
成都には世界的に有名な「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」をはじめ、パンダに会える場所が多く、それぞれ特徴が異なります。
観光の時間や目的に合わせて選ぶことで、より満足度の高い旅が実現できます。
この記事では、成都でパンダに会える施設を徹底的に紹介し、アクセス方法や体験プログラムまで詳しく解説します。
旅のスタイルに合った場所で、成都のパンダ観光を満喫しましょう!
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、中国四川省成都にある世界有数のパンダ保護・繁殖施設です。
総面積は約100ヘクタール以上におよび、緑豊かな自然環境の中で、約200頭以上のジャイアントパンダやレッサーパンダ、黒頬猿などが飼育されています。
自然の中でパンダがのびのびと過ごす姿を間近で観察できることから、国内外の観光客に大人気のスポットです。
見どころ
1.自然の中で暮らすパンダに会える
施設内には、湖や小川、竹林、芝生など、野生の生息地に限りなく近い環境が再現されており、来園者は野生に近い形で生活するパンダたちを間近に観察することができます。
木の上で昼寝をしたり、竹を夢中で食べたりする愛らしい姿などさまざまな角度からパンダを観察しましょう。
2.パンダ博物館
可愛らしいパンダを見るだけではなく、彼らの生態や保護の歴史について博物館で学びましょう。
映像展示や資料を通して、パンダの貴重性を知ることができます。
3.パンダのトップアイドル「花花」
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で暮らすメスのジャイアントパンダ「花花(フアフア)」は、SNSを中心に絶大な人気を誇るトップアイドル的存在です。
丸顔で愛らしい表情と人懐っこい仕草が特徴で、中国国内だけでなく世界中のファンを魅了しています。
特に木に登ってのんびり過ごす姿や、餌を夢中で食べる様子が話題となり、来園者の多くが「花花に会いたい」と訪れるほど。
アクセス
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地までのアクセスはいくつかの方法があります。それぞれの行き方について詳しく解説します。
1. 地下鉄+シャトルバスで行く場合
- 西大門までのアクセス方法
地下鉄3号線「軍区総医院駅」B口を出て徒歩約5分。そこから409番のシャトルバスに乗車し、「パンダ基地西大門」で下車(運賃2元)。
※バスは夏季6:45〜18:00/冬季7:15〜17:30頃まで運行。
- 南大門までのアクセス方法
地下鉄3号線「パンダ大通り駅」のA口またはD口を出てすぐの408番のシャトルバスで「パンダ基地南大門」へ(運賃2元)。
※バスは夏季6:45〜18:00/冬季7:15〜17:30頃まで運行。
2.地下鉄+公共バスで行く場合
- 西大門までのアクセス方法
地下鉄3号線「軍区総医院駅」B口から徒歩でバス停へ。110番バス(1駅)または659番バス(2駅)を利用し、「玉塁路翠微路口」下車、徒歩約6分。
- 南大門までのアクセス方法
地下鉄3号線「動物園駅」から徒歩でバス停へ。655番バス(9駅)または87番バス(12駅)で「パンダ基地駅」下車、徒歩約5分。
3.空港・駅から行く場合
- 成都双流国際空港から
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地までタクシーで約50分、料金は約100元(約1,980円)。
- 成都東駅・春熙路など市内中心部から
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地までタクシーで約20分、料金は約40元(790円)。
※交通状況や時期により料金は変動します。
4.観光地からの直通バスで行く場合
春熙路や寛窄巷子などの人気観光地から、直通バスも運行しています。詳細はWeChatの「成都公共交通アプリ」や「成都旅行総合入口」のミニプログラムで確認可能です。
また、旅行会社でも成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を案内していることがあります。
チケットの種類・購入方法
<Trip.comの成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地チケット>
種類 | 料金 |
大人 | 約1,140円 |
子ども | 約560円 |
入場チケットは基本的に大人と子どもで料金が分かれています。
現地での購入も可能ですが、混雑を避けたい場合は事前予約がおすすめ。
中国のメッセージアプリ、WeChatミニプログラムを利用するのが一般的ですが、中国語のみの対応となるので、海外からの観光客にとってはハードルが高いです。
そのため、もっともおすすめなのは旅行会社で事前にチケットを手配すること。Trip.comでは日本語で簡単にオンライン購入ができます。
入場の際はチケット画面を掲示するだけなので、慣れない言語でのコミュニケーションへの不安も解消されます。
レストラン・ショップ情報
園内には約11箇所の飲食店と21箇所のショップがあります。
レストランは四川風の麺料理や点心などを楽しめる高級店から気軽に利用できるコーヒースタンドや軽食屋まであるので、さまざまなシチュエーションに対応。
また、ギフトショップではぬいぐるみやパンダモチーフの文房具、お菓子など、お土産にぴったりなグッズが揃っています。
ここでしか購入できないとっておきの1品を探してみましょう。
成都動物園

