ナイトサファリのチケット&観光ガイド

神秘的な夜行性の動物に出会う冒険をしに、ナイトサファリに出かけましょう！夜だけオープンするナイトサファリでは、昼間には見られない100種以上約900頭の夜行性の動物たちの活発な姿を見ることができます。動物の約41％が絶滅危惧種で、アジア象、マレー・バクやマレー・トラなどの地域固有種も多く、貴重な動物たちの生態系を垣間見れます。

この記事では、ナイトサファリの基本情報や見どころをご紹介します。

ナイトサファリの営業時間

ナイトサファリの営業時間は19:15～24：00まで、最終入場は23:15までとなります。

夜遅い時間帯のアクティビティになるので、周辺のホテルを予約したり、電車やバスの終電時間をチェックしておくのがおすすめです。またシンガポールは比較的治安が良いとされていますが、夜の外出の際は人通りのない場所を避けるなど注意しましょう。

ナイトサファリへのアクセス

市内からナイトサファリまでは、MRT駅からバスを乗り継ぐ方法や、市内のバス停からマンダイシティエクスプレスを利用する方法があります。

バス・MRT

市内からナイトサファリまでのアクセスは、最寄りのMRT駅からバスを利用するのが一般的です。各MTR駅から接続するバスに乗車し、#48131 (シンガポール動物園／ナイトサファリ駅) で下車しましょう。

※マンダイ・カティブ・シャトル

ナイトサファリを含むマンダイ野生動物保護区への循環シャトルサービス。8時50分から24時まで営業しており、15分～20分間隔で運行しています。MRTハティブ駅からは大人・子ども（7歳～12歳）共に3シンガポールドルです。

マンダイシティエクスプレス

マンダイシティエクスプレスは、市内のホテルなどのピックアップポイントとナイトサファリを含むマンダイ野生動物保護区をダイレクトに結ぶシャトルバスです。木曜日から日曜日まで運行しており、料金は大人・子ども（3～12歳）共に片道8シンガポールドルです。利用にはバスサイトからの予約が必要となります。ピックアップポイントは以下の通りです。

ナイトサファリのベストシーズン

ナイトサファリは夜のアクティビティのため、暑い季節でも比較的快適に楽しむことができます。シンガポールは冬でも気温が高いため、1年を通して最適なシーズンと言えるでしょう。特に4月から9月にかけては、乾季にあたり天候が安定しているため、園内を快適に散策しながら、夜行性の動物たちの行動をじっくり観察することができます。

とはいえ、乾季でも時折スコールが降ることがあるため、折り畳み傘や雨合羽などの雨具を持参しておくと、安心して楽しい時間を過ごせるでしょう。ナイトサファリの魅力を最大限に楽しむために、準備を整えて素敵な夜の冒険に出かけてみてください。

ナイトサファリの飲食店やショップ

ナイトサファリには美味しい料理を提供するレストランやお土産ショップがあります。ウルウルサファリレストランでは、シンガポール料理やスパイシーで大胆なアジア各国の料理が味わえます。ナイトサファリの思い出の一品を探すならナイトサファリショップへ行きましょう。夜の生き物たちのかわいくてユニークなぬいぐるみなど豊富な種類のアイテムが用意されています。

ナイトサファリにある飲食店とショップは以下の通りです。

ナイトサファリの見どころ

1.バギーに乗って夜の動物園を大冒険

夜の動物たちの神秘的な生態系と、その裏に隠された驚くべき事実を探るために、専門ガイドと共にバギーでの冒険に出かけましょう。真っ暗な闇の中を進むバギーに乗り込み、夜行性の動物たちが昼間には見ることのできない活発な姿を目の当たりにすることで、通常の動物園では体験できない特別な瞬間が広がります。

専門ガイドが提供する貴重な解説を聞きながら、夜の動物たちがどのように生活し、どのように環境に適応しているのかを深く知ることができます。忘れられない夜の冒険を通じて、動物たちの未知の一面に触れ、心に残る体験をお楽しみください。

