エジプト旅行でビザは必要?申請方法・料金・入国準備を解説

執筆:Sato
2026年10月9日

砂漠にそびえるピラミッド、ナイル川沿いに残る神殿、紅海の青い海。エジプト旅行を計画するなら、航空券とホテルに加えてビザの準備も必要です。日本の一般旅券で通常の観光に訪れる場合は、ビザを取得します。事前に申請するe-Visaと、対象空港で取得する到着ビザが主な選択肢です。
この記事では、次のポイントを紹介します。
• e-Visaと到着ビザの違い、現在の申請料金
• オンライン申請の手順と空港到着後の流れ
• パスポートの条件、周遊旅行で見落としやすい注意点
旅程に合う方法を選べば、出発前に用意するものが明確になります。Trip.comで航空券やホテルを比較しながら、入国の準備も進めていきましょう。
※料金・制度は2026年10月8日時点の確認内容です。日本国籍の一般旅券による観光旅行を中心に解説します。
【東京→カイロの飛行機】








エジプト旅行はビザが必要!まず取得方法を比較

日本人の通常のエジプト観光では、短い滞在でもビザが必要です。カイロでピラミッドを見たり、ルクソールを巡ったりする旅程が該当します。事前取得か到着時の手続きかを、出発までの日数で選びましょう。
主な観光ビザの取得方法と料金は、以下の通りです。
取得方法 | 料金(米ドル) | 支払い・準備 |
|---|---|---|
事前申請のe-Visa | 1回入国30、複数回入国65 | カード払い、承認後に印刷 |
紙の到着ビザ | 1回入国30 | 対象空港の窓口、現金払い |
デジタル到着ビザ | 合計36 | カイロ空港で導入、カード払い |
大使館・領事館での申請 | 種類・条件ごとに確認 | 必要書類と受付方法を照会 |
日本円の支払額は為替やカード会社の換算で変わります。代行を利用する場合は、ビザ料金以外の手数料も確認してください。
初めてなら事前のe-Visaが選びやすい
出発まで余裕があるなら、e-Visaを事前に取得する方法が便利です。渡航前に申請と支払いを済ませ、承認されたビザを持って入国審査へ進めます。到着後に購入窓口を探す負担も減らせるでしょう。
一方、オンライン操作が難しい人は到着ビザも候補です。対象空港と現金の準備を確認して選びます。到着ビザを使う場合も、搭乗時に必要な書類を航空会社へ確かめておくと安心です。
日本以外の国籍や特殊な旅券では、条件が異なります。同行者全員に同じ方法が使えるとは考えないようにしましょう。
【カイロのおすすめホテル一覧】
5つ星
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朝食
エジプトのe-Visaは出発7日前までに申請

e-Visaは、オンラインで事前申請する観光ビザです。日本は対象国に含まれています。公式ポータルでは、出発の少なくとも7日前までに申請するよう案内しています。
7日前に申請すれば必ず間に合う、という意味ではありません。不備への対応も見込み、旅程が決まったら余裕を持って進めましょう。支払い後は審査に進みますが、決済完了だけで取得済みとは判断できません。
公式ポータルと申請に使う情報を準備する
事前申請には、Egypt e-Visa Portalを利用します。公式ドメインはvisa2egypt.gov.egです。検索結果の広告には代行サービスもあるため、運営元と総額を見てから手続きを始めてください。
渡航に使うパスポート、受信できるメールアドレス、カードを用意します。宿泊先の名前と住所、入国・出国の予定も整理しておきましょう。
氏名のローマ字表記や旅券番号は、原本と照合するのが基本です。予約サイトの登録名をそのまま転記せず、パスポートの記載に合わせます。
アカウント作成から承認・印刷までの流れ
まず公式ポータルでアカウントを作り、登録確認を済ませます。ログイン後、Apply Nowからビザの種類を選択してください。注意事項を読み、申請フォームに必要な情報を入力します。
入力内容を確認したら、カードで申請料を支払います。承認のメールが届いた後、アカウントからe-Visaをダウンロードして印刷しましょう。
紙のe-Visaは入国時に提示する書類です。スマートフォンに保存するだけで済ませず、パスポートと一緒に取り出せる場所へ入れておきます。
入力ミスや通知の見落としを防ぐ
申請前には、氏名・生年月日・旅券番号・到着予定を見直してください。特に数字とアルファベットの取り違えは、原本と一文字ずつ照合すると気づきやすくなります。
申請後はメールとアカウント内の状況を確認します。通知が見当たらないときは、迷惑メールフォルダも確認しましょう。誤りに気づいた場合は、公式窓口の案内に従って対応します。
修正方法が分からないまま、重複申請や再決済を繰り返すのは避けたいところです。申請情報と通知を保存しておけば、問い合わせにも役立ちます。
空港で到着ビザを取得する方法

