フィレンツェのドゥオーモ旅行記!見どころ・チケット・予約方法・登り方を紹介

執筆:Moe
2026年8月28日

フィレンツェを訪れるなら、街のシンボルともいえる「ドゥオーモ」は外せない観光スポットです。
正式名称をサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂といい、赤いクーポラと白・緑・ピンクの大理石で彩られた外観は、フィレンツェの街並みを代表する景観として知られています。
ドゥオーモは大聖堂だけでなく、ブルネレスキのクーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、サンタ・レパラータ教会跡、ドゥオーモ付属美術館などからなる一大宗教・文化施設です。
特にクーポラは463段の階段を上って頂上を目指す人気スポットで、フィレンツェの街を高い位置から眺められます。
実際にドゥオーモ広場を訪れてみると、まず大聖堂の大きさに圧倒されました。
写真では何度も見ていましたが、目の前まで近づくとクーポラまで見上げるほどの高さがあり、白・緑・ピンクの大理石の装飾も想像以上に細かく感じられます。
広場を歩きながら角度を変えて眺めるだけでも、かなり見応えがありました。
白・緑・ピンクの大理石で彩られた外観は細かな装飾まで美しく、近くで見るほどその迫力を感じられました。
この記事では、フィレンツェのドゥオーモで見逃せない見どころをはじめ、クーポラの登り方、チケットの種類、予約方法、観光に必要な時間、アクセスや服装まで詳しく紹介します。










フィレンツェのドゥオーモとは

正式名称は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」で、巨大な赤いクーポラと白・緑・ピンクの大理石で彩られた外観が特徴です。
実際にドゥオーモ広場を訪れると、写真で見るよりも大聖堂の大きさに圧倒されます。
特にクーポラを見上げると、フィレンツェの街並みにこれほど大きな建築物が存在していることに驚かされます。
ドゥオーモは大聖堂だけを指すこともありますが、周辺にはクーポラやジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館など、歴史的な建築や芸術作品が集まっています。
大聖堂を見学するだけでなく、周辺施設まで巡ることで、フィレンツェの歴史とルネサンス文化をより深く楽しめます。
フィレンツェを象徴する「花の聖母大聖堂」
「フィオーレ」はイタリア語で「花」を意味するため、日本語では「花の聖母大聖堂」と呼ばれています。
外観でまず目を引くのが、白・緑・ピンクの大理石を使った華やかなファサードです。細かな幾何学模様や彫刻も施されており、近くで見るとその装飾の細かさに驚きます。
実際に広場を歩いてみると、大聖堂だけでなく、巨大なクーポラとジョットの鐘楼が一緒に視界に入ります。
広場を実際に歩いてみると、大聖堂・クーポラ・ジョットの鐘楼が見る位置によって違った表情を見せてくれます。筆者も何度か立ち止まって写真を撮りましたが、建物が大きいため近すぎると全体が画面に収まりきらないほど。少し距離を取りながら、自分好みの撮影スポットを探すのも楽しみ方のひとつです。
また、現在の大聖堂は1296年に建設が始まり、1436年に献堂されました。
長い年月をかけて完成した大聖堂には、中世からルネサンス期にかけてのフィレンツェの歴史が刻まれています。
大聖堂内部は外観ほど装飾的ではなく、広々とした空間が広がっています。特に頭上に広がるクーポラの巨大な天井画「最後の審判」は見どころのひとつです。
世界最大級の石積みドームを持つ大聖堂
ドゥオーモの象徴ともいえるのが、フィリッポ・ブルネレスキが設計した巨大なクーポラです。
クーポラは二重構造になっており、その内部には頂上へ続く階段が設けられています。実際にクーポラへ登る場合は463段の階段を上る必要があり、エレベーターは利用できません。
途中から階段が狭くなる場所もあり、前後の観光客と距離が近くなるため、急がず自分のペースで進むのがおすすめです。
ただ階段を上るだけではなく、クーポラの二重構造を間近に見ながら進めるため、巨大なドームがどのような構造になっているのかを体感できます。
そして、階段を上り切った先に待っているのが、フィレンツェの街並みです。赤い屋根が連なる歴史地区を上から眺める景色は美しく、途中の疲れを忘れるほど。
ちなみに、クーポラの見学時間は公式案内で約45分が目安です。ただし、階段を上る体力や写真撮影なども考えて、予約時間の前後には余裕を持っておくとよいでしょう。
フィレンツェ歴史地区として世界遺産に登録
フィレンツェのドゥオーモは、「フィレンツェ歴史地区」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されています。
フィレンツェ歴史地区には、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂をはじめ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ウフィツィ美術館、ヴェッキオ宮殿など、ルネサンスを代表する建築物や芸術作品が数多く残されています。
そのため、ドゥオーモを訪れる際は建物だけを見るのではなく、周辺の街並みも一緒に楽しむのがおすすめです。
「世界遺産の建物を見に行く」というより、世界遺産に登録された歴史地区を歩きながら、その中心にあるドゥオーモを楽しむイメージで訪れると、より魅力を感じられるでしょう。
営業時間・休館日
ドゥオーモは施設によって営業時間や休館日が異なるため、複数の施設を巡る場合は事前に確認しておくことが大切です。
施設 | 営業時間の目安 | 休館・注意点 |
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 | 月~土 10:15~15:45 | 日曜・宗教上の祝日は一般見学不可 |
クーポラ | 月~金 8:15~18:45 | 土曜は16:30まで、日曜・祝日は12:45~16:30 |
ジョットの鐘楼 | 8:15~18:45 | 時間帯は変更される場合あり |
サン・ジョヴァンニ洗礼堂 | 8:30~19:30 | 毎月第1日曜は13:30閉館 |
ドゥオーモ付属美術館 | 8:30~19:00 | 毎月第1火曜休館 |
※営業時間は変更される場合があります。特別行事や宗教儀式などによって入場時間が変わることもあるため、訪問直前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
