大明宮完全ガイド:アクセス・見どころ・おすすめルート紹介

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大明宮完全ガイド

西安で唐の歴史を感じるなら、外せないのが「大明宮」。広大な敷地に残る壮大な遺跡群は、当時の政治や文化の中心地だった証。復元された建築や博物館、癒しの池まで、見どころが盛りだくさん!この記事では、大明宮の基本情報から観光ルート、周辺スポットまで詳しくご紹介します。


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Trip.com限定の大明宮チケット

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明宮は大きく分けて「公園エリア」と「遺跡エリア」の2つに分かれています。

公園エリア(外周部分):入場無料。広々とした緑地で、地元の人々の憩いの場にもなっています。

遺跡エリア(宮殿跡など):有料ゾーンです。歴史的建築や復元模型など、本格的に大明宮の歴史を体感したい方はこちらがおすすめです。

Trip.comの大明宮国家遺跡公園チケットは、予約後すぐ使える電子チケット&引き換え不要でとても便利!当日17:00まで購入可能&発券はわずか1秒。 同じ予約グループは一緒に入場する必要がありますが、手続きはスムーズです。使用前ならいつでも無料キャンセルOKで、未使用なら自動キャンセル対応もあり安心。

チケット

価格

大人チケット

1,207円(割引後価格)

中人チケット

604円(割引後価格)

大明宮国家遺産公園 + 「復活軍団」公演チケット(時間指定なし)[大人チケット]

6,597円(割引後価格)

※2025年4月現在

大明宮の基本ガイド

大明宮の基本ガイド

西安旅行で歴史ロマンを体感するなら、唐の皇帝たちが政務や儀式を行った壮大な宮殿「大明宮(だいめいきゅう)」は外せません。

大明宮とは

大明宮は、かつて中国・唐王朝の都「長安」(現在の西安市)に築かれた壮麗な宮殿です。634年、唐の太宗・李世民の命により建設が始まり、その後も増改築を経て、約234年ものあいだ唐王朝の政治・文化の中心として使われました。

大明宮は太極宮・興慶宮と並ぶ「三大宮殿」のひとつで、敷地はなんと約3.2平方キロメートルと東京ドーム約68個分にも及ぶ広さを誇ります。ここでは歴代皇帝が政務を行い、詩や音楽など唐文化が花開いた場所としても知られています。

現在では、復元された丹鳳門や含元殿跡などを通じて、当時の壮麗な宮廷建築と歴史の重みを感じることができ、歴史好きはもちろん、家族連れにも人気の観光スポットとなっています。

基本情報

住所:陝西省西安市新城区自强東路585号

アクセス

地下鉄:4号線「大明宮駅」下車、徒歩約5分

バス:2番または16番で「大明宮遺跡公園」下車

タクシー:約10分(料金は10~15元ほど)

営業時間

無料エリア:24時間オープン

夜のライトアップや朝の散歩にもおすすめ!

有料エリア(遺跡区)

期間

時間

1月22日~3月16日

08:30~22:00(最終入場21:30)

3月17日~4月15日(平日)

08:30~21:00(最終入場21:00)

3月17日~4月15日(土日)

08:30~22:00(最終入場22:00)

4月16日~10月15日

08:30~19:00(最終入場18:30)

10月16日~翌1月21日

08:30~18:00(最終入場17:30)

大明宮の見どころ

大明宮の見どころ

大明宮はただの遺跡じゃない!唐の栄華を肌で感じられる見どころがいっぱいなんです。ここでは、はじめての方にもわかりやすく、大明宮の必見スポットを5つご紹介します。

1. 丹鳳門(たんぽうもん)

丹鳳門は大明宮の南側に位置する正門で、かつては皇帝の専用出入り口でした。現在の丹鳳門は復元された建物で、高さは約30メートル。軽量鉄骨構造で建てられており、堂々たる外観は訪れる人々を圧倒します。館内では、門跡から発掘された礎石や当時の出土品が展示され、唐代の建築技術や文化に触れることができます。赤い柱と金色の屋根が映える姿は、写真映えスポットとしても人気です。

