北海道の紅葉の時期は9月上旬～10月下旬！おすすめのスポットやイベントを徹底解説

この記事では、北海道のおすすめ紅葉スポットやイベントについて詳しく解説します。ぜひ、最後までご覧ください！

北海道・道北エリアの紅葉スポット5選

北海道・道北エリアに位置する巨大な山塊「大雪山」は、日本で一番早い紅葉として知られています。大雪山系山頂付近など、早いところではなんと8月下旬から紅葉が始まり、9月上旬～9月下旬にかけて見頃を迎えます。

赤いナナカマドと黄色く色づくダケカンバを中心とした紅葉は色鮮やかで、葉のグラデーションと絶景がパノラマに感動する登山者で毎年溢れています。大雪山地域には美しい湖沼も点在しており、紅葉の景色が湖面に映る様子は非常に幻想的です。

北海道上川郡美瑛町にある「白金青い池」は通り透明度が高く、独特の青い色合いを持つ池です。この青い池が周囲の紅葉とコントラストを作り出し、美しい景色を生み出します。

青い池と赤や黄色に色づいた周辺の紅葉の組み合わせは、まるで絵画のよう。アクセスが良く、車やバスで訪れることができるので、多くの観光客に人気の紅葉スポットです。

引用：https://www.vill.shimukappu.lg.jp/shimukappu/index.html

「赤岩青巌峡」は、鮮やかな赤や青の巨岩が川に沿って広がり、清流とのコントラストが美しい景色を生み出す峡谷です。遊歩道が整備されており、美しい紅葉の景色を楽しみながら散策できるのも魅力の一つです。

訪れた際は、ぜひ紅葉・岩・川の写真を撮ってみてはいかがでしょうか。最近はラフティングが盛んなので、ボートの上から赤や青の岩々と赤く染まったカエデを見るという珍しい体験もできますよ。

手つかずの自然が残る「朱鞠内道立自然公園」には、ミズナラやイタヤカエデの広葉樹を中心に、トドマツ、エゾマツ等の針葉樹が混生する広大な森が広がります。

朱鞠内湖の静かな湖面に映し出される紅葉美しさや、湖面と紅葉のコントラストが幻想的な風景を生み出します。公園内は静かで自然豊かな環境が広がっており、紅葉の季節にはその美しい風景とともに心地よい癒しを感じることができます。

神居古潭（かむいこたん）は、アイヌ語で「カムイ（神）コタン（集落）」と呼ばれ、アイヌの人々の聖地とされてきた峡谷です。ナナカマド、ミズナラ、カエデなどが10月上旬頃から色づき始め、神秘的な紅葉を見ることができます。

歴史深い吊り橋から眺める紅葉は絶景で、紅葉が峡谷内に美しく彩られる光景が素晴らしいです。神居大橋を渡った先にはSLが展示されているので、訪れた際は紅葉と一緒に見てみてはいかがでしょうか。

北海道の温泉街で有名な定山渓の紅葉は、とにかく色鮮やかなのが特徴です。これは、寒暖差が大きい渓谷の岩肌と、豊かに流れる清流によるもの。偶然の地形が重なっているから、ここまで色鮮やかになるのだそう。

紅葉を見るなら、定山渓温泉から定山渓ダムへと向かう途上にある時雨橋から見るのがおすすめ。紅葉を間近で感じられ、かつ綺麗に見える穴場スポットです。

標高約1,300mの火山・ニセコアンヌプリは、冬にはスキーリゾートとして知られていますが、秋にはナナカマドの赤とダケカンバの黄色い葉が美しく紅葉する人気紅葉スポットの一つです。

雄大な山から見る木々のコントラストは圧巻。夏から秋にかけて、トレッキングやハイキングが楽しめるので、山頂までのトレッキングで美しい紅葉を楽しみながら自然の中を歩くことができます。

アイヌ語で「ポンソウカムイコタン（北方の神々が住むところ）」と呼ばれている「滝の上公園」は、一年中美しい景観美で知られています。なかでも秋の紅葉時期は、千鳥ヶ滝と黄色やオレンジに色づいたツツジなどの植物のコラボレーションがなんともダイナミック。

紅葉の色彩と水面の反映も美しく、幻想的な風景を楽しむことができます。手つかずの自然でありながら、新千歳空港から車で約40分とアクセスも良好なのもポイントです。

北大イチョウ並木は、北海道大学のキャンパス内にあるイチョウ並木の通り。東西約380メートルに約70本のイチョウの木が植えられており、まるでイチョウのトンネルのようになっています。

紅葉の季節が訪れると、淡い緑色から徐々に黄色へと変わり始め、ピーク時には鮮やかな黄金色に輝く景色を楽しめます。誰でも通ることができるので、北海道へ訪れた際は札幌中心部へ出かける前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