引用元:By Arian Zwegers from Brussels, Belgium - Chengdu, Zoo, panda, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=27472106
成都動物園は、成都市の中心部にある都市型動物園で、地元市民から長年親しまれている観光スポットです。
敷地面積は比較的こじんまりとしているので、子連れ観光や短時間観光にもおすすめです。
また、アクセスのしやすさとリーズナブルな料金設定が魅力です。
見どころ
1. 都市中心部で会えるパンダ
最大の特徴は、市内中心部から気軽にアクセスできる場所でジャイアントパンダに出会えることです。
市民や旅行者がふらっと立ち寄れるので、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地まで行く時間がないけど、パンダが見たい!という人に最適です。
2. 多彩な動物展示
園内では、トラやライオン、ゾウ、レッサーパンダなども観察可能。動物園らしい多様な展示が揃っており、大人から子供まで楽しめます。
3. 教育施設と憩いの場
成都動物園は、動物の生態や環境保護を学べる教育施設としても機能しています。
また、緑豊かな園内は市民の憩いの場として利用され、週末には多くの家族連れで賑わいます。
アクセス
地下鉄で行く場合
地下鉄3号線「動物園駅」下車後、徒歩約5分。成都中心部から乗り換えなしで行けるため非常に便利です。
バスで行く場合
市内各地から動物園行きのバスが運行しており、バス停「成都動物園」で下車すれば園の正門に到着します。
タクシーで行く場合
成都中心部(春熙路や寛窄巷子)からタクシーで約15分、料金は20〜30元前後とリーズナブルです。
チケットの種類・料金
<Trip.comの成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地チケット>
種類 | 料金 |
大人 | 約410円 |
子ども | 約210円 |
入場チケットは基本的に大人と子ども料金の2種類です。
現地での購入も可能ですが、スムーズな入園には事前予約がおすすめ。
Trip.comでは日本語で簡単にオンライン購入ができるうえ、当日入場も可能なので思い立った時に利用できて便利です。
レストラン・ショップ情報
園内には軽食スタンドや飲み物の売店が点在しており、手軽に食事や休憩が可能です。
レストランはありませんが、園の近隣には四川料理を楽しめる飲食店が多くあります。
ギフトショップでは、パンダグッズや子供向けの玩具、お菓子など手頃なお土産を購入できます。
成都のパンダ施設で体験したい3つのこと

1. 記念撮影
成都のパンダ施設では、ぬいぐるみや専用背景を使った撮影はもちろん、施設によっては本物のパンダを抱っこして一緒に撮影できる特別プランも用意されています。
ガラス越しや安全な距離を保ちながら撮影するため、動物にも人にも優しい仕組みです。
普段では味わえない貴重な体験は観光客に人気で、旅の思い出として写真を残せるのが最大の魅力です。
2. 赤ちゃんパンダの見学
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地では、毎年夏から秋にかけて赤ちゃんパンダが誕生し、一般公開されることがあります。
ふわふわの毛並みと小さな体で眠ったり遊んだりする姿は、多くの観光客を魅了します。
特に授乳中やじゃれ合う様子は愛らしく、見学のハイライトとして人気です。
赤ちゃんパンダに会える時期は限られているため、訪問計画を立てる際には公開スケジュールを事前に確認しておくことがおすすめです。
3. パンダ観光ツアー
成都では、現地の旅行会社や大手ツアー会社が提供するパンダ観光ツアーが豊富に揃っています。
人気の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地や郊外の施設を組み合わせた日帰り・宿泊ツアーもあり、移動手段や入場券がセットになっているため安心して参加できます。
ガイドによる解説付きで、パンダの生態や保護活動について深く学べるのも魅力です。
Trip.comでは成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の日本語ガイドツアーやシャトルバスをご用意しています。
さまざまなニーズに合わせたサービスを取り揃えているので、ぜひチェックしてくださいね。
<Trip.comで人気のガイドツアー>
ツアー名 | ポイント | 料金 |
|---|---|---|
車で行く成都パンダ基地と楽山大仏へのプライベート日帰りツアー | ・専用ガイド付き、高速鉄道とホテルまでの専用送迎で旅行 | 15,161円から |
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地への半日ツアー | ・プロのガイドがツアーに同行し、パンダの生活について説明します。 | 1,179円から |
成都のパンダ観光のベストシーズン