2. 含元殿(がんげんでん)

大明宮の中心に位置する皇帝の即位や国事の重要な儀式が行われた場所です。高い基壇の上に立つこの殿は、今は礎石だけが残されていますが、かつての威厳を感じさせます。特に夕暮れ時、沈む太陽と共に眺めると、唐代の栄華が蘇るような幻想的な光景に出会えます。殿の周辺は視界が開けており、遺跡全体を見渡せる絶好の展望スポットでもあります。

3. 大明宮微縮景観

大明宮微縮景観は1:15スケールで丹念に再現された唐代の宮殿群が並ぶ人気エリア。大小1100棟以上の建築物が整然と並び、唐の都市計画の巧妙さを体感できます。各建物の装飾や庭園の細部まで作り込まれており、まるで当時の都にタイムスリップしたかのような気分に。高台から俯瞰すれば、自分が巨人になったようなユニークな写真も撮影できます。

4. 太液池(たいえきち)

太液池は唐代の皇族たちが舟遊びを楽しんだとされる人工池。広々とした池の周囲には柳の木が並び、春には桜、夏には蓮の花が水面に彩りを添えます。現在は遊歩道が整備され、散策やピクニックにぴったりの癒しのスポットとして人気。静かに水辺を歩けば、歴史と自然が溶け合う贅沢な時間を過ごせます。

5. 大明宮遺跡博物館

大明宮遺跡博物館は唐代の宮殿跡から出土した瓦や陶器、金属器、日用品などを展示している博物館。館内では、精巧な復元模型や映像解説を通して、当時の建築技術や人々の暮らしぶりをわかりやすく学べます。特に瓦当や文様装飾には唐文化の美意識が感じられ、歴史好きにはたまらない空間です。雨の日でも楽しめるのもうれしいポイント。

大明宮おすすめ観光ルート

大明宮おすすめ観光ルート

大明宮はとにかく広い!だからこそ、効率よく楽しむには“ルート選び”がカギになります。ここでは、歩きやすさと見応えを両立したおすすめ観光ルートを2つご紹介します。

ルート①:丹鳳門 → 含元殿 → ミニチュアランド(微縮景観)→ 太液池

まずは、かつての皇帝専用正門「丹鳳門」からスタート。赤く高い門をくぐると、唐の栄華が広がります。次に訪れるのは「含元殿」。即位式や使節の接見が行われた荘厳な宮殿跡で、基壇の上からは宮殿群を一望できます。その後は1:15スケールで唐の宮殿を再現した「ミニチュアランド」へ。巨人になったような気分で写真もバッチリ!最後は「太液池」へ足を運び、水辺の風に癒されながら、歴史ロマンを感じて締めくくりましょう。

ルート②:大明宮遺跡博物館 → 丹鳳門 → 宣政殿遺跡 → 太液池

じっくり唐の歴史を学びたい方にはこちらのルートがおすすめ!最初に「大明宮遺跡博物館」で、発掘された文物や復元模型を見ながら唐代の文化に触れましょう。続いて「丹鳳門」では、写真映えする豪壮な門の姿を堪能。門を抜けて進むと、政務の中心だった「宣政殿遺跡」があり、かつての国家運営の息吹を感じることができます。締めくくりは「太液池」で、柳と蓮に囲まれた自然の中でのんびりひと休み。知的な旅を味わいたい方にぴったりのコースです。

大明宮周辺の観光スポット5選

大明宮周辺の観光スポット5選

歴史、文化、グルメ、ナイトショーまで、西安の魅力を丸ごと味わえる場所がたくさんあるんです。ここでは、大明宮周辺でおすすめの観光地を5つご紹介します。

大唐不夜城(だいとうふやじょう)