特にクーポラは日時指定の入場となるため、営業時間だけでなく予約時間も確認しておく必要があります。
公式案内では、予約した時間枠の開始時刻が入場時間となり、遅刻は5分まで認められています。
フィレンツェのドゥオーモで見逃せないスポット

フィレンツェのドゥオーモは、大聖堂だけでなく、クーポラやジョットの鐘楼、洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館など、見どころが豊富です。
これらの施設はドゥオーモ広場周辺に集まっているため、まとめて観光できます。
建築をじっくり鑑賞したい方はもちろん、クーポラからの絶景を楽しみたい方や、ルネサンス期の芸術に興味がある方にもおすすめです。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂|壮大な内部空間を見学
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、フィレンツェのドゥオーモを代表する建築物です。
白・緑・ピンクの大理石で装飾された外観は、フィレンツェの街を象徴する景観のひとつとして知られています。
内部に入ると、外観とは対照的な広々とした空間が広がります。特に見逃せないのが、クーポラの内側に描かれた巨大な「最後の審判」です。
ジョルジョ・ヴァザーリらによって制作された天井画で、キリストを中心に多くの人物が描かれ、大聖堂の床から見上げるだけでも、その大きさと迫力を感じられるでしょう。
なお、大聖堂への入場は無料ですが、宗教施設のため服装には注意が必要です。
クーポラ|フィレンツェの街並みを一望
ドゥオーモの大きな赤いドームが「クーポラ」です。フィリッポ・ブルネレスキによって設計され、ルネサンス建築を代表する建造物として知られています。
クーポラの内部には展望スペースがあり、463段の階段を上って頂上を目指します。エレベーターは利用できないため、登る場合は歩きやすい靴を用意しておきましょう。
階段の途中では、クーポラの二重構造を間近で見られるほか、「最後の審判」の天井画を近い距離から鑑賞できます。
頂上からは、フィレンツェの赤い屋根が連なる街並みを一望できます。ドゥオーモ観光で絶景を楽しみたい方は、ぜひ登ってみたいスポットです。
クーポラへの入場には日時指定の予約が必要なので、事前にチケットを確保しておきましょう。
ジョットの鐘楼|クーポラを望む絶景スポット
大聖堂の隣にそびえる「ジョットの鐘楼」は、高さ約84mの鐘楼です。
白・緑・ピンクの大理石で装飾された外観は、ドゥオーモと調和した美しいデザインになっています。
鐘楼の頂上へは414段の階段を上ってアクセスします。クーポラと同様にエレベーターはありません。
ジョットの鐘楼の魅力は、フィレンツェの街並みだけでなく、クーポラを含めた景色を眺められることです。
赤いクーポラとフィレンツェの街並みを一緒に写真に収めたい方にも向いています。
クーポラとジョットの鐘楼はどちらも階段で登れますが、見える景色が異なるため、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂|「天国の門」で知られる八角形の建築
ドゥオーモの正面に建つ八角形の建物が「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」です。
フィレンツェに残る歴史的な建築物のひとつで、ドゥオーモやジョットの鐘楼と同じく、大理石を使った美しい外観が特徴です。
特に有名なのが、東側に設置されたブロンズ製の扉「天国の門」です。
彫刻家ロレンツォ・ギベルティが制作した作品で、旧約聖書の場面を表現した10枚のパネルが配置されています。
現在、洗礼堂の扉にある「天国の門」は複製で、オリジナルはドゥオーモ付属美術館で保存されています。
サンタ・レパラータ教会跡|大聖堂地下に残る遺構
大聖堂の地下には、現在のドゥオーモが建設される前に存在していた「サンタ・レパラータ教会」の遺構が残されています。
地下へ進むと、古い教会の床や柱、墓などを見ることができ、現在の大聖堂が建てられるまでの歴史を感じられる場所です。
華やかなクーポラや大聖堂の内部とは異なり、落ち着いた雰囲気のなかでフィレンツェの古い歴史に触れられるのが魅力です。
見学時間の目安は約30分。ドゥオーモの建築史に興味がある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
ドゥオーモ付属美術館|大聖堂を彩った芸術作品を鑑賞
ドゥオーモ付属美術館は、大聖堂や鐘楼、洗礼堂に関連する彫刻や美術作品を展示している美術館です。
館内には、ミケランジェロの「ピエタ」やドナテッロの作品、ギベルティの「天国の門」のオリジナルなど、フィレンツェの宗教美術を代表する作品が収蔵されています。
ドゥオーモを見学したあとに訪れると、建物に使われていた彫刻や装飾についても理解を深められます。
また、美術館の最上階からはクーポラを間近に眺められる場所もあり、館内の作品だけでなく、ドゥオーモの建築そのものを楽しめるのもポイントです。
ドゥオーモ付属美術館を含めて複数の施設を巡る場合は、各施設の営業時間や入場条件を事前に確認しておきましょう。
























ドゥオーモのクーポラに登ろう
フィレンツェのドゥオーモを訪れるなら、クーポラへの登頂もぜひ体験したい見どころのひとつです。
クーポラはフィリッポ・ブルネレスキが設計した巨大なドームで、頂上からはフィレンツェの歴史地区を一望できます。
クーポラへ登るには463段の階段を使う必要があり、決して楽な道のりではありません。
しかし、階段を上る途中でクーポラの内部構造や天井画を間近に見られるため、単なる展望スポットへの移動ではなく、建築そのものを楽しめるのが魅力です。
クーポラへの入場には日時指定の予約が必要なので、登る予定がある場合は早めにチケットを確保しておきましょう。
463段の階段を上って頂上を目指す
クーポラの頂上までは、463段の階段を上っていきます。エレベーターは利用できないため、自分の足で登る必要があります。
クーポラの階段は、数字で見る「463段」以上にハードに感じました。序盤は比較的歩きやすいものの、上へ進むにつれて階段が狭くなり、壁に沿って体を傾けるように進む場所もあります。前後にも観光客がいるため、自分のペースだけで歩けない場面もありました。
ただ、途中で「最後の審判」を間近に見られたり、クーポラの内部構造を確認できたりするので、単純に長い階段を上り続けるだけではありません。
混雑していると前後の人との距離が近くなることもあるため、焦らず自分のペースで進むことが大切です。
