東南アジアの先進都市・シンガポールと東京を結ぶこの路線は、日本からのシンガポール旅行の復路やビジネスにも頻繁に利用されています。フルサービスの他にもLCCも就航しているので、格安航空券も豊富です。
なお、直行便の路線はシンガポール・チャンギ国際空港（SIN）→成田空港（NRT）または羽田空港（HND）と2つあります。
直行便を提供する人気航空会社
シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）～成田空港（NRT）：ANA（全日空）、JAL（日本航空）、シンガポール航空、エアージャパン、 スクート、ジップエア
シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）～羽田空港（HND）：ANA（全日空）、JAL（日本航空）、シンガポール航空
直行便のフライト時間
シンガポールから東京までのフライト時間の平均は7時間18分です。
なお、もっとも早い便は00:30シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）→08:50成田空港（NRT）のジップエア、遅い便は23:55シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）→08:00成田空港（NRT）のシンガポール航空です。
シンガポール発東京行きの直行便を提供する航空会社
シンガポールから東京までの直行便は、ANA（全日空）、JAL（日本航空）、シンガポール航空、エアージャパン、スクート、ジップエアなどが運航しています。ANA（全日空）、JAL（日本航空）は言わずとも知れた日本国内トップクラスのフライトサービスを誇り、長時間の空の旅も快適に過ごせます。
また、シンガポールのフラッグシップキャリアであるシンガポール航空は、日本国内キャリアと比較するとお得な航空券が見つかりやすいです。そのため、コストパフォーマンスの良さを重視するひとにおすすめ。
さらに航空券費用を抑えたい人はエアージャパン、ジップエア、スクートなどのLCCも良いでしょう。預け荷物や機内サービスの制限があるものの、格安の航空券が取り揃えられているので、旅の予算を大幅に節約できますよ。
| 航空会社 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
| ANA（全日空） | 7時間 | 85,000円～150,000円 |
| JAL（日本航空） | 90,000円～200,000円 |
| シンガポール航空 | 70,000円～100,000円 |
| エアージャパン | 20,000円～60,000円 |
| ジップエア | 25,000円～40,000円 |
| スクート | 20,000円～65,000円 |
※シーズンによって変動します。
東京行き航空券の料金相場
シンガポールから東京行きの航空券の料金相場は、平均でおよそ30,000円〜50,000円前後。直行便が豊富に運航されており、LCCを活用することで比較的リーズナブルな価格での旅行も可能です。
特に3月〜5月はローシーズンで、需要が落ち着くため航空券が最も安くなる時期とされており、最安値は20,000円〜35,000円前後で見つかることも。ゴールデンウィーク直後の5月中旬以降は特に狙い目で、費用を抑えたい旅行者にとってはおすすめの時期です。
一方、7月〜8月の夏休みシーズンや12月〜1月の年末年始はハイシーズンにあたり、航空券の価格が高騰します。特に年末年始直前の12月後半は規制やお正月休みの混雑も相まって、50,000円〜100,000円以上になることも珍しくありません。
発着空港について
シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）
シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）は東南アジアにおける有数のハブ空港で、
空港という概念をはるかに超えた、まるでひとつのエンターテイメント空間が広がっています。都心から車でわずか約30分の距離にありながら、そのスケールとサービスのクオリティは世界トップクラス。
ターミナル1から4まで、それぞれがまるでテーマパークのようで、空港内に足を踏み入れたその瞬間から旅が始まるかのような高揚感が味わえます。特に目玉となっているのが、空港内にある巨大複合施設「ジュエル」。そのシンボルである高さ40mの滝、「HSBCレイン・ボルテックス」が織りなす幻想的な光と音のショーは、圧巻の一言。
空港内には500を超える店舗とレストランがあり、高級ブランド、コスメ、ガジェット、そしてシンガポールのローカルフードまで楽しめます。
また、遊び場や授乳室などのベビーケア施設が充実しているので、家族連れでも利用しやすいです。