大唐不夜城は、西安の雁塔区にある人気のナイト観光地です。唐代の建築様式を取り入れたストリートが南北1.5kmに渡って広がり、19時から23時の間はライトアップされた通りにさまざまな無料パフォーマンスが登場。歌やダンス、雑技など見応えのある演出が連日行われています。また、夜の光と彫刻のコントラストはフォトジェニックで、漢服体験とあわせて撮影スポットとしても大人気です。昼とは違った幻想的な雰囲気が楽しめ、カップルや家族連れにもおすすめです。

陝西歴史博物館

陝西歴史博物館は、中国古代文明の宝庫と称されるほど豊富な展示内容を誇ります。西安市小寨に位置し、唐代を中心とした貴重な文物約37万点を所蔵。なかでも、何家村出土の唐代金銀器は必見です。入館は無料ですが、公式サイトでの事前予約が必要です。館内は時代ごとに分かれており、漢・唐・宋の文化を深く学べる構成になっています。特別展やテーマ展示も多く、歴史ファンや学生にも高い人気があります。

回民街(かいみんがい)

西安随一のグルメエリアである回民街は、イスラム文化と陝西料理が融合したユニークなスポットです。通りには羊肉串、ビャンビャン麺、胡麻入り焼き餅など西安名物が軒を連ね、香ばしい匂いが食欲をそそります。夜には屋台の灯りがともり、にぎやかな雰囲気に包まれます。観光客だけでなく地元民からも支持されており、リーズナブルな価格で本場の味が楽しめるのが魅力です。食べ歩きやお土産探しにもぴったりのエリアです。

西安古城壁

明代に築かれた西安古城壁は、全長約13.7kmの堅固な防御施設で、現存する中国最古の城壁の一つです。城壁の上を歩くと、四方の楼閣や見張り台が並び、当時の都市防衛の様子がよく分かります。自転車を借りて一周することもでき、西安の街並みとともに風を感じるアクティビティとして人気です。夜はライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に。歴史と都市景観の両方を楽しめるスポットです。

華清池(かせいち)

華清池は、唐の玄宗皇帝と楊貴妃の愛の伝説で知られる歴史的な温泉地です。西安市街地から車で約40分、驪山の麓に位置しています。宮殿風の建築と美しい池が織りなす風景はまさに絵画のよう。日中は遺跡巡りや温泉入浴を、夜は大規模な野外ショー「長恨歌」を楽しむことができます。ロマンチックなストーリーと美しい舞台演出で、多くの観光客を魅了するスポットです。歴史ロマンと癒しのひとときを過ごせます。

大明宮観光際の注意点

大明宮観光際の注意点

歴史ロマンあふれるこの広大な遺跡で、楽しく安全に過ごすための注意点をご紹介します。

足元はスニーカーで

大明宮はとにかく広く、1日で2万歩以上歩く人もいるほど。特に遺跡エリアは石畳や未舗装の道もあり、滑りやすい箇所や段差もあるため、歩きやすいスニーカーや運動靴を選ぶのが正解です。ヒールやサンダルでは足が疲れやすく、つまずく危険も。

しっかり日焼け対策を

西安の夏は気温が高く、晴れると日差しがとても強く感じます。屋外を長時間歩くことになる大明宮では、日焼け止めクリームはもちろん、帽子やサングラス、UVカットの薄手の上着なども持って行くと安心。こまめな水分補給も忘れずに。特にお子さまや年配の方は熱中症にも注意しましょう。

電動カートや園内列車でラクラク移動

大明宮の敷地は東京ドーム20個分以上!すべて徒歩で回るのは体力勝負です。園内には観光用の電動カートや小型の列車が運行しており、数十元程度で利用できます。家族連れやシニアの方にも人気の移動手段ですので、入口近くで時刻表や乗り場をチェックしておくと便利ですよ。

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大明宮観光ならTrip.comがおすすめ

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大明宮は、歴史の深さとスケールの大きさを体感できる特別なスポット。広大な遺跡を歩きながら、唐の皇帝たちが見た風景を想像してみてはいかがでしょうか?しっかり準備をして、思い出に残る西安の旅を楽しんでくださいね。

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