登頂にはある程度の体力が必要ですが、途中には立ち止まって景色や天井画を見られる場所もあります。歩きやすい靴を選び、特に夏場は水分補給を意識しましょう。
なお、公式サイトではクーポラの見学時間は約45分が目安とされています。予約時間の前後にも余裕を持たせておくと安心です。
ブルネレスキが設計した二重構造を間近で見られる
クーポラの大きな特徴が、内側と外側の二重構造です。
15世紀にフィリッポ・ブルネレスキによって設計されたクーポラは、当時としては非常に革新的な建築でした。
巨大なドームを支えるための構造にも工夫が施されており、現在でもルネサンス建築を代表する存在として知られています。
クーポラへ登る階段は、この二重構造の間に設けられています。そのため、登頂中は普段外から眺めているクーポラの内部を間近に見ることができます。
「どうやってこの巨大なドームを造ったのか」と考えながら階段を進むと、ブルネレスキの建築技術をより身近に感じられるでしょう。
「最後の審判」の天井画を鑑賞できる
クーポラの内側には、ジョルジョ・ヴァザーリらによって描かれた巨大なフレスコ画「最後の審判」があります。
大聖堂の内部から見上げるだけでも迫力がありますが、クーポラへ登ると天井画をより近い位置から鑑賞できます。
キリストを中心に、天使や聖人、罪人など多くの人物が描かれており、巨大な空間を埋め尽くすような構図が特徴です。
階段を上っている途中に立ち止まり、壁面に広がる細かな描写をじっくり眺めてみるのもおすすめです。
クーポラ登頂では、頂上からの景色だけでなく、こうした芸術作品を間近で見られることも魅力のひとつです。
頂上からフィレンツェの街並みを一望できる
463段の階段を上り切った先では、フィレンツェの街並みを一望できます。
眼下には赤い屋根の建物が連なり、ジョットの鐘楼やヴェッキオ宮殿など、フィレンツェを代表する建築物も見渡せます。
天気がよければ、街の向こうに広がる丘陵地帯まで眺められます。
特に印象的なのが、フィレンツェの歴史地区を上から眺められることです。オレンジ色の屋根が続く街並みと歴史的な建築物が一体となった景色は、フィレンツェならではの美しさがあります。
463段を上り切って外に出ると、それまで狭い階段を歩いていたぶん、一気に視界が開けます。眼下には赤茶色の屋根がびっしりと広がり、ジョットの鐘楼やヴェッキオ宮殿、その先の丘陵地帯まで見渡せました。階段ではかなり息が上がりましたが、「ここまで登ってよかった」と思える景色です。
クーポラとジョットの鐘楼はどっちに登る?

フィレンツェのドゥオーモで絶景を楽しみたい場合、迷いやすいのがクーポラとジョットの鐘楼のどちらに登るかです。
どちらも階段を使って頂上まで登る展望スポットですが、見える景色や楽しみ方には違いがあります。
クーポラはフィレンツェの街を広く見渡せることが魅力で、ジョットの鐘楼はクーポラそのものを含めたフィレンツェらしい景色を眺められるのが特徴です。
「どちらに登ればいい?」と迷ったら、見たい景色や体力、観光に使える時間を基準に選ぶとよいでしょう。
実際に景色を重視して選ぶなら、「何を写真に残したいか」で決めるのが分かりやすいと感じました。クーポラではフィレンツェの街全体を見渡せますが、当然ながら自分が立っているクーポラそのものは写真に入れられません。
赤いクーポラを含めた“フィレンツェらしい景色”を撮りたいなら、ジョットの鐘楼のほうが向いています。
街全体を360度見渡したい方はクーポラ
フィレンツェの街を高い場所からできるだけ広く見渡したい方には、クーポラがおすすめです。
クーポラは大聖堂の上にある巨大なドームで、頂上からは赤い屋根が連なるフィレンツェの歴史地区を一望できます。
街並みだけでなく、ジョットの鐘楼やヴェッキオ宮殿など、フィレンツェを代表する建築物も眺められます。
また、クーポラの魅力は景色だけではありません。頂上へ向かう途中では、ブルネレスキが設計したクーポラの二重構造を間近で見られます。
463段の階段を上る必要がありますが、「ドゥオーモそのものを体験したい」という方には、クーポラが向いています。
クーポラを含む景色を撮影したい方はジョットの鐘楼
クーポラを含めたフィレンツェらしい景色を撮影したい方には、ジョットの鐘楼がおすすめです。
ジョットの鐘楼からは、赤いクーポラを間近に眺めながら、フィレンツェの街並みを見渡せます。
クーポラに登ってしまうと、自分が立っているクーポラそのものを景色に入れることはできません。
一方、ジョットの鐘楼なら、「赤いクーポラ+鐘楼+フィレンツェの街並み」という景色を楽しめます。
写真撮影を重視する方や、フィレンツェを象徴するクーポラを眺めたい方は、ジョットの鐘楼を選ぶとよいでしょう。
階段数や景色の違いを比較
クーポラとジョットの鐘楼は、どちらも階段を上って展望台へ向かいます。階段数や見える景色を比較すると、それぞれの特徴が分かりやすくなります。
比較項目 | クーポラ | ジョットの鐘楼 |
階段数 | 463段 | 414段 |
エレベーター | なし | なし |
主な魅力 | フィレンツェの街を一望 | クーポラを含む街並みを眺められる |
クーポラの見え方 | 自分がクーポラの上にいるため外観は見にくい | クーポラを正面から眺められる |
登頂の特徴 | クーポラの内部構造を体感できる | 鐘楼の内部を通って登る |
おすすめの人 | 絶景と建築の両方を楽しみたい人 | クーポラを撮影したい人 |
階段数はクーポラのほうが49段多いため、少しでも階段を少なくしたい場合はジョットの鐘楼が選択肢になります。
ただし、どちらも400段以上あるため、登頂にはある程度の体力が必要です。
体力や観光時間に合わせて選ぶ
どちらに登るか迷ったら、「何を見たいか」だけでなく「どれくらい時間と体力を使えるか」も考えてみましょう。
クーポラを選ぶなら、463段の階段を上ることに加えて、クーポラ内部の見学や頂上からの景色を楽しめます。
「フィレンツェに来たからにはドゥオーモのクーポラに登りたい」という方にぴったりです。
一方、ジョットの鐘楼は414段とクーポラより少ないため、少しでも負担を抑えたい方に向いています。何より、クーポラを含めたフィレンツェの景色を眺められるのが大きな魅力です。
クーポラそのものを体験したいならクーポラ、クーポラを含めたフィレンツェの景色を撮影したいならジョットの鐘楼と覚えておくと選びやすいでしょう。
時間と体力に余裕があれば、両方に登って景色の違いを楽しむのもおすすめです。
ただし、どちらも階段を使うため、ほかの観光施設とのバランスを考えて予定を組みましょう。
フィレンツェのドゥオーモのチケット

フィレンツェのドゥオーモ周辺には、大聖堂だけでなくクーポラやジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館など、複数の見学施設があります。