標高約1023mの手稲山は、ツタウルシが緑から赤へと変わり、次にカエデやダケカンバも黄色やオレンジへと色づいていくグラデーションが主に登山客に人気の紅葉スポット。

山の標高差によって紅葉の見頃が異なるため、山の低い部分から高い部分まで散策することで、様々な色と景観を楽しむことができます。山頂からは、札幌市市街を一望できるのも魅力的です。札幌市内にあるので、アクセスも便利です。

知床五湖は、原生林のなかに点在する5つの神秘的な湖。雄大な知床連山、そしてナナカマドやカエデなどの赤や黄色と、緑の針葉樹のコントラストがため息が出るほど美しいと人気です。

地上遊歩道があるので、湖畔を歩きながら紅葉の景色を楽しむことができます。エゾリスやエゾシカなどの多くの野生動物たちが生息する地でもあるので、もし見かけたら紅葉と一緒に写真を撮れるレアスポットです。

釧路湿原は、釧路湿原は、日本最大級の湿地帯であり、広大なエリアに広がっています。湿地帯特有の植物や動物が生息し、自然の豊かさを感じられます。

紅葉の季節には、湿原に広がる草原や湖水が紅葉の色合いと調和し、幻想的な風景を生み出します。釧路湿原周辺には展望台や展望ポイントがあり湿原の全景を一望することができるので、野生動物や鳥を観察しつつ、広大な紅葉を楽しめる道東ならではの場所です。

引用：https://www.npfj.or.jp/

オシンコシンの滝は、日本の滝100選に選出されたこともある知床を代表する観光スポットの一つ。秋になると、豪快な音とともに流れ落ちる滝とともに、真っ赤なナナカマドをはじめとるする植物の紅葉を堪能できます。

オシンコシンの滝周辺では、紅葉の季節に霧が立ち込めることがあります。霧と紅葉の組み合わせが幻想的な雰囲気を醸し出し、滝壺や湿原が神秘的に包まれた光景を楽しめる、一度は訪れたいスポットです。

卯原内サンゴ草群落地は、能取湖畔に広がる日本有数のサンゴ草群生地。紅葉が進むと、草原全体が美しい色彩で覆われ、まるで真っ赤なカーペットが広がっているような景色が楽しめます。その美しい景観は、まさに自然のアート作品です。

広大なエリアに広がっており、紅葉の季節には遠くまで続くサンゴ草の美しい風景を眺められます。一望する景色は壮大で感動的。木製の遊歩道が設置されているので、サンゴ草の中ほどまで歩くこともできますよ。

滝見橋は、阿寒湖と太郎湖からの豊富な水が滝として流れていて、北海道の大自然を体感できます。まるで庭園のような美しさを感じながら、赤・黄・緑という色とりどりの紅葉を堪能してみてください。

阿寒湖畔の遊歩道・ボッケ桟橋から眺める山々と紅葉は絶景の鑑賞ポイント。阿寒湖温泉街から約3.5kmに位置するので、アクセスも良好です。

桜の名所として有名な五稜郭公園ですが、実は人気紅葉スポットでもあります。秋にはそのソメイヨシノを中心とした桜の木が紅葉して、見ごたえのある紅葉を生み出します。

五稜郭公園に隣接した五稜郭タワーからは、公園の中にある鮮やかな函館の紅葉を楽しめます。星形の公園と紅葉のコラボレーションは日本中探してもなかなか無いので、春とはひと味違う景色を見に、ぜひ訪れてほしい場所です。

旧岩船氏庭園（香雪園）は、函館市最大級の見晴公園内にある庭園です。なんといっても紅葉の時期の見どころは、光に浮かび上がる紅葉した木々が幻想的な夜間ライトアップ。光に照らされる鮮やかな葉や枝が、幻想的な雰囲気を生み出します。

ライトアップされることで、紅葉の色合いや輝きが一層際立ち、美しい景色を楽しむことができます。日中では見られない夜の紅葉をぜひ堪能してみてください。

南北海道唯一の国定公園である大沼国定公園は、秋になると大沼、小沼、蓴菜（じゅんさい）沼の3つの湖畔一帯が色鮮やかに染まります。湖と駒ケ岳のロケーションも相まって、北海道内外から人気の観光スポットです。

公園内でも色づきの早い木と遅い木さまざま。カヌーやサイクリング、ボートなどさまざまなアクティビティを楽しみながら紅葉を眺めてみるのも趣がありますね。

引用：https://www.hakodate-jts-kosya.jp/

函館公園は、レトロな遊園地「こどものくに」や旧函館博物館などがある函館市民の憩いの場。カエデをはじめとした落葉樹が多く、白川橋から渓流に向けての景観が美しいと人気です。

