

所在地：ソウル特別市鐘路区（チョンノグ）栗谷路（ユルゴクロ）99

交通アクセス：地下鉄3号線「アングク駅」3番出口から徒歩5分。

見頃予想：10月下旬〜11月上旬

注意事項：昌徳宮の秘苑の入場は、ガイド付きツアーのみ可となっています。ガイド付きツアーの予約がない場合は、昌徳宮の周辺のみの見学となります。

景福宮は不動の人気を誇る紅葉スポットのひとつです。宮殿の南門であり正門でもある光化門から宮内まで、イチョウや赤く色づく木々をたくさん見ることができます。最も有名な景観スポットは巨大なイチョウの木で、観光客なら必見です。このイチョウの木は、光化門を入って左に曲がると、宮殿の手前にあります。風が吹くと黄金色のイチョウの葉が舞い、その背景の歴史的建造物を美しく引き立て、訪れる人々の心に深い印象を残します。

所在地：ソウル特別市鐘路区（チョンノグ）社稷路（サジクロ）161

交通アクセス：地下鉄3号線「キョンボックン駅」5番出口すぐ。

見頃予想：11月上旬〜中旬

南山公園はソウル最大の公園で、紅葉狩りにぴったりのスポットです。秋になると、カエデやイチョウの葉が色づき、山全体が赤、黄、緑に染まります。

南山の頂上に位置するのはソウルのランドマークタワー「Nソウルタワー」。タワーの上から見下ろす紅葉は特に美しく感じられます。南山の頂上へ向かう道も、ソウルのモミジの名所としておすすめです。

所在地：ソウル特別市流山区（ヨンサング）南山公園キル 105

交通アクセス：地下鉄4号線「ミョンドン駅」3番出口から「南山循環バス」5番に乗車。

見頃予想：11月上旬〜中旬

徳寿宮トルダムギル（石畳の道）は、韓国でも特に美しい通りの 1 つとして、長年ソウル市民に愛されてきました。秋になると、落ち葉が遊歩道を彩り、運良くこの時期に訪れ人々にまるで絵画のような景色を見せてくれます。

この場所は韓国の人気テレビドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々」のロケ地のひとつでもあり、ソウルで紅葉を楽しみたい人がぜひ訪れてるべきスポットとしても知られています。

所在地：ソウル特別市中区（チュング）世宗大路（セジョンデロ）99

交通アクセス：地下鉄1号線・2号線「市庁（シチョン）駅」1番または3番出口すぐ。

見頃予想：11月上旬〜中旬

梨花女子大は紅葉の隠れた名所です。優美な西洋風の校舎が立ち並ぶキャンパスでは、モミジの赤やイチョウの黄色が鮮やかに地面を彩ります。

ほかの紅葉スポットとの違いは、キャンパスならではの秋にぴったりな学術的な雰囲気を感じられること。秋らしい景色と気分を満喫した後は、近くのファッションストリートを散策し、自分へのちょっとしたご褒美に、ショッピングを楽しんでみませんか？

所在地：ソウル特別市西大門区（ソデムング）梨花女子大キル 52

交通アクセス：地下鉄2号線「梨花女子大（イデ）駅」2番または3番出口から徒歩4分。

見頃予想：10 月下旬~11 月上旬

1,200 ヘクタール（3,000 エーカー）を超える面積を誇る公園、「ソウルの森」は、すばらしい風景が楽しめる人気スポットのひとつで、秋になると、一帯は赤、オレンジ、黄色の豊かな色彩に染まります。ここでは40種類以上のバラも栽培されています。

この公園はほかの紅葉スポットと比較すると広大で、その景色は圧巻です。天候が許せば、公園内の草原でお弁当を広げて、友人とピクニックを楽しむこともできます。

所在地：ソウル特別市城東区（ソンドング）トゥクソム路 273

交通アクセス：地下鉄水仁盆唐線「ソウルの森（ソウルスプ）駅」3番または4番出口から徒歩5分。

見頃予想：11月中旬

南怡島（ナミソム）は、ソウル近郊にある美しい観光スポットです。四季折々の風情があるこの島では、秋になると、メタセコイア、イチョウ、モミジが一斉に色づき、美しく整った独特の景観を見せてくれます。