クーポラやジョットの鐘楼などへ入場する場合は、施設に応じたパスを購入する必要があります。
現在、公式サイトではBrunelleschi Pass・Giotto Pass・Ghiberti Passの3種類が用意されています。
特にクーポラへ登りたい場合は、日時指定の予約が必要なため、事前にチケットを購入しておきましょう。
Brunelleschi Pass
「Brunelleschi Pass」は、ドゥオーモの主要施設をまとめて見学できるパスです。
最大の特徴は、クーポラへの入場が含まれていること。クーポラのほか、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館、サンタ・レパラータ教会跡にも入場できます。
クーポラに登りたい方は、このパスを選びましょう。
大人料金は30ユーロで、選択した日から3暦日有効です。ただし、クーポラだけは購入時に指定した日時に入場する必要があります。
項目 | 内容 |
料金 | 大人30ユーロ |
有効期間 | 選択日から3暦日 |
クーポラ | ○・日時指定 |
ジョットの鐘楼 | ○ |
洗礼堂 | ○ |
ドゥオーモ付属美術館 | ○ |
サンタ・レパラータ教会跡 | ○ |
Giotto Pass
「Giotto Pass」は、ジョットの鐘楼に登りたい方に適したパスです。
ジョットの鐘楼のほか、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館、サンタ・レパラータ教会跡が含まれています。
クーポラへの入場は含まれていないため、「クーポラには登らないけれど、鐘楼からフィレンツェの街並みを眺めたい」という方に向いています。
大人料金は20ユーロです。
Ghiberti Pass
「Ghiberti Pass」は、クーポラやジョットの鐘楼には登らず、ドゥオーモ周辺の歴史や芸術を中心に楽しみたい方におすすめです。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館、サンタ・レパラータ教会跡を見学できます。
大人料金は15ユーロ。階段を使った登頂を予定していない方は、Ghiberti Passを選ぶとチケット代を抑えられます。
パスごとの入場施設と料金の違い
3種類のパスの違いをまとめると、以下のとおりです。
パス | 大人料金 | クーポラ | ジョットの鐘楼 | 洗礼堂 | 付属美術館 | サンタ・レパラータ |
Brunelleschi Pass | 30ユーロ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Giotto Pass | 20ユーロ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
Ghiberti Pass | 15ユーロ | × | × | ○ | ○ | ○ |
※料金や入場条件は変更される場合があります。購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。
大聖堂のみの入場は無料
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、大聖堂内部のみであれば無料で入場できます。
そのため、「クーポラや鐘楼には登らず、大聖堂の内部だけ見学したい」という場合は、パスを購入する必要はありません。
大聖堂では、広々とした内部空間やクーポラの内側に描かれた「最後の審判」などを鑑賞できます。
ただし、大聖堂は宗教施設のため、露出の多い服装では入場できません。
また、一般見学できる時間帯や曜日は決められているため、訪問前に公式サイトで確認しておくと安心です。
一方、クーポラ・ジョットの鐘楼・洗礼堂・ドゥオーモ付属美術館などは無料入場の対象外です。
特にクーポラへ登る場合は、Brunelleschi Passを購入したうえで日時指定の予約を行いましょう。
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フィレンツェのドゥオーモを予約する方法
フィレンツェのドゥオーモは、大聖堂だけなら無料で入場できますが、クーポラやジョットの鐘楼などを見学する場合はチケットが必要です。
特にクーポラは日時指定の予約が必要なので、登りたい場合は旅行前にチケットを確保しておきましょう。
予約方法には、公式サイトから購入する方法のほか、オンライン予約サイトやガイドツアーを利用する方法があります。
それぞれメリットが異なるため、旅行スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
公式サイトからチケットを予約する
ドゥオーモのチケットは、公式オンラインチケットサイトから購入できます。
公式サイトでは、Brunelleschi Pass・Giotto Pass・Ghiberti Passの3種類から希望するパスを選び、訪問日や必要な予約時間を指定して購入します。
クーポラに登る場合はBrunelleschi Passが必要です。
クーポラの予約枠は人気が高くなることもあるため、旅行の日程が決まったら早めに空き状況を確認しておくと安心です。
公式サイトから予約する主なメリットは、正規の料金で購入できることです。チケットの内容や入場条件も確認しやすいため、初めて訪れる方にも向いています。
予約後は、購入したチケットをスマートフォンなどで提示して入場できます。
予約時には氏名や訪問日時などの入力が必要になる場合があるため、画面の案内に沿って手続きを進めましょう。
クーポラは日時指定で予約する
クーポラへの入場で特に注意したいのが、日時指定が必要なことです。
Brunelleschi Passを購入する際にクーポラの入場日時を選択します。パス自体は選択した日から3暦日有効ですが、クーポラは指定した日時にのみ入場できます。
そのため、ドゥオーモ観光の日程を決めるときは、まずクーポラの予約時間を中心に予定を組むとスムーズです。
たとえば午前中にクーポラを予約した場合は、登頂後に大聖堂や洗礼堂を見学し、その後にドゥオーモ付属美術館へ向かうといった回り方ができます。
また、クーポラは463段の階段を上るため、予約時間の直前まで別の観光スポットを詰め込むのは避けたほうが安心です。
入口までの移動時間なども考慮し、余裕を持って行動しましょう。
オンライン予約サイトから購入する
公式サイト以外にも、旅行予約サイトなどからドゥオーモのチケットを購入できる場合があります。