美しい函館山の紅葉を見ることもできるスポットなので、「こどものくに」などの園内施設に行ったあと、のんびりと紅葉鑑賞するのにぴったりです。

元町公園は、都市公園として整備された歴史ある洋風の公園。景色が開けた場所が多く、ダイナミックな紅葉を眺めることができます。紅葉の季節には歴史的な建物と鮮やかな紅葉の美しいコントラストが楽しめます。

高台に位置しており函館港や駒ヶ岳もバッチリ見えるので、古き良き街並み紅葉の美しさを同時に堪能できます。函館市内にあるので、アクセスも便利ですよ。

函館屈指の紅葉の名所「旧岩船氏庭園（香雪園）」で行われる、約100メートル続くカエデ並木などをライトアップするイベントです。

ライトアップ以外にも、ミニライブや体験会なども実施書院造りの園亭内も9:00～17:00まで見学可。外からも中からも、光に照らされより鮮やかに映る紅葉を眺められます。

ゴンドラで、定山渓周辺の紅葉を満喫する秋ならではのイベント。山頂からは、石狩港や小樽港の絶景が楽しめます。

秋の味覚祭では、この期間限定でグルメ屋台が登場します！ぜひ紅葉と北海道の食を満喫してください。

紅葉狩りとイルミネーションを同時に楽しめるイベントです。足元に映るデジタルアートは人の動きに反応し、踏んだり追いかけたりして遊べるので子供もきっと大満足。

色鮮やかな紅葉のライトアップもとても美しく、非日常感を味わうことができますよ。

美しい支笏湖の紅葉を眺めつつ、秋の支笏湖畔や温泉を堪能するイベントです。そのほか、北海道の秋グルメを味わうこともできちゃいます。

札幌からも近いので、観光前でも気軽に参加できます。

広大な面積を持つ公園内を彩るカエデやコキアなどの紅葉を堪能できるお祭りです。

期間中、常時イベントや展示ガイドツアーなどを開催します。紅葉の様子は日々変化するので、何度行っても楽しめそうですね。

朝はかなり冷え込むので、天気予報で気温が上がるとお知らせしていても、カーディガンやパーカーを1枚羽織っておくと良いでしょう。

昼は気温が高ければ半袖で過ごせますが、日陰はかなり冷えることもしばしば。紅葉スポットは渓谷や山・川などが多数なので、薄手の長袖を着ていくか羽織り物をカバンに入れておくのがベストです。

また、夕方から夜にかけてはいくら昼間が暖かくても一気に冷え込む日がかなり多いです。厚手のアウターでしっかり防寒しましょう。とくに10月下旬辺りからは、マフラーや手袋も持参するのをおすすめします。

北海道の秋は全体的にはとても過ごしやすいですが、前触れもなく急に気温が下がったり、天候が変化することもあります。雨や風が強い日は、紅葉が散ってしまうこともあるので、訪れる前に天気予報を確認しておくことが大事。

秋は日照時間が短くなる時期かつ北海道の秋は寒暖差が大きいため、なるべく昼間に紅葉スポットに到着できるように計画をたてると良いでしょう。

北海道の紅葉の名所は人気があり、周辺の道路や公共交通が混雑することがあります。事前に交通手段やアクセスルートを確認し、最適なルートを確認しておくことで交通渋滞や混雑を避けることができます。

特に人気スポットでは駐車場が限られていることがあるため、事前に予約が必要な場合もあります。その点も併せて確認しておくと良いでしょう。

北海道には、温泉地と紅葉スポットが近い場所も多数あります。定山渓をはじめ、阿寒湖やニセコ、洞爺湖などの温泉からは秋になると美しい紅葉を楽しめます。紅葉と温泉どちらも堪能できるなんて、なんだか得した気分ですね。

紅葉の中を散策しながら、またはベンチでゆっくりと北海道グルメを味わうのもおすすめ。紅葉を楽しみながらのグルメはもちろん、紅葉の中を歩いた後にそこでしか味わえないグルメやスイーツを堪能するのもよさそうです。

北海道の紅葉ポイントでは、カヌーやボート、ラフティングなどさまざまなアクティビティ体験ができる場所も豊富です。大自然の中で、赤やオレンジに色づいた紅葉を眺めながら行うアクティビティはきっと思い出になるでしょう。

東北の紅葉が気になるならこちらの記事をご覧ください！

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北海道の紅葉は、他の地域よりも寒暖差の幅が大きいため色づき方が綺麗だといわれています。今年は、広大な自然の中で、紅葉イベントに参加したり紅葉スポットに出かけてみませんか。

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