日本の一般旅券で観光する場合、カイロ空港などの対象空港で到着ビザを取得する方法もあります。事前のe-Visaを用意していない旅行者の選択肢です。
ただし、どの国境でも同じように取得できるわけではありません。別の空港への到着や陸路・船での入国は、その入国地点の条件を確認してください。
紙の到着ビザは30米ドルの現金を用意
紙の到着ビザは、現在1回入国につき30米ドルです。現金払いに備え、米ドルを用意しておくと手続きを進めやすくなります。カード払いを前提にせず、空港のATMにも頼り切らないようにしましょう。
古い記事では25米ドルと案内されていることがあります。現在の料金とは異なるため、以前の旅行記を参考にするときは注意が必要です。
申請料と空港からの移動費は分けて準備します。到着直後に使う現金を、取り出しやすく管理しておくと便利です。
購入窓口から入国審査へ進む
到着後は、入国審査に並ぶ前にビザを扱う銀行窓口などを探します。パスポートを用意し、料金を支払って紙のビザを受け取ってください。貼付位置などは窓口や係員の指示に従います。
その後、パスポートと必要書類を持って入国審査へ進みます。帰国便や宿泊先について尋ねられても答えられるよう、予約情報を準備しておきましょう。
購入のために仲介業者を使う必要はありません。追加料金を提示されたときは、公式の窓口とサービス内容を確認することが大切です。
カイロ空港のデジタル到着ビザは36米ドル

カイロ国際空港では、2026年8月からデジタル到着ビザの試験導入が始まりました。紙のシールに代わり、QRコードを使う方式です。料金はビザ代30米ドルと発行手数料6米ドルの合計36米ドルで、カードで支払います。
事前申請のe-Visaと、デジタル到着ビザは別のサービスです。どちらもオンラインで操作できますが、料金や手続きの時期を混同しないようにしてください。
QRコードの発行は到着時刻を考えて行う
デジタル到着ビザは、公式サイトやアプリ、空港の専用端末から手続きできます。公式ポータルのドメインはvisaonarrival.gov.egです。発行されたQRコードをパスポートとともに係員へ提示します。
導入時の案内では、QRコードの有効期間は発行から48時間です。旅行の何週間も前に取得するe-Visaと同じ感覚で操作せず、到着予定に合わせて発行しましょう。
QRコードは保存し、印刷しておくと電池切れにも備えられます。紙方式との併用状況や対象空港は、出発前に最新の案内を確認してください。
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エジプトの1回入国と複数回入国は旅程で選ぶ

ビザは観光地の数ではなく、エジプトへの入国回数で選びます。カイロからルクソール、アスワンへ国内移動する旅なら、それだけで複数回入国ビザが必要になるわけではありません。
一方、エジプトから別の国へ出国し、再び戻る周遊では再入国の準備が必要です。e-Visaの複数回入国は65米ドルのため、旅程が決まった段階で比較しましょう。
旅行の予定 | 選び方の目安 |
|---|---|
エジプトへ入り、観光後に帰国 | 1回入国を検討 |
国内線や国内のナイル川クルーズで周遊 | 国内移動だけなら入国回数は増えない |
他国へ出国後、再びエジプトへ入る | 複数回入国など再入国の条件を確認 |
単一入国ビザで一度出国すると、残りの日数だけを理由に再利用はできません。国境を越える順番から手続きを考えるのがポイントです。
ビザの有効期限と滞在できる日数を区別する
ビザを使って入国できる期間と、入国後に滞在できる日数は別です。紙の到着ビザでは通常、最長30日の滞在が案内されています。e-Visaも、発給された文書の期限と滞在条件を確認してください。
複数回入国できるからといって、無期限に滞在できるわけではありません。帰国便は、実際に認められた滞在期限に収まるように手配します。
長く滞在する予定がある場合は、旅行前に大使館などへ相談しましょう。現地で簡単に延長できると見込んで、出国日を決めるのは避けたいところです。
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パスポートと入国審査の必要書類を確認