日本語で予約できるプランや、チケットと観光ガイドがセットになったプランなどが見つかることもあるため、英語やイタリア語での予約に不安がある方には便利です。
また、キャンセル条件や日本語ガイドの有無などを比較しながら選べるのもメリットです。
一方で、公式チケットとは料金や含まれるサービスが異なる場合があります。
単純な入場券なのか、ガイド付きツアーなのか、送迎などが含まれているのかを予約前に確認しましょう。
特にクーポラに登る場合は、「クーポラ入場が含まれているか」「日時指定がされているか」を必ずチェックすることが大切です。
ガイドツアーを予約する
ドゥオーモの歴史や建築について詳しく知りたい方は、ガイドツアーを利用する方法もあります。
ドゥオーモは、クーポラや大聖堂の建築、ルネサンス期の芸術など見どころが多いため、ガイドの解説を聞きながら巡ると、建物を見るだけでは分かりにくいポイントも理解しやすくなります。
特にクーポラでは、ブルネレスキが設計した二重構造や建設方法などについて解説を聞いてから登ると、463段の階段もより興味深く感じられるでしょう。
ガイドツアーには英語や日本語などさまざまなプランがあります。日本語ガイドを希望する場合は、予約時に対応言語を確認してください。
また、ツアーによって入場できる施設が異なる点にも注意が必要です。
クーポラへの登頂を目的とするなら、ツアー内容にクーポラの入場と日時指定が含まれているかを確認してから予約しましょう。
ドゥオーモを効率よく観光したい方や、フィレンツェの歴史を詳しく知りたい方には、ガイドツアーも選択肢のひとつです。
ドゥオーモ観光のおすすめの回り方

フィレンツェのドゥオーモ周辺には、大聖堂をはじめ、クーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館など、見どころが集まっています。
すべての施設をじっくり見学すると半日以上かかるため、登頂するか、美術館まで見るかなど、目的に合わせて回り方を決めるのがおすすめです。
特にクーポラは日時指定の予約が必要なので、予約時間を軸に観光スケジュールを組むと効率よく巡れます。
大聖堂とクーポラを中心に巡るコース
ドゥオーモを初めて訪れる方には、大聖堂とクーポラを中心に巡るコースがおすすめです。
まずはドゥオーモ広場から大聖堂やクーポラの外観を眺め、写真を撮りながら周辺を散策します。
その後、大聖堂の内部を見学し、予約した時間に合わせてクーポラへ向かいましょう。
クーポラでは463段の階段を上り、途中で「最後の審判」や二重構造を見学します。頂上からフィレンツェの街並みを楽しんだら、広場へ戻って休憩する流れがおすすめです。
大聖堂→クーポラ→ドゥオーモ広場というシンプルなコースなので、時間が限られている方にも向いています。
順番 | 見学スポット | 目安 |
1 | ドゥオーモ広場・外観 | 20~30分 |
2 | サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 | 30~60分 |
3 | クーポラ | 約45分 |
4 | 広場周辺で休憩・写真撮影 | 20~30分 |
クーポラへの登頂を予定している場合は、予約時間に遅れないよう、入口までの移動時間も考慮しておきましょう。
主要施設を半日で巡るコース
ドゥオーモ周辺の主要施設をまとめて見学したい場合は、半日程度の時間を確保しましょう。
おすすめは、大聖堂→クーポラ→サン・ジョヴァンニ洗礼堂→サンタ・レパラータ教会跡→ドゥオーモ付属美術館の順番です。
クーポラの予約時間が決まっている場合は、最初にクーポラの時間を確認し、その前後にほかの施設を組み入れます。
特にドゥオーモ付属美術館は展示作品が多いため、短時間ですべてを見るのではなく、興味のある作品を中心に鑑賞すると効率的です。
半日あれば主要施設を一通り見学できますが、クーポラとジョットの鐘楼の両方に登る場合は、さらに時間と体力に余裕を持たせておきましょう。
ドゥオーモ広場をじっくり楽しむコース
階段を上る予定がない方は、ドゥオーモ広場周辺をじっくり散策するのもおすすめです。
まず大聖堂の外観をさまざまな角度から眺め、ジョットの鐘楼やサン・ジョヴァンニ洗礼堂との建築的な違いを楽しみましょう。
その後、大聖堂内部を見学し、洗礼堂やドゥオーモ付属美術館へ進みます。
特に洗礼堂では「天国の門」、美術館ではドゥオーモに関連する彫刻や美術作品など、建築以外の見どころも楽しめます。
階段を使った登頂をしない分、各施設をゆっくり見学できるのがメリットです。
また、ドゥオーモ広場周辺にはカフェやショップもあるため、途中で休憩を挟みながらフィレンツェらしい街歩きを楽しむのもよいでしょう。
混雑を避けて効率よく巡るポイント
ドゥオーモ観光では、予約が必要な施設を中心に予定を組むことがポイントです。
特にクーポラは日時指定なので、最初に予約時間を確定させてから、前後に大聖堂や美術館などを入れるとスケジュールを組みやすくなります。
また、すべての施設を1日に詰め込む必要はありません。Brunelleschi Passなどは複数日にわたって利用できるため、時間に余裕があれば2日以上に分けて見学する方法もあります。
混雑を避けたい場合は、比較的早い時間帯を選ぶのもポイントです。
特に夏のフィレンツェは日中の気温も高くなりやすいため、朝のうちにクーポラへ登っておくと、暑さ対策にもなります。
さらに、クーポラとジョットの鐘楼の両方に登る場合は、同じ日に続けて予約するよりも、ほかの施設や休憩を挟んで余裕を持ったスケジュールにするのがおすすめです。
「予約時間が決まっているクーポラ→時間を調整しやすい大聖堂・洗礼堂→じっくり鑑賞する美術館」というように、時間の制約が異なる施設を組み合わせると、ドゥオーモを効率よく楽しめます。
フィレンツェのドゥオーモ観光に必要な所要時間

フィレンツェのドゥオーモ観光に必要な時間は、どの施設を見学するかによって変わります。
大聖堂だけなら1時間程度、クーポラやジョットの鐘楼まで見学するなら2~3時間、洗礼堂やドゥオーモ付属美術館なども含めて巡るなら半日程度を確保すると安心です。
特にクーポラは463段の階段を上る必要があり、日時指定の予約も必要です。予約時間の前後に余裕を持たせておくと、焦らず観光できます。
観光内容 | 所要時間の目安 | おすすめの人 |
大聖堂のみ | 約1時間 | 短時間で見学したい人 |
大聖堂+クーポラ | 約2時間 | 絶景を楽しみたい人 |
大聖堂+クーポラ+鐘楼など | 約3時間~ | ドゥオーモを満喫したい人 |
主要施設をすべて見学 | 半日程度 | 建築・美術をじっくり楽しみたい人 |
大聖堂のみなら1時間程度が目安