2.大迫力のショー

ナイトサファリの暗闇で繰り広げられるショーは、まさに一見の価値ありです。夜の闇が作り出す幻想的な雰囲気の中、コツメカワウソやフェネックなど、夜行性の動物たちがステージに登場し、その愛らしい芸を披露します。その一瞬一瞬が、動物たちの自然な魅力を最大限に引き出し、心に残る感動的な体験を提供してくれるでしょう。

さらにパフォーマーによる壮大なファイヤーショーが繰り広げられ、夜空に映える炎の舞が、視覚と感動を引き立てます。これらのショーがナイトサファリの夜のひとときを、幻想的で心に残るものにしてくれることでしょう。

3.ワイルドな餌やり体験

絶滅危惧種として保護されているインドサイとの餌やり体験は、動物愛好家にはたまらない特別な機会です。ゾウに次ぐ巨大な体を持つインドサイに、自分の手から直接餌をあげるこの貴重な体験では、その迫力満点の角を間近で見ることができ、その圧倒的な存在感を感じることができます。

インドサイの力強い姿を目の当たりにしながら、彼らとのふれあいを楽しむひとときは、まさに感動的。写真撮影も忘れずに行いましょう。生涯の思い出となる一枚をカメラに収めることで、この特別な瞬間をしっかりと心に刻むことができます。

ナイトサファリの地図

ナイトサファリには4つのウォーキングトレイルがあり、約100種900頭の夜行性の動物と出会えます。ナイトサファリの地図は公式サイトからダウンロード、またはアプリから確認できます。アプリではお目当ての動物がいるエリアへの道順を調べたりレストランやショップを確認できたりと便利なので、訪問前にダウンロードしておくのがおすすめです。

ナイトサファリの年間パスポート

ナイトサファリには2種類の年間パスポートがあり、レストランの割引などお得なサービスが受けられます。それぞれのサービス内容は以下の通りです。

シンガポールで行きたいそのほかの人気動物園

1.リバーサファリ

リバーサファリは、川をテーマにした壮大な動物園と水族館の融合で、シンガポールの野生生物公園の中でも最も新しい動物園です。広大な敷地内には、世界中の川に生息するさまざまな生物たちが集まっており、なんと40種以上の絶滅危惧種を含む6,000匹以上の生物と出会うことができます。

「ワイルド・アマゾニア」では、アマゾン川に見立てた水路を下っていく10分間の船の旅。ジャガーやタテガミオオカミといった、熱帯雨林に生息する世界最大の動物が生き生きと動く様に思わず圧倒されることでしょう。

2.バードパラダイス

バードパラダイスには世界中の400種以上、約3,500羽の鳥が生息しています。その24％は絶滅危惧種でもあり、日本では見られない貴重な鳥の生態系が見られます。敷地内では棚田や竹林の間を歩く「クオック・グループ・ウィングズ・オブ・アジア」や、森林や熱帯雨林を探検する「ハート・オブ・アフリカ」など、さまざまなエリアに分かれています。

「ロリー・ロフト」ではカラフルなオウムを肩に乗せる体験ができるので、バードパラダイスでの思い出の1枚をカメラに収めましょう。

3.シー・アクアリウム

シー・アクアリウムは、100,000匹以上の海洋生物を飼育する水族館。なかでも「オープン・オーシャン」の巨大水槽は、幅36m、高さ8.3mと世界最大の大きさを誇ります。水族館は10のゾーンとさらに50以上の生息区にわかれており、世界中の海洋の生息する生き物たちを見ることができます。

「シャーク・シー」では、アカシュモクザメや攻撃的なツマジロなどの200匹以上の珍しいサメに圧巻されるでしょう。「オーシャン・レストラン」では、水槽に囲まれた店内でまるで海の中で食事をするような体験ができます。新鮮なシーフード料理のメニューを思うぞんぶん堪能しましょう。