パスポートは、エジプト到着日から少なくとも6か月の有効期間が必要です。査証などに使える空白ページも確認してください。出発日ではなく、到着日を基準に数える点が重要です。
e-Visaの申請前に旅券の更新が必要か判断しておきましょう。申請後に更新した場合は、発給されたビザと新しい旅券の扱いを確認する必要があります。
入国審査に備え、次の書類や情報をまとめておくと便利です。
書類・情報 | 確認する内容 |
|---|---|
パスポート原本 | 到着日から6か月以上の有効期間、空白ページ |
e-Visaの印刷物 | 事前取得した場合の承認済みビザ |
航空券の予約情報 | 帰国便または次の目的地への出国予定 |
ホテルの予約情報 | 宿泊施設名、住所、滞在日程 |
旅行日程 | 訪問先と移動の予定 |
宿泊先と出国予定をすぐ説明できるようにする
入国審査では、旅行の目的や宿泊先、出国予定を確認される場合があります。ホテル名と住所は英語表記でも保存し、通信がなくても開けるようにしてください。
個人手配で複数都市を巡るなら、最初の宿泊先だけでなく全体の旅程も整理します。ツアーの場合は、旅行会社から受け取った日程表を持っていくと説明に役立つでしょう。
ビザの承認は入国を保証するものではありません。予約情報と説明に食い違いがないように、出発前に確認しておくことが大切です。
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エジプトのビザに関するよくある質問
-
子どものe-Visaは親のアカウントから申請できる?
公式案内では、親のアカウントから子どもの申請が可能です。親のビザで子どもも渡航できるという意味ではありません。子ども本人の旅券情報と申請結果を確認してください。 -
旅行を取りやめたらe-Visaの申請料は返金される?
e-Visaの申請料は返金されない規定です。旅程変更や取りやめの可能性があるときは、申請時期も考えて準備しましょう。航空券やホテルのキャンセル条件とは別に扱います。 -
ツアーに申し込めばビザも手配してもらえる?
ビザの手配が含まれるかは、旅行商品の契約内容によります。代行の有無と追加料金、本人が用意する書類を確認してください。本人が到着時に取得する契約なら、現金などを準備します。 -
英語が苦手でも到着時の手続きはできる?
宿泊先、旅行日数、帰国便を英語で示せるように準備しましょう。質問を聞き取れない場合は、予約確認書や日程表を見せる方法もあります。言葉が不安なら、事前申請で到着後の手続きを減らすのも一案です。 -
カイロで乗り継ぐだけでも観光ビザが必要?
入国審査を通るかで、必要な確認が変わります。荷物の受け取りや空港外での宿泊があれば、入国が必要になる場合があります。乗り継ぎだけという判断で省略せず、利用便と旅券の条件を航空会社へ確認してください。
まとめ|エジプトのビザの取得方法を確認したうえで入国準備を進めよう

エジプトのビザについて、取得方法と料金、入国前の準備を整理しました。初めての観光旅行なら、日程に余裕を持ってe-Visaを取得すると、到着後の動きが分かりやすくなります。
旅行前に押さえておきたいポイントは、以下の通りです。
• 日本の一般旅券で通常の観光をする場合は、ビザが必要
• 事前のe-Visaは1回入国30米ドル、複数回入国65米ドル
• 紙の到着ビザとカイロのデジタル方式は、料金・支払い方法が異なる
• 旅券の残存期間、ビザの承認、宿泊先と出国予定を確認
まずは入国回数と到着空港を決め、必要な書類をそろえてみてください。Trip.comで航空券とホテルの変更条件も比較しながら、ピラミッドやナイル川を巡る旅を具体化していきましょう。
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佐藤は、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、主に国内旅行、ホテル、航空券、旅行ノウハウに関する記事を執筆しています。SEO記事や独自リサーチ記事を中心に、読者の疑問や不安に寄り添うコンテンツ制作を行っています。 これまで福岡・沖縄・長崎など国内の旅行先を訪れ、観光スポット、宿泊エリア、空港や駅からのアクセス、現地での移動手段など、実際の旅行計画で役立つ情報に関心を持ちながら旅をしてきました。 記事内では、Trip.comのデータと公式サイト・公的機関・観光関連サイトの情報を組み合わせながら、料金やアクセス、予約のコツ、滞在エリアの選び方などをできるだけわかりやすく整理するように心がけています。 また、長年のSEOライター・ディレクター・マーケターとしての経験を活かし、検索ユーザーが知りたい情報にスムーズにたどり着ける構成づくりを重視。 ホテルや航空券を比較する際の判断材料を整理し、旅行前の迷いや不安を減らせる記事制作を目指しています。 ライター経歴 2019年 フリーランスライターとして活動を開始。SEO記事を中心に、Webメディア向けのコンテンツ制作を行う。 2020年 SEO検定1〜4級、ネットマーケティング検定、ビジネス著作権検定などを取得。 検索エンジンやWebマーケティング、著作権に関する知識を記事制作に活かす。 2022年 ディレクターとして活動を開始。 コンテンツマーケティング、ライターの育成指導などを担当する。 2023年 SEOマーケター、取材ライターとしても活動開始。 検索意図の分析、既存記事の改善、取材をもとにした記事制作、施策の考案にも携わる。 2026年 Trip.comに参画。国内旅行やホテル、航空券、旅行ノウハウを中心に、旅行ガイドや比較記事の執筆・編集を行っている。 主な資格 ・SEO検定1〜4級 ・ネットマーケティング検定 ・ビジネス著作権検定 これまでに訪れたことのある地域 これまで国内では、福岡・沖縄・長崎などを旅行。 短期旅行を中心に、観光地巡りや街歩き、宿泊エリアの選定などを経験してきました。 旅行記事では、現地を訪れる前に知っておきたい基本情報や、予約前に比較しておきたいポイントを丁寧に整理することを意識しています。 今後も国内旅行を中心に、読者が安心して旅行計画を立てられる情報を発信していきます。