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂だけを見学する場合は、1時間程度を目安にするとよいでしょう。
大聖堂内部では、広々とした身廊やクーポラの内側に描かれた「最後の審判」などを見学できます。
外観の写真撮影やドゥオーモ広場の散策も楽しみたい場合は、1時間半程度を確保しておくとゆっくり過ごせます。
大聖堂は無料で入場できますが、宗教行事などによって見学できる時間が変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新の開館情報を確認しておきましょう。
クーポラに登るなら時間に余裕を持つ
クーポラへ登る場合は、大聖堂のみの見学よりも余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
クーポラは463段の階段を上って頂上を目指します。
公式案内では見学時間の目安が約45分とされていますが、階段を上るペースや混雑状況によって時間が変わることもあります。
また、クーポラは日時指定で入場するため、予約時間に合わせて行動する必要があります。
クーポラの見学だけでなく、大聖堂の内部やドゥオーモ広場も楽しむなら、2時間程度を見ておくと安心です。
さらに、クーポラの頂上ではフィレンツェの街並みを眺めたり、写真を撮影したりする時間も必要になります。前後の観光予定を詰め込みすぎず、時間に余裕を持たせましょう。
複合施設を巡るなら半日程度を確保する
ドゥオーモをじっくり観光したい場合は、半日程度を確保するのがおすすめです。
クーポラや大聖堂に加えて、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、サンタ・レパラータ教会跡、ドゥオーモ付属美術館などを巡ると、それぞれの施設で見学時間が必要になります。
特にドゥオーモ付属美術館には、ドゥオーモに関連する彫刻や美術作品が数多く展示されています。
そのため作品を一つひとつじっくり鑑賞する場合は、さらに時間を確保するとよいでしょう。
また、クーポラとジョットの鐘楼の両方に登る場合は、どちらも400段以上の階段があるため、休憩時間も考慮する必要があります。
「クーポラに登る+主要施設を見学する」なら3~4時間、「ドゥオーモ周辺をじっくり楽しむ」なら半日を目安にすると、無理のない観光プランを立てやすくなります。
フィレンツェにはドゥオーモ以外にもウフィツィ美術館やヴェッキオ橋などの人気観光スポットがあるため、1日の予定を組む際は、ドゥオーモ観光だけで時間を使い切らないよう注意しましょう。
フィレンツェのドゥオーモへのアクセス

フィレンツェのドゥオーモは、フィレンツェ旧市街の中心部に位置しており、徒歩でアクセスしやすい観光スポットです。
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅(SMN駅)からも歩いて向かえるため、観光のスタート地点として訪れるのにも便利です。
フィレンツェ中心部は歴史的な街並みが広がり、観光スポット同士の距離も比較的近いため、バスを使わず徒歩で巡るのもおすすめです。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩で行く
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からドゥオーモまでは、徒歩約10~15分が目安です。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から実際に歩いて向かうと、旧市街を進む途中で建物の間からドゥオーモのクーポラが少しずつ見えてきます。
近づくほどクーポラが大きくなっていくので、「フィレンツェに来た!」という実感が湧きやすいルートでした。
大きな荷物がなければ、街並みを楽しみながら徒歩で向かうのがおすすめです。
道中にはカフェやショップ、歴史的な建物なども多く、街歩きを楽しみながらアクセスできるのが魅力です。
大きな荷物がなければ、バスを待つより徒歩で向かったほうがスムーズな場合もあります。
特に初めてフィレンツェを訪れる方は、街並みを眺めながらドゥオーモへ向かうのもおすすめです。
ただし、石畳の道も多いため、スーツケースを持って移動する場合は注意しましょう。
バスで行く
ドゥオーモ周辺へは、市内バスを利用してアクセスすることもできます。
ただし、フィレンツェ旧市街の中心部は徒歩で移動しやすく、ドゥオーモ周辺には歩行者専用道路や交通規制のあるエリアもあります。
そのため、観光目的であれば、近距離の移動は徒歩のほうが便利なケースもあります。
ホテルがドゥオーモから離れている場合や、徒歩での移動が難しい場合は、市内バスを利用するとよいでしょう。
バスを利用する際は、乗車前に路線や停留所を確認し、最新の運行情報をチェックすることをおすすめします。
フィレンツェの公共交通機関は運行ルートなどが変更される場合もあるため、現地の交通案内を確認してから利用しましょう。
また、バスを降りてからドゥオーモまで少し歩く場合もあるため、停留所からの徒歩時間も含めて計画しておくと安心です。
フィレンツェ中心部の観光スポットから歩いて行く
ドゥオーモはフィレンツェ中心部の主要観光スポットからも徒歩でアクセスできます。
たとえば、シニョリーア広場から約10分、ウフィツィ美術館から約10~15分、ヴェッキオ橋から約15~20分が徒歩の目安です。
そのため、ドゥオーモだけを単独で訪れるよりも、周辺の観光スポットと組み合わせて巡ると効率的です。
たとえば、ドゥオーモ→シニョリーア広場→ウフィツィ美術館→ヴェッキオ橋のように、徒歩でつなぎながら観光するルートも組めます。
フィレンツェの旧市街は歴史的な建物や路地が多く、目的地までの移動そのものが観光になります。
時間に余裕がある場合は、地図だけを頼りに最短距離を進むのではなく、周辺の街並みを楽しみながらドゥオーモへ向かうのもおすすめです。
出発地点 | ドゥオーモまでの徒歩時間の目安 |
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅 | 約10~15分 |
シニョリーア広場 | 約10分 |
ウフィツィ美術館 | 約10~15分 |
ヴェッキオ橋 | 約15~20分 |
※徒歩時間はルートや混雑状況によって変わります。
フィレンツェのドゥオーモを訪れる際の服装・注意点

フィレンツェのドゥオーモを観光するときは、大聖堂が宗教施設であることを意識した服装を選ぶことが大切です。
また、クーポラやジョットの鐘楼に登る場合は、長い階段を歩くことになります。服装だけでなく靴や荷物にも気を配って、動きやすい格好で訪れましょう。