成田空港（NRT）
成田空港（NRT）は日本と世界をつなぐ重要なハブ空港で、東京から約60kmの距離にあります。空港内には3つのターミナルがあり、国際線を中心に毎日多くの旅行者が利用しています。
第1ターミナルは北ウイングと南ウイングに分かれ、高級ブランドショップ、アート展示など充実した施設が揃っています。第2ターミナルは和洋中のレストランやファストフードなどの多彩な飲食店があり、また、屋上展望デッキからの飛行機の離発着観賞も人気です。
さらに第3ターミナルは格安航空会社向けの比較的コンパクトな施設で、フードコートでは時間が限られているときでもさっと食事ができるので便利。
羽田空港（HND）
羽田空港は東京の中心地から電車でわずか15分程度と、国内外を問わず訪れる人々にとって非常に便利な空港です。「ワールド・エアポート・アワード」では過去に5つ星を獲得し、「清潔な空港部門」や「国内線総合評価部門」でも世界一に輝くなど、その清潔さと利便性で、世界からも高い評価を受けています。
空港は3つのターミナルで構成されており、第1・第2ターミナルは主に国内線が中心で、レストランやショップが充実しています。特に展望デッキからは、離着陸する飛行機を間近で見ることができ、晴れた日には富士山を望むことも。
一方、もっとも新しい第3ターミナルは国際線の拠点として、海外旅行者の玄関口となっています。国際色豊かな飲食店や世界中の旅行者を意識した施設が整い、旅の高揚感を演出しています。
発着空港⇔都心部のアクセス方法
シンガポール・チャンギ国際空港（SIN）
市内からシンガポール・チャンギ国際空港までのアクセスは、MRT（地下鉄）、タクシー、バスの主に3つ。MRT（地下鉄）はターミナル2と3の空港駅に乗り入れており、運賃は約2シンガポールドルからです。MRTは渋滞に左右されないため、スムーズに移動したい人におすすめの選択肢です。
タクシーはグループや荷物が多い場合の移動に便利。タクシーアプリを利用したりホテルのフロントで呼んでもらいましょう。流しのタクシーを捕まえることもできます。空港まではシンガポール市内中心部まで約30分、料金はおおよそ20～40シンガポールドルです。
また、市内から空港から市内へ運行している路線バスもあり、市内中心部から約30分～60分です。ただしバスは路線がやや複雑なので、初めて利用する人にはあまりおすすめしません。
| 交通手段 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
| タクシー | 約30分 | 20～40SGD（約2,239～4,479円） |
| バス | 約30～60分 | 2SGD（約223円） |
| MRT（地下鉄） | 約20～30分 | 2SGD（約223円） |
成田空港（NRT）
成田空港（NRT）から都心への主要なアクセス方法は、電車、バス、タクシーの3通りです。京成スカイライナーは空港から都内へ移動する際に断然便利です。成田空港第2ビル駅から日暮里駅までを最短36分、2,567円にて移動できます。
また、成田空港直結で東京・神奈川・埼玉などさまざまなエリアへのバスが運行しています。
| 交通手段 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
成田エクスプレス、JR
※東京、渋谷、新宿方面方面 | 52分～1時間30分 | 1,552円～3,072円 |
京成スカイライナー
※浅草、上野、日暮里、池袋方面 | 41分 | 2,567円 |
リムジンバス
※都心エリア | 1時間6分～1時間50分 | 1,500円～1,900円 |
タクシー
※都心エリア | 1時間 | 26,500円（定額タクシー） |
羽田空港（HND）
羽田空港（HND）から東京都内や関東地域へのアクセスは、東京モノレールや京急電鉄、JR京浜東北線などの電車が利用できます。
東京モノレールと京急電鉄は、直接空港内の羽田空港国際線ターミナル駅に接続しており、速さと料金面どちらも考慮したい方には1番おすすめの移動方法です。通常は都心までJRや地下鉄で浜松町駅、或いは品川駅まで行き、そこから乗り換えします。
例えば東京駅行きの場合は乗り換えが必要ですが、約38分で片道505円とアクセスしやすいです。
| 交通手段 | 所要時間（目安） | 料金（目安） |
東京モノレール
※浜松町方面 | 25分 | 519円 |
京急電鉄
※品川方面 | 21分 | 327円 |
都営浅草線
※浅草方面 | 45分 | 599円 |
リムジンバス
※東京、新宿、秋葉原、銀座、池袋、浅草、渋谷方面 | 35分～1時間 | 1,400円 |
タクシー
※都心エリア | 40分～1時間 | 6,000円～10,000円 |
※本記事はすべて2025年6月の内容です。最新情報は出発前にお客様自身で確認してください。