南怡島はソウルから車で約1時間もかかりますが、ぜひとも訪れて欲しい場所です。この島を散策すると、まるで小さな楽園にいるような気分になります。

所在地：江原道春川市（チュンチョンシ）南山面（ナンサムミョン）南怡島キル 1

交通アクセス：清涼里（チョンニャンニ）駅で「ITX－青春」に乗り換え、加平（カピョン）駅で下車。加平駅から南怡島への船着場まで徒歩で移動。

見頃予想：10月中旬〜11月上旬

ソウル郊外の紅葉の名所を紹介するなら、見逃せない場所が1か所あります。それは京畿道（キョンギド）加平郡（カピョングン）に位置する「アチムゴヨ樹木園」。33万平方メートル（35万5千スクエアフィート）の面積を誇るこの庭園は、韓国の園芸の中心的存在です。春は桜に木蓮、ツツジ、夏はアイリス、ヤマアジサイ、ムクゲ、秋は紅葉、冬はイルミネーションと、四季折々の変化が楽しめます。

鮮やかに色づいた紅葉の中をチャペルや中庭の間を縫うように歩くと、この樹木園が「西洋的」であることに気がつくことでしょう。でも、もちろん、本場の韓国らしさを味わうこともできます。

所在地：京畿道加平郡（カピョングン）樹木園（スモグォン）路 432

交通アクセス：京春（キョンチュン）線または「ITX－青春」号に乗車し、「清平（チョンピョン）駅」で「加平郡観光バス」に乗り換え、「アチムゴヨ樹木園駅」下車。

見頃予想：10 月下旬から 11 月中旬

韓国で紅葉を楽しめる、もう1か所のおすすめスポットは雪岳山国立公園です。毎年秋になると、韓国で最初に紅葉が見られる場所として知られています。この国立公園の特徴は、その壮大な景観。さまざまな色の紅葉が山に点在し、雪岳山の風景を特別なものにしています。

赤く色づく山の風景を楽しんだ後は、ロープウェイから見る圧巻の奇岩群を楽しみましょう。その後は、新興寺（シヌンサ）にある青銅製の大仏はじめとする、様々な観光名所を訪れてはいかが？雪岳山は、家族や友人と過ごす週末の外出先にぴったりな場所のひとつです。

所在地：江原道束草市（ソッチョシ）雪岳洞（ソラットン）114-2

交通アクセス：ソウル市内から雪岳山国立公園は通常車で3時間以上かかるため、「雪岳山1日ツアー」へのご参加をおすすめします。

見頃予想：色付き：9/29 見頃：10/20

全羅道に位置する内蔵山は、韓国屈指のカエデの紅葉スポットとして知られています。秋になると、赤、オレンジ、黄、緑の葉が山々を覆い、まるでおとぎ話のような美しい紅葉の風景を見せてくれます。

独特の地形を誇る内蔵では、壮大な山の景色のほか、湖上の美しい東屋や荘厳な滝をお楽しみいただけます。総合的に、非常にお勧めの場所です。

所在地：全羅北道井邑市（ジョンアッシ）南蔵湖畔路（ネジャンホバンロ）328

交通アクセス：ソウル市内から内蔵山まで、通常、車で3時間以上かかるため、「内蔵山1日ツアー」へのご参加をおすすめします。

見頃予想：色付き：10/26　見頃：11/５

ソウルの紅葉シーズンは気温の変動が大きく、昼間は約 15℃前後と穏やかでも、朝晩は 5～10℃まで低下するため、防寒対策が不可欠です。薄手のダウンジャケットやスカーフを持参すれば、早晚の冷えを緩和できます。夜間の紅葉観賞を計画する場合は、カイロや手袋も用意しておくと安心です。また、紅葉スポットは徒歩圏が多いため、歩きやすいシューズが必須です。写真を撮りたい方は、モバイルバッテリーも忘れずに持っていくと、スマホの電量切れを心配せずに美景を記録できます。