特に夏のフィレンツェは日差しが強く暑くなるため、暑さ対策も忘れないようにしましょう。
肩や膝が隠れる服装で入場する
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はカトリックの教会なので、肩や膝が隠れる服装を選ぶのが基本です。
ノースリーブや短すぎるスカート、ショートパンツなど、露出の多い服装は避けましょう。
夏にフィレンツェを訪れる場合は、半袖のシャツやブラウス、長めのパンツやスカートなど、涼しさと露出対策を両立できる服装がおすすめです。
薄手のカーディガンやストールを持っていけば、肩を隠したいときにも役立ちます。
なお、服装のルールは宗教行事や施設によって異なる場合があります。入場前に最新の案内を確認しておくと安心です。
クーポラへ登るなら歩きやすい靴を選ぶ
クーポラへ登る場合は、歩きやすく滑りにくい靴を選びましょう。
クーポラの頂上までは463段の階段を上ります。途中には狭い場所や急な階段もあるため、サンダルやヒールの高い靴よりも、スニーカーなどの歩きやすい靴が適しています。
また、ドゥオーモ周辺のフィレンツェ旧市街には石畳の道路も多くあります。
クーポラに登らない場合でも、ドゥオーモ観光では徒歩で移動する距離が長くなりやすいため、1日歩いても疲れにくい靴を選ぶのがおすすめです。
実際にクーポラへ登ってみると、463段という階段数だけでなく、途中の狭さや傾斜も意外と体力を使います。
筆者は「観光地の階段」くらいの感覚でいましたが、思っていたよりしっかりした運動でした。ヒールや歩きにくいサンダルではなく、履き慣れたスニーカーで訪れるのがおすすめです。
大きな荷物の持ち込みルールを確認する
ドゥオーモ周辺の各施設では、大きな荷物の持ち込みに制限があります。
特にクーポラや大聖堂などを見学する際は、大きなバックパックやスーツケースなどを持ったまま入場できない場合があります。
ドゥオーモの公式案内では、クーポラへの登頂時に大きな荷物を持ち込まないよう案内されています。必要に応じて、指定されたクロークなどを利用しましょう。
また、施設によって預けられる荷物の大きさや場所が異なるため、旅行前に公式サイトで最新の持ち込みルールを確認しておくことが大切です。
特にホテルのチェックアウト後にスーツケースを持って観光する場合は、先にホテルや駅の荷物預かりサービスなどを利用しておくと安心です。
夏は暑さ・水分補給に注意する
夏のフィレンツェでドゥオーモを観光する場合は、暑さと日差しへの対策も必要です。
特にクーポラやジョットの鐘楼に登る場合は、長い階段を上るため、通常の街歩きよりも体力を消耗します。
帽子や日傘などの日差し対策に加えて、こまめに水分を補給しましょう。
また、クーポラの階段は屋内ですが、頂上の展望スペースでは日差しを受けることがあります。暑い時期は無理をせず、体調に合わせて休憩を取りながら登ることが大切です。
特に夏の午後は暑くなりやすいため、可能であれば比較的涼しい時間帯にクーポラやジョットの鐘楼を訪れるのもおすすめです。
フィレンツェのドゥオーモ周辺で一緒に巡りたい観光スポット
フィレンツェのドゥオーモは旧市街の中心部に位置しているため、周辺の人気観光スポットとあわせて巡るのがおすすめです。
シニョリーア広場やウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋などは徒歩でアクセスしやすく、ドゥオーモを起点にフィレンツェの歴史や芸術を効率よく楽しめます。
少し足を延ばせば、フィレンツェの街並みを一望できるミケランジェロ広場にもアクセスできます。それぞれ特徴が異なるため、観光時間や目的に合わせて組み合わせてみましょう。
シニョリーア広場
シニョリーア広場は、フィレンツェの政治や文化の中心として発展してきた歴史的な広場です。
広場にはヴェッキオ宮殿が建ち、周辺には彫刻作品が数多く並んでいます。特に「ランツィの回廊」では、屋外に展示された彫刻を無料で鑑賞できます。
ドゥオーモからシニョリーア広場までは、徒歩約10分が目安です。
ドゥオーモの壮大な宗教建築を見学したあとに訪れると、フィレンツェの政治の中心だった場所との雰囲気の違いも楽しめます。
ウフィツィ美術館
ウフィツィ美術館は、ルネサンス美術を代表する作品を数多く収蔵する世界的に有名な美術館です。
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」や「プリマヴェーラ」、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどの作品を鑑賞できます。
ドゥオーモからは徒歩約10~15分ほど。ドゥオーモでルネサンス期の建築を楽しんだあと、ウフィツィ美術館で芸術作品を鑑賞するルートもおすすめです。
ただし、館内は非常に広く、主要作品を見るだけでも時間がかかります。ドゥオーモと同日に訪れる場合は、半日以上の時間を確保しておくとよいでしょう。
ヴェッキオ橋
ヴェッキオ橋は、アルノ川に架かるフィレンツェを代表する歴史的な橋です。
橋の上には宝飾店などが並び、一般的な橋とは異なる独特の景観を楽しめます。
ドゥオーモからは徒歩約15~20分が目安です。シニョリーア広場やウフィツィ美術館とあわせて巡れば、フィレンツェ旧市街を歩きながら効率よく観光できます。
特にアルノ川沿いから見るヴェッキオ橋は美しく、写真撮影にもおすすめです。
ドゥオーモの見学後に街歩きを楽しみたい方は、ヴェッキオ橋まで歩いて向かうルートを組んでみましょう。
ミケランジェロ広場
ミケランジェロ広場は、フィレンツェの街並みを一望できる高台にある展望スポットです。
ドゥオーモのクーポラやジョットの鐘楼、ヴェッキオ宮殿など、フィレンツェを象徴する建築物をまとめて眺められます。
ドゥオーモから徒歩で向かうこともできますが、上り坂が続くため、体力に自信がない場合はバスやタクシーを利用するのもよいでしょう。
特に夕方から日没にかけては、街全体が夕日に照らされる美しい景色を楽しめます。
クーポラに登る場合は「フィレンツェの街を上から見る」体験ができますが、ミケランジェロ広場ではクーポラを含めたフィレンツェの街並みそのものを眺められるのが魅力です。
観光スポット | ドゥオーモからの目安 | 見どころ |
シニョリーア広場 | 徒歩約10分 | ヴェッキオ宮殿・彫刻 |
ウフィツィ美術館 | 徒歩約10~15分 | ルネサンス美術 |
ヴェッキオ橋 | 徒歩約15~20分 | アルノ川・歴史的な橋 |
ミケランジェロ広場 | 徒歩約30分~ | フィレンツェの街並み |
※徒歩時間はルートや混雑状況によって変わります。
フィレンツェのドゥオーモに関するよくある質問
-
ドゥオーモは予約なしでも入れる?