春から秋にかけてがベスト
成都のパンダ観光は、気候が穏やかで竹が豊かに育つ春から秋が最適といわれています。
気温が20度前後と過ごしやすく、パンダも活発に動き回るため、餌を食べたり木に登ったりする様子を間近で観察できます。
園内の竹林や池の緑も美しく映え、写真撮影にもぴったりのシーズンです。観光シーズンのため来園者は多めですが、それだけ活発なパンダに出会える確率も高まります。
混雑を避けるなら冬の観光もおすすめ
冬の成都はやや冷え込みますが、パンダにとっては活動しやすい季節でもあります。
観光客が比較的少なくなるため、混雑を避けてゆっくりとパンダを観察したい人におすすめです。
屋内施設も充実しており、暖かい室内でパンダの様子を快適に見学できます。
雪が降る日には、雪の中で遊ぶ珍しいパンダの姿に出会える可能性もあり、冬ならではの特別な体験ができます。
成都のパンダ観光の注意点

パンダは静かな環境を好む
パンダは繊細な動物で、騒がしい環境や大きな音を嫌います。
大声を出したり、ガラスや柵を叩いたりする行為はパンダにストレスを与えるため厳禁です。
写真撮影の際もフラッシュを使用せず、静かに観察することが大切です。
マナーを守ることで、パンダの自然な行動をよりじっくり見ることができ、来園者自身も快適に観光を楽しめます。
時間帯によるパンダの活動
パンダは1日の多くを寝て過ごすため、活動的な姿を見たい場合は時間帯を意識する必要があります。
特に朝9時前後や夕方の時間帯は餌を食べることが多く、竹をかじったり歩き回ったりする様子を観察できるチャンスです。
昼間の時間帯は横になって休んでいることが多いため、訪問は午前中を狙うのがベスト。旅行プランを立てる際は、観察時間を計算に入れると満足度が高まります。
成都のパンダ施設と併せて訪れたい人気観光スポット3選
1.武侯祠

三国志ファン必見のスポット。錦里古街の隣に位置しています。劉備、諸葛亮、関羽、張飛など歴史上の偉人たちを祀る霊廟と博物館があります。
広い庭園内には多くの歴史的な建造物や展示物があり、三国時代の世界に浸ることができます。
2.錦里古街

四川の伝統的な建築が並ぶ錦里古街は、ショッピングや食事、写真撮影にぴったりの観光スポットです。
狭い路地には工芸品や地元の美味しい料理が楽しめる屋台が並び、夜になると提灯の灯りが幻想的でロマンチックな雰囲気を作り出します。
また、三国志にちなんだお土産も豊富に揃っており、記念品探しにも最適です。
3.文殊院

文殊寺は歴史ある仏教寺院で、隋代に創建され、清の康熙帝によって再建されました。
境内には300体以上の仏像が並び、ミャンマー産翡翠の仏像なども見どころのひとつ。
中庭には茶室や精進料理が楽しめる人気のレストラン「香寨堂」もあり、地元の人々の憩いの場になっています。
貴重な仏教文化財や書画も多数所蔵されていますが、一般公開は限られています。
隣接する文殊坊では、古風な街並みとローカルグルメも楽しめますよ。
<おすすめのモデルコース例> 午前:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(自然の中で暮らすパンダを満喫) 昼:文殊院で参拝+精進料理ランチ 午後:武侯祠で三国志の歴史を学ぶ → 錦里古街で散策と買い物 夜:錦里古街で本場四川料理の夕食
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成都のパンダ観光に関するよくある質問
成都でパンダを見るならどこが1番有名?
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地が最も有名です。成都のパンダ施設で赤ちゃんパンダは見られる?
夏から秋にかけて、繁殖研究基地で赤ちゃんパンダを公開することがあります。個人手配とツアーどちらがおすすめ?
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地へ行く場合、地下鉄とバスを乗り継いだり、中心部からのバスでアクセスする必要があります。そのため、小さな子供連れの場合はツアーの方が便利かもしれません。パンダを抱っこできる?
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地では、実際にパンダを抱っこして写真が取れる場合があります。
パンダの都・成都に行くならTrip.comがおすすめ!

成都には世界的に有名な研究基地から、市内で気軽に立ち寄れる動物園や文化公園まで、多彩なパンダ観光スポットがあります。
旅行の目的や滞在日数に合わせて選べば、成都のパンダ観光を存分に楽しめます。かわいい成都のパンダに出会える旅は、一生の思い出になることでしょう。
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