大聖堂の内部だけであれば、予約なしで入場できます。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は無料で見学できるため、基本的にチケットを購入する必要はありません。
ただし、クーポラやジョットの鐘楼、ドゥオーモ付属美術館などの施設を見学する場合は、対象のチケットやパスが必要です。
また、大聖堂は宗教施設のため、宗教行事などによって一般見学できる時間が変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。 -
クーポラは予約が必要?
クーポラへの入場には日時指定の予約が必要です。
クーポラに登る場合は、Brunelleschi Passを購入し、予約時に入場日時を指定します。
クーポラはドゥオーモ観光の中でも特に人気が高いスポットなので、希望する時間帯がある場合は早めに予約しておくのがおすすめです。
また、クーポラは463段の階段を上って頂上を目指します。予約時間だけでなく、入口までの移動時間や登頂にかかる時間も考えて、前後の予定には余裕を持たせましょう。 -
クーポラとジョットの鐘楼はどちらがおすすめ?
どちらがおすすめかは、どのような景色を見たいかによって変わります。
クーポラはフィレンツェの街並みを広く見渡せるほか、登る途中でクーポラの内部構造や「最後の審判」を間近で鑑賞できます。
一方、ジョットの鐘楼からは、フィレンツェの街並みに加えて、赤いクーポラを含めた景色を眺められるのが魅力です。
「ドゥオーモのクーポラに登ること」を重視するならクーポラ、「クーポラを含めたフィレンツェの景色」を楽しみたいならジョットの鐘楼がおすすめです。 -
クーポラに登るのはきつい?
463段の階段を上るため、ある程度の体力が必要です。
特に途中から階段が狭くなる場所もあるため、普段あまり運動をしない方は余裕を持って登りましょう。
ただし、一気に階段を上り続ける必要はありません。途中で景色や天井画を見ながら、自分のペースで進むことが大切です。
歩きやすいスニーカーなどを履き、夏場は水分補給も忘れないようにしましょう。
高い場所が苦手な方や階段を上るのが難しい方は、無理に登る必要はありません。大聖堂内部やドゥオーモ付属美術館など、階段を使わず楽しめる見どころもあります。 -
ドゥオーモ観光には何時間必要?
見学する施設によって異なりますが、大聖堂だけなら1時間程度、クーポラを含めるなら2時間程度、複数の施設を巡るなら半日程度が目安です。
クーポラとジョットの鐘楼の両方に登ったり、ドゥオーモ付属美術館をじっくり見学したりする場合は、さらに時間に余裕を持ちましょう。 -
大聖堂には無料で入れる?
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の内部は無料で入場できます。ただし、無料なのは基本的に大聖堂内部の見学のみです。
クーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館、サンタ・レパラータ教会跡などを見学する場合は、それぞれの施設を含むパスを購入する必要があります。
「大聖堂だけ見たい」という方なら無料で見学できますが、ドゥオーモの建築や芸術をより深く楽しみたい場合は、クーポラや付属美術館などもあわせて巡るのがおすすめです。
なお、大聖堂は宗教施設のため、入場時には服装にも注意しましょう。肩や膝が隠れる服装を選び、周囲の参拝者にも配慮して見学することが大切です。
フィレンツェのドゥオーモでルネサンス建築と絶景を楽しもう

フィレンツェのドゥオーモは、ルネサンス建築を代表する壮大なクーポラと、美しい街並みを一度に楽しめるフィレンツェ観光の定番スポットです。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂では、華やかな外観や壮大な内部空間、クーポラに描かれた「最後の審判」を鑑賞できます。
さらにクーポラやジョットの鐘楼に登れば、赤い屋根が連なるフィレンツェの歴史地区を上から眺められます。
ドゥオーモ観光では、大聖堂だけなら無料で見学でき、クーポラや鐘楼などを巡る場合はチケットが必要です。
特にクーポラは日時指定の予約が必要なので、登りたい場合は早めに予定を決めておきましょう。
また、ドゥオーモ周辺にはウフィツィ美術館やシニョリーア広場、ヴェッキオ橋などの人気スポットも集まっています。
観光時間に合わせて周辺施設も組み合わせれば、フィレンツェの歴史や芸術をより深く楽しめます。
フィレンツェを訪れる際は、ぜひドゥオーモの壮大な建築を間近で眺め、クーポラからの絶景も楽しんでみてください。










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Moeは、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、主に国内旅行や恋人・友人と行く2人旅に関する記事を執筆しています。これまで海外4か国・地域、国内28都道府県を訪れ、イタリア全土周遊・車での弾丸国内旅行など、実際に自分の足で体験した情報をもとに記事を執筆しています。 記事内では、現地の最新事情や混雑状況、ベストシーズン、予約のコツなどを、Trip.comのデータと自身の経験を組み合わせて、できるだけわかりやすくお届けすることを心がけています。 ビザ・入国条件・治安情報などの内容については、[外務省/各国大使館/観光局/航空会社公式サイト]などの公的情報源を確認しながら執筆し、必要に応じて社内の現地パートナーとも内容を確認しています。 最新情報へのアップデートも随時行い、信頼できる旅行情報の提供を目指しています。 ライター経歴 2005年 高校生の頃から無料ブログサービスにて執筆活動を開始 2020年 個人でサイトを開設し、旅行ジャンルを中心にさまざまな分野の記事を執筆 これまでに手がけたサイトの数は30以上、記事執筆本数は1,000本を優に超える 2025年 Trip.comに転職し、「韓国・台湾・中国本土などアジアエリア」「全世界祝日カレンダー」を中心に、旅行ガイドやモデルコース記事の企画・執筆を行っている 主な資格や実績 ・総合旅行業務取扱管理者 ・国内旅行業務取扱管理者 これまでに訪れたことのある国一覧 これまで訪れた国は4カ国。 アジア:韓国 ヨーロッパ:イタリア(ローマ・ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ・ナポリなど) オセアニア・その他:ハワイ・グアム これまで4カ国を訪れ、そのうちグアムには2回渡航しています。 イタリアには約2週間滞在し、現地の生活に近い形の旅も経験してきました。 LCCを使った弾丸旅行から、現地に長く滞在して街歩きを楽しむスロートラベルまで、さまざまなスタイルで旅をしてきました。
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